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腐女子の自分を思い出して頭を抱えた話

みなさん、どうも。
お久しぶりです。
観劇記録サボっております。
この先、男の子同士の恋愛の表現が出てきますので苦手な方は読むことをお勧めしません。
タイトルにもある通り、私は腐女子です。

さて、11月12日に最推しである荒牧慶彦氏は福岡で舞台刀剣乱舞山姥切国広単独行〜日本刀史〜の大千穐楽公演を行なっておりました。
久々のチケ難に遭い、11月3日、京都追加公演のみの観劇となってしまいましたがなんとか現地で観劇ができとても嬉しかったです。
本当はめちゃくちゃ銀河劇場に通うつもりだった…!(関東住)

最推しの荒牧慶彦氏が福岡で大千穐楽公演を行う中、色々縁がありまして、銀河劇場で公演をしていた『東京カラーソニック‼︎』the Stage vol.2
を観劇してきました。

原作を知ってるわけでもなく、キャストに推しがいるわけでもなかったのですが、なんと公演終わり私は頭を抱えて帰宅するはめになります。

なぜなら
予期せぬBL展開で私の腐女子としての自我が戻ってきてしまったから

1つ言っておくと、東京カラーソニック(以下カラソニと略します)は公式でそのような作品ではありません。

あくまでもバディとなる男の子同士の、信頼関係や仲間意識、音楽と向き合い技術を高め合う関係を描く作品です。(私はそう解釈しています。)

とはいえ、私の性格上、身体の繋がりより心の繋がりを描く作品を好む傾向があるため、
より深く相手を理解しようとする姿勢や、信頼関係を気付き信じあう姿勢、まあそんなような描写が出てくると必然的にぐっと惹きこまれるわけなのですが、それを恋愛感情と捉えるかどうかは登場人物のセリフや心情描写によるわけです。

どうして私が頭を抱えるハメになったのか。
それはunit2 宝田伊織× 加地春飛ペアの描写を舞台の実写で浴びてしまったから。
(舞台観た後、原作の該当パートも聴きましたがまた先にドラマパート聞いてても同じこと思ったと思いますね、うん。)

この2人、幼馴染なんですが
春飛が伊織に向ける感情は、友情とか愛情とかそういうのも飛び越えてある種の束縛であり呪いです。軽い言葉でメンヘラ、と言ってしまいますがあまりにも重たい。そして伊織はその重たさを知っているのに軽く受け取ってる感じもエグすぎる。なんでこの2人こんなに普通なのに、伝え合ってる感情の質量が重たいのかと、私は1幕を見て頭を抱えたまま休憩時間を迎えました。

※以下、ネタバレを含みます

「汚いこといっぱいしてきた、伊織には見せられないことたくさんしたんだよ!」
「平和主義な伊織はさぞショックだろうね!」
「俺はただ、伊織とまた音楽を作りたかっただけだ」

伊織は綺麗なんだよね、まあそれは春飛の解釈でしかないとさ思うんだけど、
駿河に伊織とペアにして欲しいと頼むくらいに本当に好きなんだよね。

大好きだって、他人に嘘偽りなく迷うことなく言える春飛は本当にすごいし、愛が重たい。

んで、伊織は伊織で重たーいその春飛からの愛を一心に受け止めてはいるんだけど一部受け流している様な側面もあって、そーね、いつものことね、みたいな感じ?

実際、伊織が春飛にコントロールされているように見えて春飛が伊織にコントロールされていることは間違いないと思います。

いつも一緒だったからなのか、それともそれ以外の感情があるのか公式の描写だけじゃ分からないけど、友情でも家族愛のようなものでもなくて、絶対それ以外の何かがあって然るべき。

本当になんで???????

身体の関係はなくとも、心の関係で縛られている2人が幸せになる道ってあるのかしら?
これ、バッドエンドコースだと共依存で共倒れですが……………………

2幕最後電車のシーン
「また伊織大好きなオレに戻ってもいい?」

まあ、一旦伊織から離れてみることを春飛は決めるわけですがこのセリフですよ
お前ってやつは…………………

しかも、離れてみることにしたから残りの時間いっぱいオレにちょーだい?みたいなことまで言うから、本当にさぁ………………

いい意味で最悪、最高で最悪。
ほんともうこの情緒どこにやったらいいんだ。

これ告白ですよね?じゃなきゃなんなの?

文章考えながら訳わからなくなってきました。

もちろんカラソニってバディものですから他のユニットもそれぞれ物語があるわけですが、
なんかここだけ色が全く違っていて

12日のアフトで、伊織のキャラ設定が曲者ってだけだった、ってあるけど役者陣よくそれだけであそこまで表現したな!?って本当に圧巻もの。

ソニステみた後にサブスクでドラマCD聞いたけど、中島ヨシキの春飛良すぎるんだよな………

まあ、ソニステみたおかげで(?)
離れていた腐女子としての自我を取り戻してしまったわけで、本当に最高で最悪の体験でした。
※ここでいう最悪はマジで嫌だったと言う意味ではなくて、予期せぬ展開すぎて思わぬ散財先と沼になってしまったという意。もうこれ以上推しも沼も増やすつもりなかったのに。


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