ボディの後に直ぐ顔を狙わない【戦術】

おはようございます。
ボクシング日本2階級制覇、プロ戦績32戦26勝(23KO)5敗1分の現役プロボクサー小原佳太です。

 現在このNOTEには僕のボクシング競技歴20年間で勝つために試行錯誤したボクシング理論や経験、解り辛いボクシング用語解説を投稿していて、更に詳しい小原佳太の拳闘理論はメンバーシップ限定にて公開しています。

 今回の記事では【攻撃の意図を悟らせない】の一例で【ボディの後に直ぐ顔を狙わない】ようにすることの重要性を説明します。

ボディを打つ意味

 はじめになぜボディブローを打つのか小原の持論を話します。

 僕はアマチュア70戦、プロでは32戦を戦いましたがボディブロー(腹を効かせて)で試合を決めたことがありません。
 それではなぜボディブローを打つのかですが、腹を防御させることにより顔の防御意識を弱めて顔へパンチを直撃させるためです。

 腹の防御意識を強めるためにボディブローが強く上手くなることに越したことはありませんが必ずしも強くなければいけないことはありません。
 プロボクシングの採点としてダメージングブロー(効かせる)が上位に来ますが、触るだけでも試合巧者に見えて攻勢点を得ることができて相手も焦ります。
この焦りから腹の防御意識を強めるさせれば顔の防御意識を薄めることができ、顔へのクリーンヒットを狙えます。

 これはボディブローの練習が不要だと言っているわけではないです。
ボディブローが上手く強いパンチが打てれば打てるほど相手は警戒するので、強く上手くなることはより結果に繋がります。

映像で説明

 それではショートバージョンとロングバージョンの映像で説明しますのでご覧ください。

 ショートバージョンでは【攻撃の意図を悟らせない】というタイトルで
腹を防御意識が薄くなった事を確認してから顔へ狙う
ことを紹介します。

 ロングバージョンではショートとほぼ同じ映像ですがよりわかりやすく
防御意識を確認してから顔へ攻撃の流れ
を紹介していますのでご覧ください。

小原佳太の拳闘教室

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僕の知識がボクシングが好きな人に届きますように。