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チケットの不正転売はなくなるのか?!

◇誰だって一度はある「その日はライブがぁあ・・・」
大好きな人のライブ。心躍るイベントだ。参加するためにはチケットが必要なものがほとんど。チケットには夢が詰まっている。紙1枚で最高にイカした時間・経験を与えてくれる。

そんな幸せは不意に壊れる。ライブ前に風邪を引く、取材(仕事)に行かなければいけなくなる。こんな瞬間、世の中は理不尽だと神を恨む。
混乱する僕たちは2つの残念な気持ちにのまれていく。
①ライブに行けない残念感   
②せっかくお金を払ったのにという残念感
だから少しでも不幸で惨めな自分たちを救うために僕らは思う。

「そうだ!!チケットを売ろう!!!」

”チケット不正転売禁止法の施行” 

チケット不正転売禁止法とは・・・
・チケットを不正転売すること
・不正転売を目的としてチケットを譲り受けること が禁止になる。
もしも違反したら1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が課される可能性。

6月14日からチケットを転売できなくなるなんて・・・。
「僕たちはライブにも行けなくて、お金も回収できないのか。もっと嫌なのは僕がいけないことで席が空席になること。応援しているみんなにも申し訳ない。」
どんな解決策が考えられるのか・・・。

◇キーワードは「公式再販」
日本テレビが誇るスーパーネットニュース the SOCIAL(twitterのフォロワー407人)にて興味深い話が出ていた。
ゲストはPeatix Japan株式会社藤田祐司 取締役
Peatix(ピーティックス)を使うことで、”あなたのイベント”を開催できる。
イベントを行う上で必要な工程を簡略化し、使いやすく・集客しやすいをウリに今市場へ浸透している注目のサービスを提供する会社だ。

Q.チケットの不正転売はなくなるのか?
転売をダメというだけでは完全になくすことが難しいと説明し、その中で公式再販というキーワードについて触れた。

藤田氏
『海外では既に公式再販の仕組みが結構前から整っていて、チケットを売りたいという場合、主催者側も公式に認めています。
ただ日本の場合は「定価」というのがひとつの基準になっているのですが、価格設定も主催者がある程度柔軟に決められると。だから低い値段で売ってもいいし、高い値段で売ってもいいみたいな形で行われている。だが個人的にはチケットの価格というのは、マーケットが決めることだと思う。たとえば人気がないイベントであれば、定価よりも安く売らないと席が埋まらず困るみたいなことがあるので、柔軟にやっていくことが大事なんじゃないかと思っています。』


消費者の2次販売を完全に防ぐことは難しいのかもしれない。
企業は公式に再販する仕組みを今回のオリンピックのように整えていく必要があるのか。2020年の国民的関心事を通して、今後チケットの再販についても考えられて行くに違いない。

これらの内容は動画視聴も可能です。


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