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満子と幸志の日常(2020/01 〜 )

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舞台は福島県耶麻郡西会津町の限界集落・奥川・山浦。長年学校の先生を勤めた御年81歳の満子と埼玉県出身27歳・下宿人の幸志の親子のようなほのぼのとした日常を書き綴ったベリーショート…
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記事一覧

✳︎満子と幸志の日常 #42✳︎

【速報】満子はようやく携帯の連絡先入力を覚えたようだ。たまに、"んひゃわw"と言う変な連絡…

Kozzzzzzz.H
4年前
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✳︎満子と幸志の日常 #41✳︎

奥川・山浦でも新年度がようやく始まりました。 この時期は集落の初区会が各地で行われる。同…

Kozzzzzzz.H
4年前
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✳︎満子と幸志の日常 #40✳︎

携帯を大事そうに箱に毎回しまう満子…笑 いつか携帯を携帯する日を夢見て、今日もアナログか…

Kozzzzzzz.H
4年前
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✳︎満子と幸志の日常 #39✳︎

満子のもとにも時代の波というやつが来たよ。 下宿人が家に帰ると、机の上には目新しい紙袋が…

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4年前

✳︎満子と幸志の日常 #38✳︎

『今宵は月が綺麗ですね』とぽつり、下宿人 夏目漱石は英語の『I love you』をそう訳したそう…

Kozzzzzzz.H
4年前

❇︎満子と幸志の日常 #37❇︎

良い天気なだけで、どこか気分がウキウキしてくる奥川春日和。 満子は最近健康のために、少し…

Kozzzzzzz.H
4年前
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❇︎満子と幸志の日常 #36❇︎

些細なことにも感謝を忘れず、"ありがとう"と伝え合おう。 この間、久しぶりに下宿人のお勤めでもある満子のコーラスサークルへの送迎だった。いつもの様に #同気食堂 で馬刺し定食を食べながら、お互いに初恋の人と久しぶりに会ったがごとく恥じらいながら「2人で食べに来るの久しぶりだね」と言葉を交わす。下宿人は続けて「いつも迷惑かけてばかりだけど、ありがとうね。」と言った。満子も「いやいや、こちらこそ助かってるよ。」と返す。普段、一緒にいる時間が長い間柄ほど感謝を忘れがちだが、些細な気

*満子と幸志の日常 #35*

たまにカメラで写真を撮られると魂撮られるからやめて! と言う人いるけど、満子もどちらかと…

Kozzzzzzz.H
4年前

❇︎満子と幸志の日常 #34❇︎

世代間の価値観や文化の違いによる意見衝突は良くあること。 1週間近い東北出張に出ていたのだ…

Kozzzzzzz.H
4年前

❇︎満子と幸志の日常 #33❇︎

国道49号線を横道に入ると、そこには"天空の郷☃️"が… 西会津町は阿賀川の水系に恵まれた自…

Kozzzzzzz.H
4年前

❇︎満子と幸志の日常 #32❇︎

最近の流行り病ではないが、満子も体調不良で元気がない。 西会津町は節分以降も雪が降ったり…

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4年前

❇︎満子と幸志の日常 #25❇︎

さゆりヶ丘は多様性に溢れた元気な町と言うお話。 下宿人は時々、奥川を出て他の地域にも出張…

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4年前

❇︎満子と幸志の日常 #31❇︎

西会津高校の初めての探究成果発表会へ!でも、満子は招待されていたけど体調不良のため自宅待…

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4年前
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❇︎満子と幸志の日常 #30❇︎

奥川唯一の商店であり、西会津唯一の移動販売「福島屋」 満子と下宿人も良く使わせていただいている商店。品揃えが豊富で、奥川集落にとってなくてはならないインフラとなっている。この1軒がなくなってしまった時にここに住む高齢者の方々はどうするのだろうか…町中に出るには15分はかかり、車がないと若者でさえ厳しい山道だ。地方は自給自足をしている世帯も多いが、日用品など必要なものは出てくる。生活には近くの商店や移動販売が欠かせない。移動販売は事業として採算が合わないところもあり無くなりつつ