【NZワーホリ】3週目:赤裸々日記
3週目:10月30日~11月5日
今は、11月9日今回は電源が限られている場所だったので、毎日かけず、アナログに書いていたが、こちらにも書き残そう。
15日目
今日は、午前中に出て昨日狙ってたツアーに参加した。5000円だった。高いけど、まあいいのだ。これも運命が私を呼んでいるとでもしておこう。それは、マオリのモチーフが書かれた岩を見に行くというツアー。2時間タウポ湖を回るのだ。タウポに来たからには、湖を満喫しなくちゃということで、それを回った。ひとりでいる人はいない。家族かお年寄りのご夫婦が多い。その中で、どこに座るかが重要だ。私は、私と同じくらいの娘と母できている席の前に座ってみた。私が話しかけることもないから、話すことはなかった。でも、岩を見ての帰りそのお母さんがあなたどこからきたの?と話しかけてくれたのだ。お母さんと話したのは、その一瞬だったが、スコットランドのその娘が私とその後話してくれた。彼女は大学卒業した後の卒業旅行として母と旅行しているらしい。ニュージーランドの旅行ももうそろそろ終わり、仕事はこれからエンジニアとして働くんだって、スコットランドも少し景色は似ているのよとお話してくれた。何を話したのか忘れたが、それぞれの自己紹介とぽつぽつといろいろ話した楽しかったし、いい時間だった。
マオリの岩はどうやって削ったんだって思うくらい美しかった。優雅な時間だった。
あ、昨日の夜に同部屋になった人が、私を温泉に誘ってくれたのに、私zoomの予定あってできなかったの。😿でも、その人のテンション感も好きだったな。水着を着て、これどっちが似合うかしら?6ドルだったのよ。安いと思わない。今日の写真みてみて。私達って頭いいわね。2人なのになんだかうきうきする時間だった。
そんな昨日の夜だった。
そして、14時に今回Workawayとして滞在するLisaが来た。
果たしてどんな人なのかとドキドキしていたが、会ってみるとかわいいおばあちゃんだった。でも、最初はタトゥーがすごくて、やっぱり慣れていない私はびっくりしてしまう。でも、マオリの人にとってはタトゥーって普通らしいね。ニルスという男性と一緒に来たんだけど、彼慣れているから住んでいる人かと思ったら、全然違うくて普通にボランティアの一人だった。
マオリの音楽を聴きながら車内でゆられていた。
その日は、コンポストトイレの使い方を教えてもらって、部屋の紹介をしてもらったら、1日が終わった。
ご飯もとてもおいしかったな。大好きなアップルパイもあった。
2匹の犬(ハニーとエンガス)が人懐っこくてとてもキュートだった。
夜は、焚火の中でニルスと二人でいた。火が消えるたびに、ニルスは焚火を組んでくれた。そして、日記を書いていた。
夜は雨も降っていたからか凍えるほど寒かった。
ここでやっていけるのかと不安になった。
16日目
今日は、何を手伝えばいいのか聞いたが、トロイは今日はフリーなんだ。Lisaもいないからと言われた。(トロイは近所に住んでて、ここの管理もしている。りさに呼ばれたんだって)何をすればいいのかわからず手持無沙汰になった。とりあえずトロイに施設を案内してもらった。英語が全然わからなくて、ほぼ理解できなかったが、うんうんと言っておいてしまった。😿その後は、昼はニルスと一緒に食べた。ニルスは走りに行くらしい。私はついていけないから待っておくことにしたが、行けばよかったと思った。その後、街を散策してみた。スーパーでなんとなくクッキーを食べた。ここでやっていけるのかとまた涙が出た。オークランドより不便だ。でも美しい施設だった。不便さは美しいのか。聞きたいことが英語で聞けないし、聞いても理解できない私の英語力にもどかしくなりながら今日が終わった。オカリナを吹いてみた。ニルスが興味を持ってくれた。オカリナはタイで買ったものだ。大切な私の旅の相棒だ。これは日本語の曲?この曲は知っていると反応してくれた。嬉しかった。ごはんが満腹食べれたのは、ここに来てからだ。オークランドにいるときは、ごはん代を節約しようとずっと気を付けていたから全然満足に食べれなかった。おいしいし、満腹に食べれる今の生活に感謝だ。みんなが動いてくれるからなかなか手伝えないが、今日は位置や場所をおしえてくれたから何とかなった。手伝えたよかった。役割に惑わされる自分嫌だな。明日は学校行くから7時出発らしい。頑張って起きる。
