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「伝え合うこと」が人生のテーマ

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  • わたしの辞書

    わたしの人生をもとに言葉の意味を定義する。自分自身の変化に応じて、言葉の意味も変化します。わたしだけのことばの辞書です。

最近の記事

「人生が永遠なら退屈」とは思わない

最近読んだ本の「もし人生が永遠に続くなら、人生は退屈なものになる。命が貴重なものではなくなり、時間を大切に使いたいとは思わないだろう」という考え、全然そう思わない。 まず「人生が永遠に続くなら人生は退屈なものになる」については、普段の生活でことさら自分の「寿命」とか「死」とか「時間的制約」「終わり」をそれほど意識していない(つまり感覚的には永遠っぽい)けど、退屈どころかやりたいことはいくらでもある。 (人生が永遠でやりたいことを全部やり終えたそのときは退屈なのでは?という

    • 学びたかったことを見つけたかもしれない

      高校生の頃、わたしが学びたいことは、高校の教科のうち国語のなかにあると感じていた。だから国語に一番近い文学部日本文学科を志望した。だけど、日本文学科の専攻は文学と語学に分かれていて、そのどちらもわたしが学びたいこととはなにか違うと感じていた。どちらかといえば文学だろうと考え、専攻を決めた。 文学のうち新古今和歌集を学ぶゼミと和歌の英訳を学ぶゼミに入った。和歌に見られる表現方法や和歌を英語でどう表現するかを考えることは、わたしが学びたいことと近い気がした。だけどぴったりではな

      • オラクルカードのこと

        わたしは大学生の頃、お互いに初めての恋人として付き合い始めた彼氏がいた。わたしにとって相手は大親友とも家族ともいえる信頼ある存在で、お互いに自然と「結婚したいくらい好き」と口にするような、そしてそれを確信するような満ちた関係だった。 あるとき大学の友人にオラクルカードをする人がいて、わたしと彼のことを占ってもらうことになった。 特に彼との関係で悩んでいたわけではなく、オラクルカードへの興味からぱっと思い浮かんだ占ってもらうためのテーマとして「彼とのこと」を選んだのだった。

        • 「自分と自分の大切な人を幸せにしたい(それ以外の人はどうでもいい)」が世界のあらゆる悲劇を生んでいる

          「幸せになりたい」「大切な人に幸せでいてほしい」とは誰もが願うことだ。 でも、人々の「自分と自分の大切な人を幸せにしたい」の裏側に(それ以外の人は別にどうでもいい、知ったこっちゃない)という考えがあったら、願いは実現しない。 裏返せば、自分は自分以外の大勢にとって別にどうでもいい、知ったこっちゃない存在になるからだ。 自分は自分ひとりしかいないし、自分にとって大切な人は人それぞれだろう。 自分と自分の大切な人を幸せにするには、それ以外の人の幸せも考えて行動することが、

        「人生が永遠なら退屈」とは思わない

        • 学びたかったことを見つけたかもしれない

        • オラクルカードのこと

        • 「自分と自分の大切な人を幸せにしたい(それ以外の人はどうでもいい)」が世界のあらゆる悲劇を生んでいる

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          友愛への疑念と希望的観測

          最近、愛について研究している。愛の研究を始めた理由は、簡潔に言えば自分と世界を理解するためで、愛を実感したい、愛を与えたいと考えているから。詳細は割愛する。 愛というと、アガペー、エロース、フィリアの3つが有名かもしれない。このうち、フィリアは「友愛」を意味している。 「友愛」と聞くと大それたことに聞こえるが、「友情」は少年漫画の代名詞とも言えるテーマだし、「男女の間に友情はあり得るか?」もよく議論される話題だろう。 友情、と言い換えれば、想像は難しくない。友だちの少な

          友愛への疑念と希望的観測

          ともに眠る、起きる

          「眠くて寝そうなときに起こされるとつらい」 わたしは彼に思いやりを込めながらそう伝えた。ここ数日、彼は遅くまで起きていて、先にまぶたが重くなるわたしがまどろんでいると声をかけて起こしてくる。 聞いてほしい話があるのだろう、と眠気と闘いながら返事をするが、どうにもつらい。眠気に抗うのもつらいし、彼の話を満足に聞けてあげられないのもつらい。しんどくて、今朝はついにそれを伝えた。 もちろん、音楽をかけて、彼が朝のスマホタイムを終えてわたしを抱き寄せてきたタイミングで、「昨日の

          ともに眠る、起きる

          ‪しんようはしないしんらいはするいっしょにおおきくなったもの、言葉‬

          ‪しんようはしないしんらいはするいっしょにおおきくなったもの、言葉‬

          ‪純度100%のことばをくださいそれか声をうばってください‬

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          薪ストーブに感じるもの

          肌で熱と空気の流れに触れる 目で炎と光の揺らめきを見る 鼻で薪の生きていた香りをかぐ 耳で木が弾けるパチパチという音を聴く 味覚以外の五感を使って感じるのが、薪ストーブのいいところ。 ただでさえ暖かいのが大好きなわたし。ゆらゆら揺れる火を見つめれば心が落ち着き、パチパチと木が燃える音に静けさを感じ、生きていた木の香りが鼻から抜けて脳が鎮まる。 薪ストーブから離れられないのは、それらのことを全身で感じているのが、心地いいから。

          薪ストーブに感じるもの

          感受性の強いひとへ‬

          ‪ ‪わたしの心は、小さなことで動くので、傍から見たら弱そうに思うかもしれません。‬ ‪すぐに感情を溢れさせて、涙をこぼすので、子どもや弱虫の代名詞でもある「泣き虫」という言葉がくっついてもいます。‬ ‪感受性の豊かさは、社会での生きやすさとは別のところにあると思います。社会のなかで生きるという観点から見ると、強弱の軸では弱いと判断されるものかもしれません。‬ ‪だけれど、人間という生き物としてはとてもその特長をおさえている分類になると思います。いわゆる"人間らし

          感受性の強いひとへ‬

          表現の意味

          ‪ 具体、が苦手だ。「形・姿を備えること」そうしたら本来それらを持たなかった本物が固定されてしまうから‬ ‪姿をあらわすってなんて苦しいことだろう、と思ってしまう。それは本物ではないただの一部なのに‬ ‪言葉も絵も、表現はすべてそう‬ ‪表現は思想にいつまでも追いつけない。それでいいのだけど‬ ‪表現はこわい。追いつけていないのに、本物じゃないのに外に出すことだから。他人に知られてしまうことだから だから、まるで本物をすべて表現できているかのように表

          表現の意味

          "好きな男の前で泣いたり取り乱せる女"という字面を見かけたんだけど、わたしの場合は"その男の前だと泣いたり取り乱せるから好き"なのだ

          "好きな男の前で泣いたり取り乱せる女"という字面を見かけたんだけど、わたしの場合は"その男の前だと泣いたり取り乱せるから好き"なのだ

          五感を駆使すること、感性と世界への知的好奇心で生きたい‬

          五感を駆使すること、感性と世界への知的好奇心で生きたい‬

          ‪目の前の幸せと大きな物事しか興味がない。‬

          ‪目の前の幸せと大きな物事しか興味がない。‬

          親の命日、何していいかわからないな。手元に思い出の品があるわけでもない。そう考えると、いざというとき持てるのは【記憶】だ。

          親の命日、何していいかわからないな。手元に思い出の品があるわけでもない。そう考えると、いざというとき持てるのは【記憶】だ。

          たぶん旅行は2日くらいがいい。新鮮なうちに終わらせたい

          たぶん旅行は2日くらいがいい。新鮮なうちに終わらせたい