こじらせ社員、牛のお尻で歯ぎしり

「広報の仕事がしたい」という目標へ向け、(やや的外れながら)具体的なアクションを取り始めたコウタロウですが、会社では広報と関連の無い業務に従事する毎日。

【仕事をルーティンにしてしまった】
前職での最後の3年間は「カスタマーサービス業務(CS)」に従事してました。そして我ながら、こじらせてました。仕事の内容は、セールス担当が取ってきた案件にてお客様と現場の間に立ち、サービス提供のアレンジをするというもの。そしてこじらせた理由は、仕事をルーティンにして、頭を使わなくなってしまったから。プロとして最低限の仕事はしますがそれだけ、もちろん自分の成長など感じません。CS業務は“ルーティンの要素が強い”とは思いますが、“ルーティンにするかしないか”は担当者それぞれなのに。

「鶏口牛後」という四字熟語があります。高校の時に習ってからずっと頭に残っています。『大きな集団の末端より、小さくても長となって重んじられるほうがよい』という意味。当時の私は牛の尻ながら受け入れられずくすぶり、一方同期や後輩はどんどん進んでいく。そういえば国語で「ごまめの歯ぎしり」ということわざがあったな。『実力のない者が、いたずらに苛立ったり悔しがったりすることのたとえ』。まさか学んだ15年以上後にこの両者が揃い踏みするとは、人生のはかなきことよ。。

もちろん頑張ったこともありましたが、続かない。理由を考えてハッとしました。「おれ、自分がやりたいことでしか頑張れないやつなんだ・・・」。日本企業の総合職として致命的とも言える事実に気付いた瞬間でした。

そうと分かれば広報になった時のために役立ちそうなことを、手当たり次第にやってみよう!という話は、次回書きますね。

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