20/01/08

現職の仕事が立て込んでしまい
彼はこの日ほとんど転職関係の動きが出来なかった。

「得る情報の量に偏りが出がちで、それが判断にも大きく影響している」
という課題があったため、
この日彼は気になっている他の会社についても業務の合間に調べてみた。

彼が使うリソースは主に社員インタビュー、社長インタビュー、会社口コミサイト等。
案の定他の会社に対する興味の度合いも上がった。
一方で、明らかに「ここは合わなさそうだな」という部分もわかってきた。
具体的に言えば、彼は売り切り型の営業をする企業では転職する意味があまりないと感じている。

彼は過去に転職活動をした際も、「1社ずつ気に入った企業を見つけては、それに合う形で対策を練る」という動きをしていたが、今回は「自分をはっきりさせた上でマッチする企業を探す」というやり方に変えるべきだと考えている。
今後彼はいい会社を探すだけでなく、合わない会社を切ることにも注力する。
年始に読んだ『科学的な転職』に書いてあった「客観的な企業分析」の必要性を、彼は改めて実感した。