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【#09】『デューン 砂の惑星 PART2』レビュー

どうも、コバーニャです。

先日、映画『デューン 砂の惑星 PART2』を観てきました。
実はオッペンハイマーと同じ日に観まして、
両方とも2時間半〜3時間の映画でなかなかの疲労感でした🤗
というわけで感想など。

ちなみに、
この感想はあくまで暇を持て余した素人のおじさんの個人的な感想なので、
暇つぶしくらいに読んでもらえれば!

レビュー

『メッセージ』『ブレードランナー 2049』でお馴染み、
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品の『デューン 砂の惑星 PART2』。
2021年に公開された『デューン 砂の惑星』の続編ですね。

フランク・ハーバートの同名小説を基にした作品で、
過去にはアレハンドロ・ホドロフスキーが映画化しようと
構想・企画しますが頓挫し、
デイヴィッド・リンチが映画化しますが「世紀の失敗作」と烙印を押され、
「デューン」の名前が呪いの呪文として一人歩きしていた現代において、
ドゥニ・ヴィルヌーヴは独特の映像美と旬の俳優陣を使い、
前作『デューン 砂の惑星』で見事に成功(作品的にも、興行的にも)してみせました。

その続編である今作、、、

こーれは『見る価値アリ』です!

突っ込みどころも満載ですが、
もうそんなこと気にせず、
大画面・高音響でポップコーン片手に観ましょう!

ストーリー

砂漠の惑星アラキスを舞台に、ここでしか採れないめっちゃすごい香辛料「メランジ」の管理権をめぐって、
とにかくイケメンのポール(ティモシー・シャラメ)が陰謀に巻き込まれつつも成長していく物語です。

皇帝、気持ち悪い真っシロ公爵家、とにかく怪しい修道女集団、
原住民、でっかい砂虫(ワーム)が入り乱れ、
最終的にはポールが自らの運命とアラキスの未来を切り開く姿が描かれます。

でもストーリーなんて気にしないでください。
あなたはティモシー・シャラメだけ見ればいい。

それだけです。

映像

まさにSF。圧巻の一言です。
ぜひ映画館、欲を言えばIMAX、
さらに欲を言えばIMAXレーザーで観ましょう。
惑星アラキスの砂丘を流れるスパイスの煌めきが本当に美しいです。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ(以下、ドゥニ)の独特の美的感覚で作られたセットにも感服です。
とにかく衣装がかっこいい。
宇宙服、怪しい修道女集団の宗教的衣装、フレメン(原住民)の砂漠に適用した装備、
どれも最高です。

でも、ドゥニの描く建築物はあまり好きではないです。
生活感が無さすぎて。

音楽

我らがハンス・ジマー!
(余談ですが僕の『あつまれ どうぶつの森』の島の名前はハンス島(じまー)です。2回目
砂漠の壮大な風景と、そこを懸命に生きる人々を想起させる宗教的BGMが印象的です。
でも個人的にはサントラ買う程ではないかな〜。

キャスト

とにもかくにもティモシー・シャラメ。
三度の飯よりティモシー・シャラメ。
正直ポップコーン食べなくてもティモシー・シャラメでお腹いっぱいになれます。
でも砂漠の映像で喉が乾くので飲み物は買っておきましょうね。

ティモシー・シャラメ。かっこよすぎだろ

そしてそして、
敵対するハルコンネン家の甥のフェイドとして今作初登場のオースティン・バトラー。
この俳優さん、全然知らなかったんですが、
ええやん。かっこいいやん。
ハルコンネン家なのでこのキャラも真っシロ族なんですが、
それでもええやん。かっこいいやん。
これから期待の俳優さんですね!

オースティン・バトラー。真っシロで坊主なのにかっこよすぎだろ

個人的に『アレ』だった点

まあ、なんというか、
全体的に突っ込みどころ満載でした。
自分は原作未読なのでそう思うのかもしれませんが、
なんでそうなるん!
っていうことが多すぎて(青い水飲むと未来見えるとか妹の件とか)、
もうどうにでもなれという感じでした😅

総評

でも、そんなこともどうでもよくなるくらい圧巻の映像美と音楽(そしてティモシー)でした。
これこれー、これがSF映画の醍醐味よ。
できればぜひ、大画面・良いスピーカーで見て欲しい作品です。
ってか、ぜひ映画館で観ましょう!

Part3も制作決定とのことですので、
次も楽しみですね!

というか、前作『デューン 砂の惑星』が公開されたときも、
最初はPART2が作られるか決まってなかったようなので、
なんかいろいろと苦労を感じさせますね……。
映画製作って本当に大変なんだな……。
『ホドロフスキーのDUNE』を観た自分にとってはいろいろと感慨深いです。

というわけで、映画って本当に素晴らしいものですね。
それではみなさん、また会う日まで。

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