ライフスタイルのコンテンツが観たい、とようやく言える
私は「北欧、暮らしの道具店」のコンテンツが好きで、とくに読みものやPodcastに触れることが多い。
このご時世になってからは映像コンテンツも増えていて、気になっていた。観てみよう観てみようと思いつつ、ずるずると今日まで来てしまっている。2022年こそ触れたい、と胸を張って言ってみよう。
ライフスタイル系メディア、と言っていいのかはわからないけれど、たぶんその類である。我がままに生きて、自分がしっくりくるものを探したいと思っている今年の私に、フィットするときがきた。
「ライフスタイル」を口にするのは、必要以上に背伸びをしている気がして心がもぞもぞしていた。がむしゃらさを第一に考えていた昨年までの私にとって、生活を考えることそのものが夢のまた夢だったから。
でもいまは地面にちゃんと足をつけた状態で、目線の先に"ライフスタイル"がある感覚。まだ自分のものにはなっていないけれど、目の前にちゃんと存在している。そんなかんじ。
映像としてライフスタイルを観ても、ただ流れていくことなく自分のなかにしっかり染み込んできてくれると思う。
書いていたら、観るのがとても楽しみになってきたな。
正直に言うと、映画やアニメなど長編の映像作品にはもっぱら腰が重くなってしまった。
いまの私にとっては集中力が続かなくて。
作品のせいだとかそういう話ではなく、単純に私の性質の問題。
本筋とは関係ないところが気になって、あれこれ考えていると話が先に進んでしまうのだ。さっきの部屋の電気の色がきれいだったなあとか、いま吹いてきたそよ風は気持ちよさそうだなあとか。
しまいにはどんな言葉が合うかなあ、などとぐるぐると思考を巡らせてしまって、気づいたらあれ?なんの話だったっけ?状態。
作品の見方に正解などないから、ひとつのことに想いを馳せてもいいのだろうけど、舞台上に立ったことがある身としてはなんだか申し訳ないと思う。いま考えているもの、伝えたいことじゃないよな、程度であればわかってしまうのだ、残念ながら。
あと主人公の感情の起伏が激しかったり、大嵐のなかで物語が進んでいたりするのを観るのも、私にとっては難易度が高い。よくわからないけれど刺激を受けすぎてしまう。
あーー、書けば書くほどかくれ繊細さん(HSS型HSP)の性質を発揮している気がしてきた。
話があっちこっち飛んでしまったが、とにかく「北欧、暮らしの道具店」の映像コンテンツは全制覇したい。今の私なら純粋に楽しめる、と思えるのだ。
どんなに些細なことが気になっても、なんだか許してくれそうですしね。
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