与論のダンスと文化のせめぎあい
最近、与論島の文化について与論島出身の方からお話を伺う機会がありました。
鹿児島県奄美列島にある与論島は、元々土着信仰のシニグク(族長)をもてなす祭祀を行っていました。この信仰は700年前、1300年代にまで遡れるそうです。
その後、明治新政府の宗教政策により高千穂神社が建立され、それと同時にシニュグ祭の礼拝所が集約、「地主神社」(とこぬしじんじゃ)として編成されました。
昭和28年米軍の占領治下から日本国の統治に復帰。その後、高千穂神社は宗教法人登記をする一方、地主神