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久々のクラシック番組鑑賞からの

お正月モードもそろそろ終盤の今日。
たまたまつけたTVで久々にニューイヤーオペラコンサートを鑑賞しました。

実は大学時代、声楽をかじっていたわたくし。
こっそりと辛口コメントをしつつ楽しませていただきました。

【辛口コメントの一例】
・歌詞が不明瞭だなおい
・バッティストーニのテンポ感についてこれてないじゃねーか
・歌手よりオケに拍手をしたい。。。
・声質と役が合ってないよ。。。
・ビブラートの幅が大きすぎるよ。。。

以上、これ以上書くと非常に感じ悪いので、このくらいにしておきます。

オペラ大好き!なのですが、勉強をしていた当時から今まで、亡き名歌手の(今となっては『すごい』としか言いようがない)音源ばかりを聴いていたので、どうしても批評が先に立ってしまいます。
とはいえ、アマチュア批評家ほど質の悪いものはいない。
ほどほどにしておかないといけませんね。

批評じゃなく、好みのものをのっけていこう。

東京での名演。
マリオ・デル・モナコの背が低いとか、演技がちょっとアレとか、いろいろネタは多いのだけれど、やっぱり歌が素晴らしい。
それだけで感動的ってすごい。すき。

だいぶ古いけれど、今日と同じNHKニューイヤーオペラの映像かと。
直野資さん。すき。
パリッとした声と歌い方が、まさにイタリアオペラにぴったり。
そして歌詞のドラマティックさに震える。

大好きなレナータ・テバルディ。
やさしいのにドラマティック。最高。
彼女の高音ピアニッシモ、生で聴いてみたかったなぁ。

若かりし日のブリン・ターフェル。
大柄な見た目と、のびのびとした声が大好き。
男2人のデュエットは渋いですね。

ということで、勝手に好きな動画ばっかりをアップしてみました。
クラシック音楽は再現芸術。
音楽に忠実であること、誠実に楽曲の魅力を表現すること。
それらが大前提なのです。

さらに忠実に再現するには技術が必要。
だからこそ、演奏家の皆さんは日々訓練しているのです。

今日久しぶりにクラシックの番組を観ながら、演奏家の皆さんの並々ならぬ努力に思いを馳せつつ、やっぱり辛口毒舌が止まらない自分自身に苦笑してしまったのでした。
ほどほどにしておきます。笑


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