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カラダのサイン

生育歴とも関係があるのだろうが、私は嫌なことや辛いことがあってもそれに向き合おうとしない。
何かが「出来ていない」のは自分ひとりの責任でそれが出来ない自分が悪いと考える。つまり私の何かが「足りない」と考えるわけだ。

私の考える理想像が現実的ではない、もしくは本来必要な目標に至るためのステップを考慮に入れてないのだろう。いずれにせよ、そういう理由でメンタル的にはまあまあ常にしんどい。

そして他人から見た自分の姿は素敵であって欲しいと考えている。だから本当の自分の気持ち、感情には蓋をする。それを長年、子供の頃から続けていると今本当はどう感じているかなんてわからなくなる。

その代わり、それらのネガティブな要素はカラダの症状として発現する。頻発するのは下痢だ。月末、期末は必ず下痢をする。これはストレスが一線を超えたサインとして私は捉えていて「あ、しんどいんだな」と考えてカラダを労わることにしている。早く帰ったり、早めに寝たり。

4月から新しい職責を担い、文字通りしんどい状況が続いている。そうしたら今度は新たな症状が発現した。急にフケが出てきたのだ。頭皮が荒れてかさぶたが出来て痒くて掻いて、とまあおかしくなった。すぐに市販の薬用シャンプーとクスリで対応したがこれには驚いた。

これこそがカラダのサイン。

今では、このサインに気づいたらそれなりの対処が出来るようになってきた。残業時間を減らす、睡眠の質を上げる、などなど。カラダを休めるように行動することで、これらのサインは徐々に落ち着いてくる。

「~べき」で固められた私の考えは私自身をがんじがらめにする、良くない考え方の癖だ。「誰がやっても出来ないものは出来ない」ことも多く、悪い結果がすべて自分で背負うのは誤っている。失敗もまた結果であって、貴重なフィードバックでもあるわけだ。

サボっていないのであればOKでしょう。あとはプライド(のようなもの)を捨てて周囲に助けを求めることが肝要、そのほうが組織にとってはずっと良い。


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