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日本語を学ぶ理由

(以下、イスラエルの友人談)

12歳の時、
住んでいた街の博物館で見た着物と根付の展覧会。
その、形、デザインに衝撃を受けた。
こんな美しいものが日本にあるのかと。
その夏、日本のサマーキャンプに参加し、
凧揚げ、蕎麦打ち、囲碁、日本語など、いろいろ体験した。
難しさ、深さを感じつつも、すごく楽しかった。
それから、日本はどんな国なんだろうと想像が広がっていった。

二十歳になり、遂に日本を旅行した。
東京に来ると、想像もしていないほどの大都市だった。
アメリカやヨーロッパでもない国で、
ここまでとは驚き、ワクワクした。
人が多く賑やかなのに、安全できれいなのも嬉しかった。

お寺、神社に行くと、時代劇映画で見るような景色があり、
心落ち着く香りが漂った。
温泉街の硫黄の匂い、田舎の大根畑の景色も脳裏に残った。

また、日本に行きたい!
どこでも自由に行けるようになりたい。
日本語を学び始めた理由だ。

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