都知事選は企業の中途採用と同じ
今回の都知事選は私が行政に興味を持ってから初めての選挙になります。
そこまで多くの時間をかけた訳ではありませんが、今までで一番立候補者の動向や政策をチェックしましたし、公けの場(noteやSNSを含む)で誰に投票するかを公表するのも初めてです。
このnoteを書くことにしたのはやはり学びの変革に起因しています。大人の世界でも話すと引かれる政治とお金の話も、やっぱり大事なことだから「これからの子どもたちには関心を持って学んでほしい」
そのためにまずはそんな大人を増やす!!だから自分から発信することで少しでもキッカケをアクションの連鎖を起こしたい。
(まずは目の前の一人を変える!!!)
私は小野たいすけ(泰輔)さんを応援します
もちろんお会いしたことも話したこともないし、立候補者として100%確信している訳でもありませんが、次の都知事として小野たいすけさんを応援します。誰かの参考になるかわかりませんが、主な理由を箇条書きにします。
■支持する理由
・(東京都に限らず)とにかく同年代以下の若いリーダーが増えて欲しい
・大阪維新の改革を汎用化し、東京都に適用してほしい(特に教育改革)
・熊本県副知事としての実務経験
・同じ双子の父親
■未知数な部分
・立候補の動機が「都民に選択肢を」という趣旨で、ご自身として東京をどうしたいのかという内的な思いや動機が良く見えない
・民間企業での経験はあまり触れられておらず(プロフィールではアクセンチュア出身としているが在籍1年でむしろ明豊ファシリティワークスの方が長い)、ビジネス感覚がどこまであるか不明(ここは副知事としての実務経験とトレードオフになるかな)
こう書いてみると100%確信している訳ではないというのが良くわかると思います。人物として可能性を感じるものの、未知数な部分が多く期待はしているけど信頼するまでは至らないといったところ。
単独(無所属)での立候補から日本維新の会の推薦をもらって出馬という点も賛否両論あるようですが、私としては好意的です。各自治体が大阪維新の改革から学ぶことは多い。善例はどんどん広げたい。
例えば公立学校の校長先生を公募にすることは今の都政では出来ない。子供をど真ん中において、行政も教委も先生も保護者も、そして民間にいる激アツな学びのキーパーソンたちも一緒に学校内で躍動する。そんな世界を作るために制度面の改革で大阪は進んでいる。
小池都知事に対する評価は?
批判からは何も生み出さないので、私が参考にした情報ソースを二つだけご紹介しておきます。
①都職員の通信簿
東京都の自治体専門紙「都政新報」(二〇二〇年一月七日)が発表した都庁職員の小池に対する評価は厳しく、平均46.4点(100点が満点)であった。石原が新銀行東京で失敗し、責任を問われた時の48点よりも、さらに低い数字である。職員たちは理由として「都知事による粛清人事の横行」、「深い考えがなく思いつきで行動する」等を挙げている
②女帝 小池百合子
①の記事でも引用されている「女帝 小池百合子」を読んでみました。都民の有権者は投票前にAmazonレビューだけでも読んで欲しいと思える力作。ノンフィクション作家である著者の3年半にわたる取材とそこから浮かび上がる人物像。私個人としては東野圭吾さんの小説『幻夜』(げんや)を読んでいるような感覚になりました…。
最後に、自分の住む町の首長は企業の中途採用試験・面接官をするのと同じだと思う。あくまで都の行政職員を僕らが選ぶだけ、それが都知事というだけで、もちろん採用基準は一人一人違っていい。ただ私は自分が一緒に働くイメージが持てるかどうか?を一番大切にしている。そして、その人が何を大事にしているか?で生き様がわかる。
あなたが試験管・面接官ならどんな採用基準を持っていますか?
それとも採用自体も人任せにしますか?