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兵は拙速を尊ぶ

兵は拙速を尊ぶ。

これは孫子の兵法で、戦い方が上手くなくても速いほうが良い。というものが一般的な解釈。

調べていくと、別の解釈もあった。

目的を達したら、欲をかかずに、深追いせずに、早く収める。これは結果に対して拙速と言っている。要は、あまり欲張るなということ。
前者と違うことは、プロセス自体は上手いこと。
事前の準備は決して怠っていない。


「準備が不十分な状態だが、早めに早めに物事を行うべし。」

「準備はしっかりやって、その上で結果について深追いせず、次のことを考えるべし。」

兵は拙速を尊ぶについて、2つの解釈があがった。

ふむふむ。
言っていることは少し違うが、どちらも先のことを考えているという点で共通しているなと考えた。

前者は、物事を早め早めに行えば、それに応じた結果がわかる。
早く結果がわかれば、より早く修正することができて、最終的にはいいよねって話。

後者が、準備をしっかりやって、結果が5割の出来でも9割の出来でも気にせず、新しい次のやるべきことに対してまた準備をして、進んでいくのがいいよねって話。


教授が急に孫子の兵法について語り始めて、気になっちゃったから調べてみた。
先生の言ってる感じからすると、前者の解釈だったかな。

「準備は怠るな。」

「行動は早くしろ。」
なぜなら、結果が早くわかるから。そして、修正すればよりいい結果に近づく。

「結果にこだわりすぎるな。」
やるべきことはそれだけではない。次のことを考えて準備し、取り掛かれ。

ディプロマはこのことを頭に入れて取り組もう。


似たようなトピックがもうひとつ。

私は、完璧主義より合格点主義というものでありたいなと思う。

完璧を目指しすぎると心が疲れてしまう時がある。
完璧を目指すのではなく、
できないものはできないと割り切ったり、時には負けを認めたりする考え方を合格点主義とする。
そうすれば、物事を早く進められるし、失敗しても過度に落ち込まずに済むし、頑張りすぎも防げる。

不完全でもいいんです。

私はいつも70、80点を目指す生き方を目指している。
100点ではなくていい。
平均以上の80点を取れれば、上位20%にいられるだろうという考え。

完璧を目指すといつも何かに囚われてしまう。
割り切りも大事。
キーポイントだけはしっかりやっとけばなんとかなる。


終わります。
では、また。

2021/11/20
こばちゃん

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