2023年7月 月報
はい!!! 遅刻しております!!!色々理由はあるが!! 最後に突っ込んでおきます!!
なんでか7月は6本ライブに行ってるんでね……行き過ぎですね……流石に……。
FLOWとfhánaとウマ娘と亜咲花と鈴木このみとmilktubのライブに参加しました。
こう並べてみるとぜーんぶハイカロリーですね。我ながら容赦がない。だいたい半年前〜数ヶ月前にライブの予定を入れているので、「なんでこんなに休みなくライブの予定を入れているんだ? 休めないじゃん」と文句を言いたくなることもありますが、予定を入れているのも自分なんですよね。うーん。バカ。
7/1 FLOW 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 2023 ~アニメ縛りフェスティバル~(幕張メッセ 国際展⽰場)
昨年のアニサマで発表され、その場の勢いでチケットを取った結果、いつの間にか豪華フェスに進化していて驚きました。当日は開演までトークショーやコスプレショーが行われるサブステージ、オリジナルコラボメニューもある飲食ブース、メンバーが考えた縁日もありとまさに「フェス」の様子。お酒も飲めたのは最高でしたね。FLOWにゆかりのあるアーティストや業界人を集めたクリエイターズトークや最後のよっぴーさんのDJもとても楽しかったです。そして本編! アニメ縛り自体は1度参加したことがあり、2018年の豊洲PIT振りだったのですが、その時よりも豪華に、パワフルに進化していました。ある意味定番曲や主題歌しかないんですが、その分全曲当たり、間違いがない。途中でゲストアーティストとのコラボや、声優さんのアテレコや映像演出も入り、20周年の特別なお祭りであることをひしひしと感じました。2022年のアニサマで聴いた「GOLD」もまた聴けて嬉しかったです。最後は出演者全員で「GO!!!」を披露し、最後はなんとサブステージに出演していた方も呼び込んで挨拶を行いました。サブステージの方々が語っていた「面倒見の良さ」「慕われる理由」を感じた瞬間でした。いやはや、FLOWのアニソンを浴び尽くした1日でした。楽しかった!
7/9 fhána Looking for the New World Tour 2023(duo MUSIC EXCHANGE)
duoってそんなに大きくない会場だし、なぜ今……? と思ったのですが、1stアルバム発売記念ライブがこのduo MUSIC EXCHANGEで行われたとのことで。fhánaのライブは演者も見えなくなるほどの強烈なライティングが独特だなぁと毎回感じています。舞台装飾もまた独特で、今回はPVで使われたオーロラのような布がステージの背面に下げられており、揺れるたびに表情が変わって面白かったです。
和賀さんが抜けてから初めてのライブだったのですが、今回のライブのギターの方をInstagramのストーリー経由でスカウトしたと聞いて、驚き……。憧れのアーティストからSNSでスカウトされるなんて、まるで夢物語、なんとも今っぽいなと思います。
セットリストはこの10年間をしっかりと積み上げてきたような、一つ一つに選んだ意図を感じるようなものでした。当たり前なんですが、遊びや捨てというものが一切なかったように思えます。ひとつひとつがfhánaの歴史で大事な曲だったんじゃないかなぁと。その中でも、暴れ出しそうな爆音とビカビカのライトの中で「Relief」を聴けて本当によかった……。そして、最後に「Outside of Melancholy〜憂鬱の向こう側〜」を皆で大合唱。初めて行ったライブでも披露し、その時の大合唱がとても楽しくて、その後のfhánaのライブに参加しだしたことを思い出しました。そうだったよな、こうだったよなぁと心がコロナの前に戻ることができたように思えます。
7/15 ウマ娘 プリティーダービー 5th EVENT ARENA TOUR GO BEYOND -WISH-(ぴあアリーナMM)
なんと!初めてのウマ娘単独イベントです。最近ウマ娘を始めたのもありますが、ゆーりさんが舞台メンバーが全員出ていると教えてくれて、その場の勢いでチケットを取りました。というか、まさか取れるとは……。なので今回はゆーりさんと同行しています。ぴあアリーナMMという1万人規模の会場とはいえ、かなりの倍率だったのではないでしょうか。ビギナーズラックということで……。開演までの会場付近もかなり賑わっており、今勢いのあるコンテツであることを強く感じました。キャラクターのカラーを身に着けた女性もちらほらと見かけて、意識の高さに尊敬の念を感じたり……。いつも動くことしか考えてない格好ですみません。当日パンフレットの代わりに日刊スポーツの特別号が販売されていたのも面白かったです。何なら会場内でも売り子さんが巡回して販売していましたし。
