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#5 永遠の天敵 ”兄”

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久しぶりに帰ってきて自分の読んだらこんなこと書いてたんやって思ってちょっと面白かった。今年は定期的にあげたいな

さて、今日は野中洸伸の「永遠の天敵」兄の紹介をしようかな。
細かい話は、いずれたくさん出てくると思うけん、今回はあくまで兄の紹介だけで。

兄は俺の3個上で、中学だと被らない入れ替わりの年代。
性格は、几帳面、シャイ、家だとハイ、こだわりが強く、ことごとく強運の持ち主だ。
彼女は20歳を超えるまでできたことがなく、学校では物静かだったそう。
顔は俺と全く似てない。父親似の濃い顔。

習い事は、俺と同じタイミングで空手、公文、書き方、ダンスをしてた
同じブレイクダンスをしてて、二人でどっちが先に新しい技を覚えられるか競い合ってた
有名な技ヘッドスピンは俺の方が得意だったと思う
逆立ち系の技は兄の方が得意だった

物心ついた時から兄とは喧嘩ばっかり
母子家庭だったため、ゲームは兄弟3人で一台、部屋は男二人で共有
同じ部屋で同じゲームをして遊んでいた幼少期、とにかく毎日戦争でした(何がMy ”Peace”やねん 関係ないけど)

ほんとに些細なことで喧嘩をしていた俺らの終戦ののろしは今もあがってない
ついこの間も、インスタのストーリーを見てくれてた人ならわかると思うけど、宣戦布告を受けた
この戦いに僕は大人な勝利。


母親にこのやり取りを見せたら
「最低やなあの人。。」って引いてた。

そんな兄貴も今年で25歳になった。
中学時代は理科8点、数学6点とか笑。もちろん100点満点でっせ。
そんな兄が高校受験期、最後の最後で頑張ったそうで県内の工業高校を受け合格。
その後3年間しっかり通い、クラスでは成績を1位にまで上げたらしい。
その後大手電力会社にまさかの合格。
兄貴の人生大逆転ドリーム。もともとやれるやつではあったかもしれん。やらなきゃいけない時"だけ"がんばるところが俺と似てんのかもって今初めて思った。

でもそれで褒められて色々なもんかってもらってるのには腹立ってさ
元々全然やらなかったやつがやることをやっただけで褒められる世界線に俺はぶちぎれた笑
おれは小学校から中学校まで成績は割と優秀な方だったし、勉強で困ったことは特になかった
まじめにやってたから
じゃあ俺の方が偉いやんと思った。
そして俺は決めた
「兄より偏差値の高い高校に行こう」
今思えば考えが浅すぎる笑笑
兄がだめだった高専に行きたいことを伝えると
母「うぇ~いいやん頑張りよ」
姉「無理にきまっちょんやんどんだけ難しいと思っちょんの笑笑 もし受かったら何でも1個好きなもん買っちゃんわ笑笑」
当時社会人になって金銭感覚がバグった姉は俺にアホな約束をし、
3年後、3万もする真っ白なbeatsのヘッドホンを買うことになった
まだずっと使ってるよ
母はもちろん怒りっぽい姉もおめでとうは言ってくれたな
それでも兄貴だけは何にもなかったので、心ん中で「へっへっへ」って思った。悔しかったんだろう。知らんけど

そんな兄も3年前に職場で出会った16個上の今の奥さんとめでたく結婚。
挙式はコロナもあったので親族だけを沖縄にご招待。
写真もその時の
一人の娘と3人で暮らしている。
奥さんと娘は大切にしろよ。
せっかく明るくて優しくて若々しい奥さんと、おめめぱっちりのかわいい子なんだから

もうすでにいい家庭を持ってるところだけは嫉妬してる。
俺も負けない。

それでは~


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