本当にそれで良いのか?

世の中の当たり前はたくさんあるけどさ、という話。

テレビの食レポで肉を食べる時の話。「おいしい」ではなく他の言葉を使わないといけないのだろうが、大抵は「柔らかい」を連呼する。
肉は柔らかいと「良い」「おいしい」のだろうか。ウェルダンなら固く、レアなら柔らかいに決まってる。本当に柔らかいのが良いならば超レアで食べれば?刺身でもいいや。私が知りたいのは味であって肉の固さではない。

目薬をさす(点眼)のがおかしい人を多くみかける。正しくは上を向いて、まつ毛が薬の容器に接することがないように何滴か目薬を眼球に点眼する。ところが上を向かず、点眼しようと色々な工夫で目薬をさすのはどうも違和感がある。
不衛生で結膜炎にでも罹患するのでは?と思うこともあり、正しく使えば良いのにと思うことがしばしばある。

たまたま思いついた上記二点以外にもおかしなことは街中でよく見かける。
本来の意味や仕組みを理解せず、或いは誤解しているから発生するのではと思う。今後も話題にすると思うが、要は「考えてない」のだ。

場当たり的な対処や勉強をする癖がついていて、深く考えないのは広義での教育の問題だと私は考えている。
これは本人ではなく周囲、外的要因によるものなので気の毒としか言えない。自分のおかしさにさえ気づかないからだが、せめてそのおかしさに気づけるような自己学習、学びの機会を絶やさないようしていきたい。

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