ライブ本編は、さすが、Cygamesのメインコンテンツといったところ。天井まで掲げられたモニターでの大迫力の演出、最初から最後まで惜しみなく使われる特殊効果、そして曲に合わせて綿密に作られた映像たち。最初にブワッと映像演出が左右に広がっていくのを見て、思わず涙が出ました。めちゃくちゃに金のかかった演出、大好きです。あと、久々に花道ががっつり使われているのも見れて嬉しかったですね。
この横浜1日目のハイライトといえば、やはり舞台メンバーが全員揃っているということ。舞台の曲もやってくれたらうれしいなぁくらいに思っていたら、舞台公演を短くアレンジして舞台パートとして再構成してきました。嬉しい涙。タップダンスの演出や、ウマ娘ならではの実況のお2人の声も相まって、かなり臨場感のあるレースパートも味わうことができました。
そして、礒部花凜さん……歌、うますぎないか? 元々シャニマスで知っていて、そこまで歌やダンスについて注視したことはなかったのですが、今回は主演の一人として見るとそのクオリティーの高さに驚かされました。とにかく通る声、際立つ存在感、そしてお顔のかわいらしさ……。後々調べたらガチガチにミュージカル出身ということで、どうりでと納得しました。まさに舞台に生きる女優でした。佐藤日向さんは言わずもがな、山根綺さんのキラキラと輝くような演技、今泉りおなさんの軽やかさも印象的でした。ストーリーを追う中で普通にうるうるとしてしまった……。
全体としては、途中で割とゆったりとMCの時間を取ったり、コールアンドレスポンスや企画のようなコーナーもあり、「ライブ」ではなく「イベント」と名付ける所以を感じました。最後のブロックではゲームで聞いた数々の名曲を畳みかけ、最高潮の盛り上がりでフィニッシュ。アンコールの「Gaze on Me!」では須藤叶希さんの指先まで神経の行き届いたダンスに見惚れていました。そう、これ、昨年10月のANIMAX MUSIXでも見ていて「やたらダンスが綺麗な人がいるなぁ」と覚えていたんですよね。また見ることができて嬉しかったです。
3時間半たっぷり、エンタメを感じられました。いーや、濃かったぁ……。
7/16 亜咲花 3rd Tour Who’s Me? ~Triple Crown~(duo MUSIC EXCHANGE)
この日は亜咲花から鈴木このみの2本回し。なぜこんなスタミナ現場をはしごすることになったのか……いや……なんでですかねぇ……。珍しく亜咲花のライブが昼にあるから……。ウン……。
これはオタクをわかりすぎてるツイート。
「Triple Crown」というライブ名にちなみ、競馬をイメージしたフラワースタンドも贈られていました。こういったフラスタ文化が戻りつつあるのも嬉しいですね……。本人も競馬好きということでかなり喜んでいたみたいです。
先述の通り、こちらは珍しく昼のイベント。このライブの後に他のイベントを回す予定の方もちらほらと見かけました。本人も「次の現場行かないでよ! ウマ娘? 鈴木このみ? 田所あずさ??」とMCで触れるくらい。このみんは新宿、ころあずはお台場ですが、ウマ娘は(なんなら前日参加しましたが)横浜みなとみらい。渋谷から横浜まで移動は結構大変だぞー。会場のduoは7/9にも訪れていましたが、横に広い会場でステージとの距離が一際近く感じます。フロア内に大きな柱があるので見えづらい場所もありますが……。2階がSpotify O-EASTとなっているので、ジャンプや人の重み対策と考えると仕方がないのかもしれません。
亜咲花のライブは、とにかく暴れさせてくれる!「殺人セットリスト」と称して激しい曲を休みなしで畳み掛けるゾーンがあるのですが、普段は前半に一箇所のところを今回はライブ前半と後半にセッティング。煽り、飛び跳ね、叫び、とびきりのライブセンスが光るパフォーマンスでした。
また、カバーでは「私は最強」と「失恋ソング沢山聴いて 泣いてばかりの私はもう。」を披露。前者は元々番組でカバーしていたのもありましたが、まさか生で聴けると思わず驚きました。「失恋ソング〜」もしっとりと感情を歌に込めていて、また新鮮でよかったです。こういう曲もタイアップで歌ってくれないかなと思うくらい。
あと、念願の「Edelweiss」を聴けて、もう、感無量でした。初期の曲なんですが、どうしてもゆるキャンのイメージが強くてあまりフェスなどで歌わないので、いつか聴きたいなと思っていて。真っ白なライトの中で歌う姿を目に焼き付けました。最高でした。前回もそうでしたが、MCやパフォーマンスからもアニソンシンガーとしての矜持・逞しさを強く感じたライブでした。最後に予定になかったアンコールでは、急遽リクエストを募り、「EternalStar」をワンコーラスだけアカペラで披露しました。そのサービス精神にもあっぱれ。