17日目
今日はマオリスクールに行った。ここで、ごはんを毎日りさは作っているらしい。平日毎日。これで生計をたてているみたい。朝はベーグル切って焼いて食べた。自己紹介は自分の言語の日本語で話して、1曲披露してと言われた。私はゆかたをもってきていたので、浴衣を着た。りさもにるすもとても喜んでくれた。日本語でよかった。これはお互いの言語をシェアするそして、ここもマオリ語を主な言語にしているからという意味があるらしい。日本語の歌は「上を向いて歩こう」をうたった。私なりに精一杯歌ったら、二人とも、そして先生達も喜んでくれた。一人の先生がピアスに広島の折り鶴のピアスをつけて説明してくれた。そして、終わり際に折り紙クラスをしてくれないかしらと聞いてくれた。なんというチャンスだ。嬉しかった。次来るときにしてと言われた。頑張るぞ。終わった後は、そこでシャワーを浴びた。いつも外にあるシャワーだから温かいシャワーがすぐ出てくることに感動した。時間があったので、学校を回った。自由な風潮で、6歳から18歳男女関係なく、遊んでいてとても素敵だった。いとおしい空間だった。ベイビーもいて、かわるがわる子ども達と先生が抱っこしていた。トランポリンをして一緒に遊んだ。ごはんの片付け中、Tuiという男の子が私の元に来て、名前はなに?何色が好き?いつまでいるの?と聞いてくれた。本当にかわいかった。特に友達って日本語でなんて言うの?今日から私達は友達ねって言ったその子の恥ずかしそうな顔がいとおしくてたまらない。その子は私にたくさん話してくれた。なんで私になついてくれたのかわからないが幸せだった。
その後は、Lisaの家族と花火を見に行った。15バーツは痛いけど、カンフーパンダをみて、花火を見た。そこには、いろいろな国の屋台が並んでいた。ニルスと何が一番食べたい?でも買わないけどねと話しながら回った。
Lisaは息子と孫と会えて本当に嬉しそうだった。おばあちゃんの顔だった。花火はライティングも相まって素敵だったけど、やっぱり日本の方が好きだなと思った。
帰って23時だったからすぐに寝た。
18日目
今日は、ウルスラという人が新しく来て、ビルという人も来た。ウルスラはボランティア、ビルは友達?らしい。ウルスラはイギリス人で車で来ていた。珍しく背は私と同じくらい。でも堂々としていてかっこいい女性だった。ウルスラと施設に住んでいる人と町を案内してもらった。知らなかった町の姿が見えて、ここTurangiにも図書館があることを知った。
あ、言い忘れたけど今日はLisaからDayoffと言われた。昨日疲れたらしい。
帰って、昼ごはんを食べた後、ニルスが河に泳ぎに行こうと誘ってくれた。正直泳ぐには寒すぎる気候だ。でも、誘ってくれたからにはいくしかない。水着を着ていった。ロードオブザリングのような通りだった。橋は揺れていた。行きながらいろんな話をした。というより聞いていた頭がつかれるほどイングリッシュシャワーだった。ニルスおすすめの河のスポットは45分くらい歩いたところだった。彼はここまで毎日走っていると思ったらすごすぎる。彼はもともとクライミングジムの人だったんだって、でもオフィスワーク多くてやめたらしい。それで今旅。帰ってからは、建築の仕事がしたいって言っていた。違和感を抱えたまま仕事するんじゃなくて、すぐに決断できるの素敵だなって思った。建築も今回のワーカウェイで思ったらしい。話は戻って、河は叫び散らかすほど寒かった。ニルスは平気そうだった。ウルスラも寒そうだった。ニルスはスウェーデン人だから河入ってサウナ入ってみたいなルーティンを繰り返す文化があるらしい。すごすぎる。その後も河のそばで日向ぼっこしながらそれぞれの旅を語っていた。なんでニュージーランドにきたの?将来なにしたいの?そんな問いを答えた。私の話す速度は遅いし、話す量もすくないけど、会話には入れていたと思う。
