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なぜCERBの早期返金に至ったのか

こんちにはKOです!今回の記事は、なぜ私が急ぎCERBを返金したのか、その記録です。心配症の私の、全部推測による決断です。どうするかは人それぞれです。

CERBもらったけど、この全額は私のものじゃない。

前記事で少し説明しましたが、ワーホリ中にダブルワークをしていて、フルタイムからレイオフされた私。通常のEmployment Insuranceが適用されれば、継続中のパートタイムで稼いだ金額によって、支給可能な差額のみがもらえるはずでした。

ところが、コロナウイルスに係るEIの申請が全てCERBに変換されてしまった結果、まず4月8日に$2000。その後EIのレポートを提出する毎に2週間分の$1000が2回振り込まれました。返金の決断前、私は$4000を受給していました。

平時なら、支給額を申請者毎にきちんと精査して支給するのでしょうが「今はそんなことしてらんない!」ということなのでしょう。もらったはいいものの「これ全部もらっていいんだぁ❤️」という訳には行きませんでした。

私の支給額は本当はいくらなの?

考える

カナダ政府の「working while on EI」のページのExample1を参考に計算してみると、私のフルタイム時の給与は、例と同じく週500程でした。つまり元々の支給額は週$275。しかし現在パートタイムで週400稼いでいるので、最終的な支給額は週$75, 4週で$300位?計算してみると割と多く感じますね。

しかしEIは課税対象です。年の総所得が低ければEIは非課税になる等の情報も見かけましたが、次のタックスリターンになってみないと、どうなるか自分でははっきり分かりませんでした。

次のタックスリターンまで寝かせるべきか?

Twitterで情報を探し回っていた際、このニュース記事を見つけました。

federal Minister of Employment(日本の厚生労働大臣みたいな人かな…?)が「CERBを受け取るには、自分は支給対象であると言うだけでいい。確認は後で行われる。次のタックスシーズンには全ての受給資格を確認する。」と言った、とのことです。

なら、次のタックスリターンの時に返金がいるならちゃんと教えてくれるってことね?なーんだ良かった、と一度は思った私でした。

いや、でも私どう返金するつもり?

私のwork permitの期限は2020年の6月中旬です。来年のタックスシーズンにはカナダにいません。

銀行口座を開けたまま帰国していいか調べたところ、CIBCからは「一部の口座を電話で閉めることはできるが、最後の1つは支店に来店しないと閉じれない。カナダに戻らないなら、帰国前に支店に来て閉めて帰って」と言われました。ここで帰国後のタックスリターンを自力でやる野望は消えました。

カナダの銀行口座が無ければ、タックスリターンは代行業者に頼むことになる。明らかに返金が必要な私は、代行業者から支払額の案内が来た時点で国際送金することになる。口座をキープできれば、オンラインでチャチャっと払えそうだったのにな。transfer wiseはあるけど…。その時期に元々自分のお金じゃないと分かっているとはいえ、お金がガクンと減って、しかも代行手数料も払うのか〜。

未来の自分に面倒ごとを残したくない

私はワーホリから帰国したら、日本でまた就職先を探そうと思っている。来年新しく仕事を始めたとしたら、忙しかったりお金が必要になる時期に大金を保持していて、本当に大丈夫か?(魔が差して使わないか?)

カナダにいる代行業者との、通常のタックスリターン+αの頭が痛くなりそうな手続きを、その時やるのか?受給資格の確認の為に、書類を送ったりも必要になるだろう。work permitのコピーも結局送ってないし(^O^)手間が増えるから、代行業者もCERB受給者は金額上げそう…。日本円にして2ヶ月で4万と幾らかの為に?

めんどくさそう、と思ってしまった。

自分のものでないと分かっているお金を持っておくのも、そもそも気分が良くなかった。

お金

帰国前に清算して帰ろう

そういうことで、返金方法を確認し、さっさと返金してしまった。お金を持ったままだったら、この後のカナダ政府の動向を来年までずっと追っかけることになる。自分の性格上気になったら永遠に調べるので、それは防ぎたかった。

幾らかはEI(CERB)の恩恵を受けれることは分かっていたが、その金額のことよりも、それにかかる手間ひまを重くみた。これで、次のタックスリターン時はT4をもらって業者に送るだけで済む。願わくば昨年分と同じく還付沢山で嬉しいですうという結果に終わりたい。

私の返金はいつ受理されるのか?

これはまだ分かっていない。CRAにメールアドレスは登録してあるが、一筆添えた際に「受け取ったら何かアクションちょうだいよね」って書いとけば良かった。カナダポストの追跡サービスによると25日差し出しの30日到着予定だ。到着後は受取人のサイン等もウェブ上で確認できるらしい。

どうなったかは返金方法の記事に追記します。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

※クレジット無しの画像は「いらすとや」様よりお借りしました。


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