高配当株紹介 その1

コンセプト

まずはどの様な着眼点で銘柄を選定するかですが、一定期間、配当を減らしていない。自己資金比率が高い。安定した収益を上げている。と言った条件を満たしている銘柄を紹介していきます。

当アカウントの紹介をベースにして頂き、ご自身で裏付けをして投資の際の参考にして頂ければと思います。

まだ、上昇トレンドになっていないので投資タイミングとしては時期尚早かもしれませんが、年初来安値となっており、日経平均が急回復する中、完全に出遅れていますので、今後に期待して投資しました。


ピックアップ銘柄

SANKYO(6417)

株価 2635円(2020年7月10日)

予想配当 150円(利率5.69%)

自己資金比率 82.4%

純利益(億円)

2015年 87

2016年 104

2017年 17

2018年 55

2019年 133

2020年 130

2021年予 86

配当金推移、配当性向(対純資産)

2015年 150円 3.4%

2016年 150円 3.4%

2017年 150円 3.5%

2018年 150円 3.6%

2019年 150円 3.6%

2020年 150円 3.5%


昨今、規制の強化、更に現在はコロナの影響を諸に受け苦境にあるパチンコ業界ですが、SANKYOは過去の好調だった時期の利益剰余金を豊富に蓄えています。

かつ、企業側からも配当に重きを置いている発表もあり、また、純資産に占める配当性向もまだまだ、低水準である事から、今後しばらく、配当が減る可能性は低いと考えます。

また、現在のコロナ禍において、パチンコ業界もまた、しばらくは苦しい状況が続くとの大方の判断から、株価の戻りは非常に悪く、現在も下値を探る状況ではありますが、保有する現金等1922億、その他資産も含めた利益剰余金2575億に対して時価総額1978億と売り込まれており、割安と判断しました。

また、過去にはSammyはセガと資本提携をしたり、ユニバーサルは映画に進出したり、様々な小さなメーカーが大手に合併されたりと、パチンコメーカーは過去に得た豊富な資金を元に様々なアクションを起こしています。

SANKYOもこうした動きがあるかもしれません。

その際には株価の見直しが行われるでしょう。

現在の株価は2001年の2620円、2003年の2265円に迫る水準になっており、そろそろ買い戻しが入るのではないかと思われます。

年初来高値は3970円となっておりますので、配当益を得つつ、高値水準まで保有する方針です。