雨が降り始めながら帰った。そういえば今日は雨予報だったから外にでるのはやめようと思っていたけれど、結局あまり降らなかったな。外に出て良かった。その後は肉たっぷりのパスタを夜ご飯に食べた。夜の時間は折り紙の練習をした。ニルスが興味を持ってくれて、おしえながら一緒におった。覚えが早くて、説明書だけでも折れていた。そしたら、レゴと似ているって教えてくれた。スウェーデンはレゴ発祥の場所らしい。レゴは日本でも有名だし、今度レゴランドに就職する友達がいるからなんだか親近感がわいた。そんな文化交換をしながら今日を終えた。
19日目
今日は、マオリの伝統料理をつくるらしい。その前に仕事だ。午前中からガーデニングをした。ジャガイモをとった。こっちのジャガイモは、紫だった。もちろん茶色もあったけど。あと、小さかった。その後は、キュウリとトマトを植え付けた。ジャガイモは紫のが最初にできたらしい。ニルスがペルーでワーカウェイしてた時に教えてもらったらしい。ああ、こうやって知識が増えていくんだと思った。嬉しいな。ガーデニング楽しかった。実家で子どもの時にやっていた時は汚くなるから嫌だ!と後半言っていたな。前半は泥だらけになるの楽しかったのに。いつのまにか手作業の仕事を避けていた。掃除や洗い物系をさけてPCの前でするものばかり。こんな仕事ができるのもボランティアだからかもしれないが、なんだか熱中できた。その後は、マオリの伝統料理をつくるために温泉が湧き出る場所へいった。ここで湧き出る湯気の中で蒸してつくるらしい。ブクブクとあふれる地熱にこれが本物の天然の温泉かと感激した。硫黄の匂いもすごかった。
Farmに変えると新しいボランティアがいた。フランス人のカップルだった。男性の方はとてもテンションが高い、女性は落ち着いている。でも二人ともなんだかどこか似ていて、おしゃれな人だった。今日は大勢でごはんを食べれる。嬉しい。みんなでできた温泉地帯にまた行ってみた。できるまで1時間あったから歩いてみたら、もっと広い湧き出る地帯がたくさんあった。これは地熱発電の教材だと思った。この景色を子ども達に見せたいと思った。そして、どうやって発電しているんだろう。そういえばそれぞれの発電ってどうなんだろうと疑問に思って聞いたら、原子力発電が多くて、原子力が最高と言っていた。日本では危ないと問題視もされているけど、日本でも多いんだと伝えたら、東日本大震災のことを知っていた。でも、福島はまだ人がいないと思われているみたい。もう安全だよ。だけど、まだ人が住んでいないところもあるけれど、魚も食べれるんだよと言ったらびっくりしていた。10年以上たってもそこは人は住めないと思われているんだとびっくりした。
私が話し始めたテーマで話してくれて嬉しかった。みんなつたない文に最後まで耳を傾けてくれて、ありがとうとそれについていうと、あたりまえだよというようね返答をくれた。心が温かくなった。帰って、オープンしてみたらしっかりできていた。硫黄の匂いもした。なんだかそこにいたコロンビアのカップルとも一緒にご飯を食べることになった。Lisaすごい。
帰ってみんなでごはん。羊と鳥と豚もある。今日取れた芋もある。味付けがあっさりしていておいしかった。
夜はまた記す時間。それぞれの時間がそこにはあった。編み物をしているダニエルとオスリー、読み物をしているうるすら、手紙を書くニルスがいる。私は日記を書いた。3人に名前を日記に書いてもらったりもした。
20日目
