対奈良戦

今は勝つことが何より大事だけど

 内容を見るとあまり安心できるようなものではない。その第一は守備の不安定さが試合を重ねても解消されない。この試合でも笠原のセーブがなければやられていた場面もあったし過去2試合のリーグ戦でも同様でこの先相手の研究が進めば致命傷になりかねない。監督ももう少し前で取れればと思っているようだけれど、意図を持ってはめてボールを取る場面は見られず相手のミスでマイボールにしていることが多い。やはり守備戦術を落とし込むことに長けたコーチの補強を考えてほしいところだ。

連携が深まらない

 開幕戦を観て今年は攻撃の連携が出てきて面白いサッカーが観られそうだなとおもったけれど残念ながらそうはならずこの試合では去年のように連携の感じられない観ていてつまらないに戻りつつあって不安になった。それでもセットプレーで得点を重ねて勝てたのは何よりで今は結果を出して去年からいた選手たちが自信を取り戻すこともとても大切。7〜8連勝できれば自信がついてプレーが安定すると思う。

杉本健勇の獲得はとても大きかった

 なんとなく私決める人という感じだと思っていたけれど大間違いで献身的なことに驚き感謝しかない。守備でも攻撃でもサボるということとは無縁の選手でしかも俺が俺がというとこれはなく他の選手を使うことも上手であいもともしっかりしているし大宮が必要としていた選手像を体現している。しかも審判や相手選手へのリスペクトを忘れることがなくプレー態度がフェアなのも素晴らしい。 


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