7/16 鈴木このみ Standing Live 2023 ~CALL~(新宿ReNY)
さて、渋谷から新宿に移動し、次のライブへ参加します。新宿ReNYはAiRIのライブぶり、約8年ぶりに向かいます。多分こっちかなーと新宿駅から歩いて行ったらばっちり迷いました。立体構造すぎてわからんもう……。さて、新宿ReNYは「ジャンプ禁止」の会場です。なぜなら多少のジャンプでもめちゃくちゃ揺れるから。なので、入場と同時に「ジャンプ禁止」と書かれた紙を手渡されます。注意だけでなく、目に見える形で渡されるのはなかなか珍しいんじゃないかなぁ…。まぁ、ジャンプしなくても縦揺れで十分ぐらぐらくるくらい床が波打つので、そういうアトラクションだと思って楽しみます。
実は、フェスでは何度も見たことがありますが、ワンマンライブは初めてです。昨年のANIMAX MUSIXで「Love? Reason Why!!」がブッ刺さり、その勢いでワンマンチケットを取りました。今回、スタンディングのワンマンライブは6年ぶりとのこと。結構ロックなライブが多いと思っていたので、少し意外でした。ファン念願のオールスタンディングライブということで、チケットはソールドアウトとなっていました。ぎっちぎちまで詰めました……。
ライブが始まり、「Nice to Me CHU!!!」ではお客さんとがっつり絡んで出身や今日聞きたい曲などを聞いていて、ワンマンならではのファンとの距離感を感じました。(ちなみに聴きたい曲は「Open Heart」でしたが、セットリストに入っていなかったため急遽アンコールで1コーラスだけアカペラで披露。ファン泣いちゃうでしょ)2021年のアニサマでも歌っていた「Absolute Soul」が結構昔の曲だったことに驚きましたが、デュオパートをお客さんががっつり歌っていてなるほどなぁと。最早お客さんとこのみちゃんのデュエット曲なんだなぁ……。聴きたかった「Love? Reason Why!!」も出だしがアカペラにアレンジされており、全体としてもお腹いっぱいの、あっという間に駆け抜けていったひとときでした。全体的にとてもパワフルで、元気をもらえるような、太陽のようなライブパフォーマンスだったなぁと思います。
そして、続けてMCなし・20分の「RESPONSE」公演が行われましたが、そちらのチケットは取っておらずそのまま会場を離れました。ただ、こちらはYouTubeでも同時配信・そして公開されているので、ぜひご覧ください。「鈴木このみのライブ」を凝縮して味わえる映像だと思います。
7/23 milktub結成32周年&bamboo生誕50周年記念公演「抱枕奇祭2023」(SHIBUYA DIVE)
7月のライブ締めくくり、そして7月のメインイベントと言って差し支えない、ライブハウスで抱き枕を振り回す「奇祭」。8年間心待ちにしておりました。8年前、SideMの1stライブと天秤にかけ(結局SideMの方は現地チケットが取れなかった)、何もわからないままニューロティカのあっちゃんの抱き枕を振り回したあの日、めちゃくちゃ楽しかったんですね。それがまた復活したのだと聞いたら参加する以外の選択肢はありません。先ほどから何を言っているのかという感じの文章が並んでいますが、端的に言うと「ライブハウスでペンライトや固いものを振り回すのは危険なので、その代わりに抱き枕を振り回すライブ」が抱枕奇祭です。狂うJapan。
まず、会場に入ると各自嫁or婿(抱き枕)がランダムで渡され、内臓(エアクッション)に空気を入れることになります。ライブハウスに入るや否やシューシューと空気を入れる音がいきなり聞こえてくるのはちょっと笑えてきます。口で入れるか空気入れを使って入れることになるのですが、参加者の方が持ち込んでいた電動空気入れをお借りすることができ、そこまで手間がかからずに魂を吹き込むことができました。本当にありがとうございます……。milktubのファンは鍛えられすぎているよ。
ちなみに今年の婿は花井是清さん。メインヒロインって聞いた。いい加減「MUSICUS!」をやるべきでは? はい……。
ライブ自体は17時30分からでしたが、先んじて17時から奇祭講習会が行われました。8年ぶりだからね。その様子がこちら。
この講習会だけでかなり疲弊しているのを感じました。自分の体くらいある抱き枕を全身でぶん回そうとすると、こんなに疲れるとは! ダイエットになるわ!! 普段はライブが終わった後にお酒を飲むためにドリンクチケットを残しておくことが多いのですが、今回ばかりは体力消耗がヤバすぎると感じて慌ててお水を交換しに行きました。同じように感じた人たちがカウンターに列をなしていて笑いました。物販のスタッフさんも息絶え絶えの我々を見て「もうライブ終わったみたいですけど!?」と困惑の様子。いや、これから生き残れるのか?
