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キーボードの話1

私はPCのキーボードなどの入力デバイスが好きだ。日々使う道具だからこだわりたいというのもあるし、沼と言うべき深い領域なので様々なキーボードを使ってきた。デバイスの話は本当に多岐にわたって尽きないので、今回はPCのキーボード設定(Windows10)の話を少し。新しいPCを手に入れて私は最初何をやるかというテーマで書いていく。

CapsLockキーをなんとかする

PCのキーボードは昔からあるタイプライターのキー配列が元になっている。ということで今となっては意味不明としか思えないキーがある。それがCapsLockキーだ。ご丁寧にCapsLock状態のときにキーにランプが点灯するものもあったりするが非常に目障りだ。また大抵の場合このキーは他のアルファベットキーよりも大きい、なんとかしたい。

そこで私はCapsLockキーをCtrlキーとして使えるように細工をする。CapsLockとCtrlをスワップするもの、あるいはCapsLockにCtrlの機能をアサインするもの、さまざまなユーティリティが世には存在してるのでこれは好みで選べばよいだろう。Microsoft Officeなどの一般的に良く使われるアプリケーションのショートカットでCtrlは多用する、”A”の左側がCtrlキーだとなんと快適なことか。是非これをお勧めしたい。

日本語キーボードの”無変換”、”変換”をなんとかする

そもそもPCのキーボードとして日本語キーボード(JISキーボード)はそもそも好みではない。やたらと大きいEnterキーや、"変換"、"無変換"、"カタカナひらがな/ローマ字”キーがあるのは美しくないし、おかげでSpaceキーが英語104キーボードと比べて非常に小さくなっている。(Shiftキーといい勝負くらいの小ささ!)

皆さんはIME(MS-IMEやGoogle日本語入力)を使って日本語入力していると思うが、このIMEのオン/オフはどのキーを使っているだろうか。おそらく左手小指をストレッチして”半角/全角”キーを使っていることだろう。半角英数とかなが混在している文章を多用している状況で、このIMEのオン/オフをこのキーで行うのは非常に苦痛だ。誰が考えたか知らないがこの極悪仕様から解放されたいので、私は下記設定を行う。

スペースキーの左側に”無変換”、右側に”変換”キーがあるが、これを使っている人は居るのだろうか。恐らく居ないだろう。なのにJISという規格のせいでいまだに存在している意味不明なこのキーをIMEのオン/オフに利用する。

具体的にはWindows10のMS-IMEの場合、プロパティ→(Microsoft IMEの設定)詳細設定→(編集操作)のキー設定を「変更」する。無変換にはIME-オフを、変換にはIME-オンをアサインするのだ。

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これで英数入力時は”無変換”、かな入力時には”変換”キーを押下することで快適に入力をすることが出来る。変換にはスペースキーを使うため、どちらのキーも左右の親指を使ってホームポジションを崩さずにタイプが出来る。

騙されたと思ってこの”無変換”、”変換”キー活用を試してみてほしい。やめられなくなるくらい快適なはずだ。それともう一つ。Windows10のデフォルト設定ではIMEのモードが切り替わったさいに画面中央に下記の通り「あ」とか「A」とか表示される。これも大変不愉快だ。早速MS-IMEの設定でプロパティ→(Microsoft IMEの設定)IME入力モード切替の通知のチェックを外そう。「画面中央に表示する」にチェックが入っているはずだ。

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ふう。これでようやくPCを使う気になるわけだ。新たにPCをセットアップするときにいの一番に行うのが上記の設定。これが終わってからようやく、ネットワークやメーラーの設定に移れる。

入力デバイスには個々の癖と好みがあるので十人十色だが、上記は是非お勧めなので試してほしい。ただし、ローマ字入力を行っている人がその対象だ。日本語キーボードのかな入力を愛用している皆さんには当てはまりにくいかもしれない。

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