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累進配当株、ご存知ですか?

上場をしている企業は自社の株価を上げる為に様々な施策を行っています☝️

その中でも今回ご紹介する累進配当、配当益を目的に投資を考えている方には是非知っておいて欲しい企業政策の1つです。

そもそも、配当とは利益の一部を株主にキャッシュバックするものです。

ですので、その時に提示されていた配当額が常に継続されるという保証は全くありません😅

せっかく配当を目的に株を買ったのに、その額が下がってしまったら意味がないですよね❓


✨そんなあなたにお勧めするのが累進配当株と呼ばれる物です✨


まず、企業は何故、配当金を出すのでしょう❓

それは株を長期で持ってもらう事、また、株価をあげる事を目的としています☝️

株主に配当という形で利益を還元し、投資家の注目を集める事で株価をあげる≒企業価値を高めようとしています。

そして、業績の浮き沈みこそあれ、配当を上げ続ける、または、少なくとも維持する企業政策を採っている銘柄を累進配当銘柄と呼びます。

減配=配当を減らす事は私達にとってもデメリットですが、企業にしてみても株価を下げてしまう要因となります。

ですので、堅実な運営をしていて、資本力もある企業の中には累進配当という政策を採る企業があるのです☝️

ただ気を付けて欲しいのですが、累進配当は無条件にいつまでも続けられる物でもありません❗

配当の出所は企業の利益なのですから、業績が、ずっといまいちだと、いつか配当が払えなくなりますよね🤔

そこで注目して欲しいのが配当性向です☝️


配当性向とは、その企業が設定している配当が利益の何%にあたるかという指標です。

累進配当を政策としている企業が、業績が悪いにも関わらず、ずっと続けるとどうなるでしょうか❓

最終的にはもちろん、減配となるのでしょうが、その前に配当性向に影響が出て来ます。

そんなに利益がないのに、減配を避ける為に配当を維持する訳ですから、徐々に配当性向が高くなるでしょう🤔

あまり企業の事を悪く言いたくはないのですが、1つだけ例を。

日本たばこ産業(2914)、高配当株として有名なJTです。

昨今のタバコ離れの影響などで業績はあまり良くなく配当性向は90%ほどです。

海外進出などで頑張ってはいるようですが、個人的にはタバコ産業は厳しいように思うので、減配も視野に入れておいた方が良いように思います🤔

これはあくまでも、個人的な意見です。

ちなみに、JTはまだまだ大丈夫というのが大半の意見みたいです😅

最後に累進配当銘柄をいくつか紹介します😄

NTT(9432) 

利回り3.32 配当性向 40

NTTドコモ(9437)

利回り 3.86 配当性向 58.6

KDDI(9433)

利回り 3.36 配当性向 40.5

オリックス(8591)

利回り 3.96 配当性向 30.0

東京海上ホールディングス(8766)※2018年は特別配当70円加算

利回り 3.66 配当性向 65.3

ブリヂストン(5108)

利回り 4.11 配当性向 41.2

三菱商事(8058)

利回り 4.6 配当性向 33.6

ドコモ、KDDIは5Gの運用も始まりますし、安泰でしょうね🤔

配当性向について気になる方、こちらのサイトお勧めします。

累進配当とはずれてしまいますが、ネット証券のサイトなどで高配当銘柄を探す

→上記のサイトで配当性向を調べる

結構、いい株見つかります。

日本カーボン(5302)

利回り 5.09 配当性向 22.8

業績はそんなに良くないですが、配当だけに絞ればありですかね❓

この手の銘柄は為替とかにかなり左右されるみたいなので、難しいかもしれませんが😅

今回の記事はどうでしたか?

参考になれば幸いです🙇

今回の記事は、株には値上がり益=キャピタルゲインを狙う以外にも、配当益=インカムゲインを狙うというお話でした。

実は株式投資には、上記2つを同時に狙える方法があります…

詳細はまた、別の記事でお話します❗ 

是非、また、読んでくださいね😄