見出し画像

まずは"自分でやってみること"

早いもので、
オーストラリアに来てからもう2ヶ月が経つ。

2月27日に渡豪した際
乗り換えの空港で英語が分からなすぎて、
これは辿り着けるのだろうか、荷物は届くのかと
機内食が全く喉を通らなかったのが
つい昨日のように感じる。

今は英語にも文化にもだいぶ慣れてきて
日々新しい発見、刺激を受けている真っ只中だ。

noteは今回で3回目の投稿になる。

今回は、
渡豪するにあたっての感情の変化
どのようにして海外のチームと契約したのか

この2つをメインにお話し出来ればと思う。

では早速本題に入っていこう。

1.誰かの想いに乗っかってきたサッカー人生

1回目のnoteでもお話しさせて頂いた通り
僕は
小学校から大学まで全国の中でも強豪チームに所属し

これまでのサッカー人生を振り返ると
仲間にも恵まれ、県大会、関東大会で優勝をし
全国大会にも何度も出場してきた。

そして社会人1年目でも
FCNAKAIという素晴らしいチームに出会い
恵まれた環境に身を置かせて頂き、
プレーさせてもらった。

一見、経歴だけを見ると
順風満帆に見えるサッカー人生。

ただ1つだけ、
自分の中でずっと引っかかっていることがあった。

それは

"全て誰かの想いに乗っかってきたサッカー人生"

だったということだ。

振り返ってみると
小中高大、そしてFCNAKAI
全てそのチームの監督などに呼んで頂き
加入する事を決断してきた。

決して悪いことではないとは思う。
自分の力を認めてくれることはとても嬉しいことだ。

ただ、
どこか人任せで、
決断に責任が足りない自分に対して

"俺は1人だったら一体何が出来るのだろうか"

いつしかそう思うようになっていき
自分に自信を持てない時期が続いていた。

そんな時
自分の気持ちを変えるきっかけとなったのが
『Fの頂』という挑戦だった。

2.『Fの頂』で学んだこと

画像1

『Fの頂』とは

元フットサル選手である
中井健介監督が立ち上げた"FCNAKAI"というチームで
全日本フットサル選手権にて日本一を目指すという
プロジェクトである。


僕もこのチームに加入し
昨年、約1年間活動させて頂いた。

たくさんのことを学ばせて頂いたが
FCNAKAIの活動で特に1番学んだこと。

それは

"自分自身の人生に向き合うことの大切さ"

である。

FCNAKAIのメンバーには

・フットサルのプロチームの誘いを蹴って参加した選手
・以前の仕事に対して見切りをつけて参加した選手
・毎日パーソナルジムに通い、3部練していた選手
・サッカーのプロを引退し、活動に参加していた選手

様々な選手が所属していた。

そしてこの全ての選手に共通していることは

"自分で自分の人生を決断している"

ということだ。

ここで伝えたいことは
この決断が良いとか悪いとかそういうことではない。

その人自身が
自分がここで必ず何かを成し遂げたい。

そんな強い意志を持ち、
本気で目標に向けて取り組めているかということ。

僕はそんな選手達と毎日過ごしていくうちに
これまでの自分の人生に置いての決断力の甘さを感じ

この活動が終わった際には
自分自身で責任のある決断をしようと考える
ようになっていった。

その決断が
海外でサッカーを挑戦するということだった。

3.セルフプロデュース

画像2


11月にFの頂の挑戦は終了し
メンバー達はそれぞれの挑戦へと歩み始めた。

僕はこれまでの自分から変わるためには
人の力を借りずに
まずは自分で全部やってみる事が必要だと考えた。

そこで

『セルフプロデュース』をすることを決断する。

一般的には
海外でサッカーを挑戦する際は
30万円ほどで代理人を雇い、
プレー動画作成、チーム探し、契約交渉、家探し、銀行口座の開設等を依頼する。

しかし、セルフプロデュースは
それらのことを全て自分自身で行う。

もちろん、その分リスクはある。
詐欺に合う可能性だって、契約出来ない可能性もある。

ただ誰かの想いに乗っかってきた人生を変えるには
今しかないと思い、セルフプロデュースを決断した。

まずは
プレー動画を自身のFacebookアカウントに上げ、
接触があった人に片っ端から連絡をして
とにかく色んな人の話を聞いて回った。

海外のチームの監督とも
Google翻訳片手にたくさん連絡を取った。

Facebook上で
オーストラリアに詳しい人と知り合い、直接会い
手取り足取りたくさんのことを教えてもらったり

アフリカのサッカーチームのオーナーをしている方に
奈良まで日帰りで会いに行ったこともあった。

そしてプレー動画を見てくれた
オーストラリアの州リーグのチームで

直接オーストラリアに来て、テストをして合格したら
契約出来るとのチームが現れた。

ヨーロッパはシーズンが開幕していたため、
シーズン開幕1週間前の唯一のチームだった。

画像4

即答で行きますと回答し、
オーストラリアに行くことを決断した。

今考えると
もしテストに落ちていたらとか
その誘いが嘘だったらとか

様々なリスクはあったかもしれない。

ただ自分の人生を初めて自分で決断した分
大きな責任感が生まれたきっかけにもなった。

結果的には、テスト後日の朝に
契約を結ぶことが出来た。

画像5

無事にテストに合格し
契約出来たからそんなことが言えると
思うかもしれないが、
もしテストに落ちていても、
きっとどうにかなっていたと思う。

正確にはどうにかしていたと思う。

何故ならどうにかしないと生きていけないからだ。

結果的にセルフプロデュースを決断し
1人でたくさんの所に飛び込んだが

多くの方に
動画をシェアしてもらったり
情報を提供してもらったり
契約交渉時にサポートしてもらったり
家族にもサポートしてもらった。

周りの方々あって、今の自分がいる。
本当に感謝してもしきれない。

4.分からなくてもいい。とにかくやってみる。

画像3


僕は英語が得意なわけでもないし
特別サッカーが上手い選手でもないし
なんならオーストラリアのことも特に詳しくなかった。

ただ、自分の決断に自信を持っているし
この判断に後悔は全くない。

きっと多くの人も
何かに挑戦したい気持ちを何かしら持っていると思う。

ただ
心のどこかで無理だと諦めている人が大半だとも思う。

僕はただ海外に挑戦しただけで
まだ何ひとつとして成し遂げていないし
何者にもなれていない。

偉そうに誰かに助言が出来る立場でもない。

そんな僕だからこそ

ついこないだまで自分の決断に自信がなかった
僕だからこそ

自分の挑戦を見て、
何か少しでも誰かの挑戦を後押し出来たらと
本気で思っている。

分からなくてもいい。
とにかく挑戦してみる。

僕も負けじと挑戦し続けます🔥🔥

自分の人生。自分が主役。
やってやるぞ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?