今日は、2回目の学校。ランチの準備ではなくて、今日は草取りだった。3人は話しながらだったけど、ニルスは黙って黙々とやっていた。私も何かをしながら英語を話すのは大変だから、黙ってやった。でも、途中で話しかけてみたりして話してみた。楽しかった。草取りも苦手だったけど、やっぱりきれいになっていく感覚たのしい。学校での清掃活動を思い出したりした。Tuiが私の名前を覚えていて、お昼の時間を呼んでくれた。みんなでチップスごはん5人で並んで食べた。あ、朝はセレモニーだった。本当にみんな歌も踊りも幸せそうにするんだ。そして、6歳から18歳がいるって本当にすごい。帰ってから川に行くことにした。私が道を覚えてるか前で歩いてと言われて進んでみた。ほぼ覚えていてよかった。帰る前に前いった温泉湧き出てるところ、Taupoのところ行った。そこで私は寝てた。そこでもみんな干渉することなくそれぞれの時間を過ごした。川は寒すぎて、私は入るのやめたど、3人入ってそこで体洗ってた。なるほど。それもありかと思った。5人の暮らし楽しい。私は、明日学校に折り紙を教えることになった。わくわくだ。頑張ろうと思う。必死で練習していたら、絶対にいい時間になるよと励ましてくれた。
21日目
今日も7時起きで出発だ。今日は3人と2人で別れて、私はニルスと学校。3人はガーデニングと掃除だった。学校で最初は準備をした。今日はマオリ語で挨拶してみたりした。これ後でつくろうねと鶴をみせたらとても喜んでいた。午前の準備が終わって、お昼前にクラスに行った。不安げに目で訴えると大丈夫と言われた。行ってみるとそこには折り紙を楽しみにした子ども達がいた。みんなで少し難しいけれど折り鶴を折った。やっぱり難しいから苦戦していたけれど、みんな完成した。できたときにはとてもびっくりして、みんな目が輝いていた。英語とマオリ語と日本語とごちゃまぜになって教えた。みんな「のぞみ」「のぞみ」と言って、ヘルプを求めてきた。とってもかわいいみんなの写真私の宝物になった。Tuiは私の隣を守って話さなかった。そして女の子二人が手裏剣をつくってほしいとねだって、折ったら、忍者の真似をしていた。迫力満点でかっこよかった。かわいかった。小学校1年生か2年生くらいの子ども達。みんなが好きな色何と言われたから答えた。お昼を食べて、戻るとお礼にとハカを披露してくれた。迫力満点だけどかわいいハカだった。そして恥ずかしそうにみんなが書いてくれたお手紙、プレゼントみんながハグして回ってくれた。嬉しすぎた。ニルスにもプレゼントがあった。ニルスはセレモニーでも泣いていたし、子ども達をみるととても嬉しそうな顔をする。でも、なんだか子ども達に慣れてはいなさそう。英語話せるのに、わかるのにそれは私の方がうまいのだ。よくわからない。
独り占めしたハカ、みんなにシェアした。かわいいねって言い合った。ニルスがかえって3人に折り紙教室のことを伝えていて、なんだか嬉しかった。
そういえば、今日は最後の夜だ。5人でいっぱいごはんを食べて、準備をした。片付けをしているとLisaが来たから、準備していた鶴とハートの折り紙を渡した。鼻と鼻をつけてマオリの挨拶をした。Lisaは私に熱いハグとまたきてねと言ってくれた。優しすぎた。すごく素敵な笑顔をするんだ。美しい人なんだ。こんな年の取り方をしたいと思った。夜はみんなで私が帰る時間になるまでトランプをした。ニルスが紹介してくれたトランプのカードがあったらパチンとするやつ、5人版のスピード、ダニエルが教えてくれたフランス版大富豪、日本のはない?と言われてしちならべを教えたらなかなか好評だった。カードゲームは言葉がいらないから楽しい。23時半、うるすらに車で送ってもらって、バス停まできた。一人で待ってても良かったのに、遅れているバスを危ないからと一緒に待ってくれた。どこまでも心が優しい人だ。深夜1時近いのに。本当に優しい人だった。
Workaway本当にいい時間だった。
かけがえのない時間になった。
ここでの日々は私の宝物だ。
なんだか願いが叶っちゃったのだ。
そういえば今まで訪れた全ての国で私は学校を訪れている。
スイスー高校
ハワイー大学
タイー大学、村の孤児院、スラム街の学校、学校兼寮孤児院
カンボジアー孤児院(あ、ここは学校ではない)
インドー学校
ニュージーランドーマオリの学校
こうやって子供に関係した場所を毎回訪れさせてもらっていることに感謝しかない。これは私の中でずっとテーマにしていきたいと思ったし、ここで持ち帰ったものを伝えたいと思った。特に子ども達に。
私は明日ニュージーランドを出る。