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金延幸子「み空」(1972)

「み空」は、細野晴臣がプロデュースを務めた1stアルバム。バックバンドは大体はっぴいえんど。ウィキによれば、金延幸子はなんでも日本の女性フォークシンガーの草分けと言われているとか。

私は当時を知らないので、URCの再発シリーズで知りました。当時は、日本のジョニ・ミッチェルとか言われてたようです。

Side:A
み空
あなたから遠くへ
かげろう
時にまかせて
空はふきげん
おまえのほしいのは何

Side:B
青い魚
雪が降れば(ようこさんにささげる)
道行き
はやぶさと私
春一番の風は激しく

全曲とも神曲なんですが、シングルになった「時にまかせて」を貼っておきます。

時にまかせて 確かめるなんて むだなこと
思いつくままに 気の向くままに やればいいさ 時にまかせ 
全て時が 解決してくれる 
あれや これやと 考え込むより 顔を笑いに 戯れさせて 
のんびりするさ 時にもたれ 全て時が 解決してくれる 
時にまかせて 時にまかせて
通りすぎて しまったことは 思いだす時に 思い出せばいいさ 
気楽なことさ 時にまかせ 全て時が 解決してくれる 
時にまかせて 時にまかせて


フォークの名曲を聴くと、シンプルな仕立てでよくこんな名曲を紡げるなぁと感嘆しますね。歌詞も飄々としていて、気持ちが良いです。

20年後にニューウェーブ・バンド、SACHIKO & CULTURE SHOCKとして日本の音楽シーンにカムバックするのも、ロックしててカッコいいなと思います。「カルチャーショック」というひと昔前なネーミングがほっこりします。

超推しのアルバムです。

頂けるなら音楽ストリーミングサービスの費用に充てたいと思います。