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ベースの魅力①ウィリー・ディクソン

こんばんわ!飲食店の営業も再開し、この週末、街はなんだか正月明けみたいな雰囲気でしたね!!

さて、今日は好きなベーシストを紹介します。もしかしたらシリーズ化するかもと思い、①とつけてみました。

記念すべき第一回目は、シカゴ・ブルースの巨匠、ウィリー・ディクソンです!!

リトル・ウォルターの「メロー・ダウン・イージー」でそのソングライティング能力が遺憾なく発揮されています。ウッド・ベースが跳ねてて弾力を感じます!

マディ・ウォーターズのヒット曲「フーチー・クーチー・マン」で名を上げ、人々の記憶にも残っている人ですが、私はリトル・ウォルター推し。

というのは、マディ・ウォーターズの曲は、ブルースマンとしての俺とギターが前面に出てるのに対し、リトル・ウォルターのこれはダンス・ミュージック。「踊ろうぜ」ってシンプルに言っている曲です。ツイスト&シャウトみたいな感じです。

ウィリー・ディクソンという人は、シカゴ・ブルースの代表的なレーベル、チェス・レコードで働いていました。売り出すアーティストと一緒に曲を制作したり、今でいうA&Rみたいな仕事をしていたようです。

だから、シカゴ・ブルースの有名なミュージシャンは、大抵ウィリー・ディクソンにベースを弾いてもらった曲があります。URCレコードのときの細野晴臣みたいな感じですか。1980年にはブルースの殿堂入りしているとのことです。

ウィリー・ディクソン氏は元々プロ・ボクサーになろうとして挫折して、ミュージシャンになったそうです。建築家の安藤忠雄みたいですね。

しかも、そのくせ第二次世界大戦では良心的徴兵拒否をするという、まさにまるでモハメド・アリのような人生を経て、歴史に名を残す名ベーシストになりました。30年前この辺の事情を、ティーンの私は全く知らずに聴いていましたが。

今日はなんか比喩ばっかりになりましたが、ウィリー・ディクソンすごいミュージシャンなので、機会があったら是非注意して聴いてみてください!!

本文中に言及したミュージシャン、曲のリンクを下部にまとめました。興味があったら観てみてください。


頂けるなら音楽ストリーミングサービスの費用に充てたいと思います。