ハンターよりマタギ的でありたい
パドック買いって、狩りと似てるなぁってのは、ちょいちょいブログとかで前から書いてるんですが、
と言いつつも、
パドックをやる人のことをパドックハンターって言うのもなんか違和感を感じていて。
僕はどちらかと言うとハンターよりもマタギの在り方のがシックリ来るってことに気が付きました。(たぶんそれが違和感の正体)
たまたま見つけた、とあるnote記事に、こんなことが書いてありました。
↑この考え方がすごく好きで、電車のなかで首がもげそうなくらいに頭を頷いてしまいました。
競馬が当たらなくて残念って感情が先に来るのは普通なんですが、それはハンター的なんですよね。
狩りの失敗(馬券の失敗)をマタギ的に受け止めると、
今日はこれがベストだったと競馬の神様が言ってるんだな
となるわけです。
僕はこう思うほうが、なんか、心が安らぐというか。
なので、ハンターよりも、マタギ的な思想を胸の片隅に置いておきたいです。
そうそう。
この記事を書いてる数時間前にスプリンターズステークスがありました。
ルガルが勝ちました。
僕はモズメイメイを軸に複数頭にワイドで流しました。
うえのスクショのように、パドックで選んだ馬、全部掲示板にすら乗らなかったです。
でも、「今日はこれが1番良いんだ」と、
「パドックの神様が言ってるんだ」と
マタギ的な解釈フィルターを通せば、
そんな解釈もできます。
そもそもパドックの神様なるもんがいるかどうかは知りませんが。
まぁ仮にいるとして。
というか、そーゆー大なる存在があるってのは僕は割と肯定的な立場なんだけど。
競馬って、自分の力でどうにもできない自然の摂理みたいなもんだと思ってるから。
スプリンターズのパドックで直感で選んだ複数頭が全然来なかったのは、パドックの神様が「これが今日のKOには1番いいんだよ」と言ってるというか、そっちのほうに誘導されたというか、神様的な存在にモズメイメイ以下を選ばされたと言うか。もちろん自分が心から良いって思ったから迷わず買ったんだけど。まぁ、妙に納得するところがあるんですよ。マタギ的に解釈すると。
で、悲観よりも楽観視の気持ちがどちらかと言うと強い。
きっと今回とは真逆の出来事も未来のストーリー上には既に設計されているんですよ。
盛大な空振りのあとには会心の的中ってのは遅かれ早かれ来るのは経験的にもわかっていて。
不思議なもんで、自然とお膳立てがなされている(ように感じる)。
だから、きょうはモズメイメイ筆頭に空振りしたのは、かえってラッキーだったというか。
競馬の結果は山あり谷あり。負けばかりは続かない。いつか好転する。きっと潮目は変わるから。運の潮流の変化に気づくためには?常に気分よくいろ。それが運と流れを攻略する秘訣。ってのは雀鬼こと桜井章一さんの書籍から学んだんですが、
「常に気分よくいろ」を実践するうえでは、マタギ的な解釈フィルターの採用はしておくに越したことはないでしょうね。
まとめ
マタギは猟の成果がどんな結果であっても、「今日は山の神様がコレが良いって言ってるんだ」と捉える。自然に対する敬意。自分にはどうもできない大なる存在に抗わず畏怖の念をもって全てを受け入れる精神性。
いっぽうで、ハンターというは猟の失敗で「あぁ、今日はダメだった」と落ち込むタイプの人たち。根底にあるマインドセットは猟の成果にこだわる、(どちらかといえば)自分さえよければいいという成果主義に傾倒しがちな精神性。
パドックをやる人間として、どっちであるべきか?
僕はマタギ的でありたいと思う。
ハンターでなく、マタギでありたい。
競馬の結果もそうだし、人生のあらゆる局面においても「自分ではどうもできないこと」ってのは多いですよね。そんな、ことが思うように運ばないときに、つい、イライラするのが人間ってもんだけど、まぁ、イライラな感情って無駄以外のなにものでもなくて(笑)。常に気分よくいたほうが何かとうまくいきやすかったりするし。気分よく人生を立ち回るためには、なにか起きたときに「あぁこれがベストなんだな、神様の采配、こうきたか。じゃあ無駄に執着せずに先に進もう」ってなるほうが、意外と進んだ先に「あ、神様はコッチのもっとイイのを用意してくれてたから、あえてさっきは俺をつまずかせたのか」ってのが待っていたりするしね。それはパドックでも一緒なんだよ。こういう発想に至れるのは、成果主義のハンターマインドよりも自然のあるがままを受け入れてくマタギマインドかなって思います。
パドック派は、マタギであれ!
ってことですね。
最後に、今回、参考にしたnote記事、貼っておきます。
とても読み応えのあるブログでした。ぜひ読んでみてください。
あとは、僕が書いた関連ブログ記事も下にリンク貼っておきます。よかったら遊びに来てください。
では、今回はこの辺で。ありがとうございました。
PS
今回の記事が興味深かったという方は以下のAI要約もご参考くださいませ。
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