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心を守るために 哲学 本来的自己の回復

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精神医学としての哲学です。 サバイバルからリカバリーへ。
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2023年2月の記事一覧

今日の哲学

本来的自己とは?

・現存在(人間)のありのままの状態のこと。

・現実存在意識(自己と他者・外界との区別がついて現実世界に存在しているさま)

・事実存在(ありのままのさま)

今日の哲学

今日はアダルトチルドレンについてまた
講座を噛み砕いてみたけど、
精神科に通っても自己と他者は別であることを認知する(本来的自己の回復)がない、被害者意識からの逃避(自責あり)ってなると、その人の人生じゃなくて、傷の人生になるよということである。若い頃ハルキストだったけどそれは苦しみから穴を掘る、防空壕的な生き方であった。
かえって辛い。いいカウンセラーが少ないという実態もある。はっきりと村上春樹

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今日の哲学

正確なルサンチマンの意味
こうありたい(ありたかった)、でもそうじゃない。
そこから来る強者への怒りの反動である。
キルケゴールは絶望して自分自身であろうとする(怒りの絶望)と唱えた。

他者との心を通わせる交わりや自分自身の現実を受け入れることで軽くなる。

徹底的に苦しみを開示せよと唱えたのは仏教に共鳴したニーチェである。

プライドがそうさせるんだけどね…

今日の哲学

ドストエフスキーの青みどろ
上手くいっている人は自分が正しいと思い込む(罪と罰のラスコーリニコフは正しいと思いたかっただけ)
上手くいかないものには自己責任という名の刑務所が待っている。
これらは立派な社会破壊である。

今日の哲学

必要とされることが必ずいいこととは限りません。それがいずれ強いコンプレックスになったりすることもあります。

今日の哲学

生きているからこそ死は襲ってくる。
死んだらあと死はない。

今日の哲学

漠然と困っているならまず、心身を休ませるべきでは?
強いていうなら一旦ストレスになる嫌なことを辞めてみる。
余裕があればちょっと散歩してみる。

今日の哲学

たら・れば(仮定形)から運命系へってニーチェみたい!ではなく実はショーペンハウアー哲学。
幸福はこうなったらいいなというイメージ的な要素が強く実態は不確かである。

映画砂の器では主人公が幸福なんてそんな曖昧なものと笑い飛ばし、もっと大きなもの、生まれてきたこと・生きているということと語り、宿命を作曲する。

弱い・強いを基準にしたニーチェが浅く見えた。

今日の哲学

唯物論(マルクス)では神を否定するから、希望がなくなれば人殺しも麻薬も可能になってしまう。絶対悪スターリン・毛沢東・プーチン

今日の哲学

個人の主観はその人の主観、他人の主観は他人の主観。それは特に美意識において普遍的である。

今日の哲学

実存とは?もう一度
現実世界に存在していること(世界内存在)
事実存在(ありのままのさま)
現実的になったこと、あるいは存在

今日の哲学

場合によっては能力やプライドといったものがかえって生を萎縮させ、単純な暴力や感情が力を持つ場合もある。(夏目漱石こころ・福田和也 乃木希典論)

今日の哲学

気持ちだけでは心とは言わない。

精神と肉体で心(夏目漱石論)

今日の哲学

自己受容について

悲しかったら泣いていいし、サボりたかったらサボってもいいんだよ。ってこと。