「やってるつもり」じゃだめ
先日、アジア大会のバレーボール男子 スロベニア戦を見ていて感じた。
「なぜこんなにスポーツは人を熱狂させるのか。」
俺はスポーツ全般好きだから、スポーツを観てても、すごい興奮する。
でも、W杯やオリンピックとなると、スポーツにあまり興味のない人たちも含め、国中が熱気に包まれる。
その日バイトがあり、バイト先のテレビで男子バレーの試合を見ていたが、その日はお客さんが少なかった。
バイト先の人が「やっぱりスポーツには勝てないね」と言った。
皆、各々の家で試合を楽しんだのだろう。
何にそんなに心を打たれるのか。
何に夢中になるのか。
改めて考えると、あるひとつの考えに行き着いた。
「誰にでも伝わる100%のプレーが人の心を動かす。」
もちろん、勝てば面白いし、負ければ面白くなくなるということもある。
しかし、それ以上に感動を与えるプレーにはなにか特別な力がある。
その「誰にでも伝わる100%のプレー」とはどのようなものか。
それほどの舞台に立つのだから、技術的な面はもちろん。それよりも大事なのは、向き合う姿勢や表情、1ミリの妥協も許さない強い気持ちだと思う。
渾身のスパイクを決め吠える姿、200cm超の選手のスパイクをセッターながらにブロックする姿…。
そんな姿に鳥肌が立った。
自分に、サッカーに置き換えて考えてみると、しんどい一歩が出せるかどうか、最後の最後で身体が張れるかどうかだと思う。
そういうプレーは素人目にも伝わるものがある。
スポーツというものは、他人が評価することが多い。
選手を選ぶのは監督だし、それにあれこれ言うのはファンで、それに感動するのも落胆するのも周りで見ている人。
正直な話、周りから「もっとできる」と言われれば、もっとできるのだ。
だから、「やってるつもり」じゃだめ。
自己評価も大事だし、自分の評価基準、軸がブレてしまうのは良くないが、第三者目線で「もっとできる」と思われるプレーは間違いなく100%ではない。
常に高いレベルを目指し、体現し、それに向かって努力し続けなければ、そこには到達しない。
自分の取り組みを他人に評価してもらって、自分を見直してみるのもいいかもしれない。
〜あとがき〜
これまでInstagramで親しい友達にのみ公開していたこのnoteを全体公開することにしました。
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