そして、始まる奇祭。まず脇腹が痛くなりました。抱き枕をぶん回すと脇腹が痛くなるんだぜ。ここだけの話。普段のライブでも身長の問題でbambooさんが見えないことはまぁまぁあるんですが、今回は輪をかけて何も見えませんでした。ずーっと視界が真っ白。と思ったらたまにステージが見えて、思っていたよりも舞台との距離が近いことに驚いたり。舞台の左右に抱き枕の振り回し方を指示してくれる妖精さんがいたのですが、正直その指示も見えませんでした。俺たちは雰囲気で抱き枕を振り回している……。
セットリストは、正直しっかり覚えているところがあまりないのですが……、久々に「NO, THANK YOU!!!」を聴けて嬉しかったですね。馬鹿! 夏! って感じの曲で結構好きなんですが、登場頻度がやや控えめ。あと、nano.RIPEとの対バンに引き続き「My Dear Stardust」も聴けたのもアツかったです。「My Dear Stardust」は嫁サークルモッシュしていたので、正直聴いた嬉しさよりもサークルモッシュのドーパミンでおかしくなってしまっていましたが。後日YouTube配信の映像を見て、あの中にいたんだなぁと半分信じられないような気持ちになりました。
最初はおずおずと動かしていた抱き枕達も、ライブが進むにつれてSHIBUYA DIVEの高い天井を活かして激しく飛び跳ね始め、中盤以降は飛んでくる抱き枕を投げ返すのに必死になっていました。油断してると顔に飛んでくるんですよ。もはや演者側よりも天井を見上げて抱き枕に気を配っていた時間のほうが長いかもしれません。そして、先ほど少し話にも出ましたが「嫁サークルモッシュ」!! カメラを中心に抱き枕を抱えてぐるぐる回るモッシュのことで、多分世界一安全なサークルモッシュではないでしょうか。参加しない人は自主的に嫁を横向きに抱えて壁のようにすることで、不用意に巻き込まれることを防いでおり、民度の高さを感じさせます。これがね、アドレナリンがどっぱどぱに出るんです。3回くらい参加しちゃったかもしれない……。楽しかったです。
エンタメの限りを尽くしたライブの後は、空気という名の魂を抜く作業があります。流石に電車で抱き枕を抱えて帰れないので。早く空気を抜くには体重をかけたほうがいいとか、メガネが吹っ飛ばされてやばかったとか、同じ祭に参加したもの同士声をかけながら魂を抜く作業の中に、何か絆のようなものさえ感じました。
今回、「嫁はないけど後方で撮影可」というチケットもあり、その人たちが動画や写真をたくさん残してくれています。「祭を語り継いでほしい」とMCの中で触れていましたが、ヤバさの片鱗みたいなものが感じられるかなと思います。
バカなことを全力でやってくれる、このためにmilktubを追いかけてきたんだとも思えました。最ッ高に楽しかった。参加できてよかったです。
「君たちはどう生きるか」を見てきました
7/22、つまり奇祭の前日です。ちょっとここで語るには記事が長くなりすぎてしまうのと、奇祭が7月のハイライトすぎて若干申し訳なさを感じるので、別記事にしたいなぁと考えています。とかと考えていると多分上がらない気がする……。
間に合わせました。
エンタメとして面白いかというよりは「宮崎駿というアニメーション作家を未来に遺すために必要な作品」と感じました。広告をつけなかったのも、私的な作品にプロモーションをつける必要はなかったから、ともとらえられるのではないかと感じました。パンフレット、8/11から発売なんですね。買おうかなぁ。
とりあえず7月を駆け抜けてきましたが、ライブに行きまくった月という感じでしたね。そして、7月の月報がなぜここまで遅れてしまったのかというと、そもそも7月中に書いていないのもあるのですが、8月頭から新型コロナウイルスに罹患しておりました。しっかり記録はつけているので、8月の月報で触れようかと思います。まぁまぁしんどかったです! 皆様もお気をつけて! ということで締めます。ではー。
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