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ルミネtheよしもとで前説した話、学んだこと②

お疲れ様です。
吉本興業1年目ウェンディです。

前回に引き続きルミネtheよしもとで
前説した話の続きを書こうと思います。


前回は前説で学んだことを大まかに書きましたが、
今回はその補足で細かい部分を書いていきます。
(自分が忘れないためのメモ感覚なので箇条書きです)

■思ってるより声はでかく!普段自分らが出番で出演する会場よりも広いことを忘れずに!!
自分の出番であればお客さんは大人しく
聞いてくれるかもしれませんが、
前説は開演10分前の時間で行うため、
まだお客さんの出入りが激しいです。
そのためだいぶガヤガヤしてるんで
基本的なことですが声は大きく!


■お客さんに手を挙げさせたり問いかけて答えてもらったときは必ずお礼!
感謝は当たり前ではありますが、
心では思っていてもいざルミネの舞台に立つと
緊張で言葉に出来てないことがあります。
応援してもらいたい、助けてもらいながらでも
前説を成功させたいなら忘れずに。

追記)
遠くから来た人ー!でお客さんに
どこから来たか答えてもらうくだりで、
お客さんの回答に対して
「そんな遠くないですね笑」みたいなのは
やめましょう。社員さんに怒られました笑
高い交通費払って劇場にいらしてくれた
お客様に対して失礼だと。
全くもってその通りです…


■お客さんに何か答えてもらったときは必ず復唱!
会場キャパにもよりますが、例えば
お客さん1人を指名して何か
答えてもらったときは、必ず
そのお客様の回答を復唱してください。
自分らはその回答が
聞こえたかもしれませんが、
マイクを通していないお客さんの声は
他のお客さんに
届いていないかもしれません。
そのまま進行しちゃうと
他のお客さんを置いてってしまうので、
自分らがマイクを通して
他のお客さんに伝えましょう。


■劇場(運営)側の意図を確実にくみ取って表現する!
これはちょっとイレギュラーケースかも
しれませんが、僕らが前説してた時期に
たまたま吉本と警視庁とのコラボキャンペーンで
詐欺をブロックしようみたいなのがありました。

劇場に来たお客さんに特製クリアファイルや
パンフレットやステッカーを配布したりして、
結構お金かけてる感じでした。

前説台本も追加でキャンペーンの説明を
するくだりがあったのですが、
その中の「掛け声はー”ブローック!!”」
ていうくだりを「いやいや恥ずいでしょこれ!」
みたいに言ったら、

「これ結構金かけてるんで
ちゃんとやってください。」と

よく怒られる…
意図をしっかりくみ取るべきでした。

■ガッチガチに10分構成を考えても良いが、イレギュラーを想定した余裕を持たせた構成にするといいかも
例えばお客さん”個人”を指名して、
何か答えさせる(どこから来たかとか)
ようなくだりを入れてしまうと
その返答にアドリブが
求められてしまうので、
最初のうちはそういう尺が
読めないようなくだりは入れず、
お客さんの参加部分はあくまで
手を挙げさせるだけとか、
お客さん”全員”に何かを
言わせるようなくだりとかに
留めておくってのは一つの手です。

少し慣れてきたらお客さん参加部分を
充実させたいので、例えばお客さん個人に
何か答えさせて、それに対して
多少アドリブで回答するような
くだりを入れると”ミラクル”が
起こるかもしれませんし、
”事故”が起こるかもしれませんし、
ただこっちのが盛り上がるケースは多いです。

そうすると、例えばある程度
そういうくだりは余裕を持った尺を想定し、
後半残り2分になったら尺のブレない
ガッチガチのくだりを入れるとかすると
いいかもしれません。
→じゃあその残り2分はどうやって把握するのか


■時間管理は正確に!アップルウォッチおすすめ!!
10分という尺を与えられた以上、最低10分は
舞台に立たないといけないし、
(それでお金もらってるので)
でも尺をオーバーして先輩たちの本出番の
邪魔をしてもいけない。

確かかまいたち濱家さんが
漫才の尺をアップルウォッチの
振動で知らせてくれるタイマー機能で
管理してると聞き、
前説用に購入しました。

ルミネでは一応前説終了2分前に舞台袖で
”2分前!”みたいな
カンペを出してくれるのですが、
正直、客席みてる間に真横で
そんなカンペ出されても
僕は全く気づけません。
(みんな結構ちゃんと
 見えてるっぽくて尊敬します)

なので僕は自分で時間管理するしかなかったので
アップルウォッチで管理することにしました。

アップルウォッチが振動したら
多少無理やりにでも、
「ではそろそろお時間なんで最後に!」と
あらかじめ2分尺でガチガチに固めておいた
くだりをやって〆ましょう!
(別に2分でなくてもいいです)

■おまけ
先ほど記載した”ミラクル”
僕らにもありました。
当時の相方が林修に
似ていたこともあって、
林修の「今でしょ!」を全面に
押し出した構成にしていました。
その中のくだりで、相方が
「お客さんがどこから来たか当てられます、
どなたか挙手をお願いします」で
挙手してくださった方に、
1人目が「滋賀でしょ!」
2人目が「パリでしょ!」と
林修のモノマネで
言うというものがありました。
ミラクルがあった日は
まず1人目のお客さんが
たまたま滋賀から
来た人で見事大当たり、
2人目がニューヨークの人でニアピン、
誰も本当に当てられる
くだりではないのは
分かっていたため会場は
大盛り上がりしました。
(裏にはけたあと、スタッフさんや
演者さんにあれやばいね!と言われるほど)
そのとき僕らは
こういう想定じゃないんです!
というスタンスを取ったため
そこでもかなりウケを取れたのですが、
それ以降は台本通りの進行をしてしまったため、
もっとこのくだりをこすっても
良かったのかなと反省しました。


なんかまだ書き忘れてること
多い気がしますがとりあえずこの辺で






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