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2023⇒2024 私の年末年始

今回の年末年始、私はおてつたびで今住んでいる山梨でもなく、実家の広島でもなく、縁もゆかりもない淡路島で初めて会う人と過ごしました。その記録を少しだけつづっていきたいと思います。

いちご畑まじで美味しかった
本当に美味しいいちご食べちゃった

なぜ淡路島を選んだの?

これは年始に行った観光✌️

まず、大学入学して知った時からずっとおてつたびに参加してみたくて、今回今しかないと思って参加しました。10月11月ごろにおてつたびの冬休みあたりの募集をみていたところ、ホテルやミカン狩り、農業の手伝い、ウィンターアクテビティーのおてつだいなどいろいろありました。
そして、自分の希望
・寒いの苦手
・ウィンターアクティビティー興味ない
・できるだけしっかり稼げるところ
・ホテルとか旅館ではなくできるだけやったことない仕事
(多いな…笑)
そこから決めた場所は、淡路島!!!のいちごやトマトを栽培している会社、レストランやイチゴピクニック、カフェもしているそう!!!✨

なんなんだそれは!と気になって特にヤギもいるのに吸い寄せられて(笑)すぐに応募しました!

(そもそもおてつたびってなんや!?って人はこちら

募集ページ!楽しそうでしょ!?

グリナリウム淡路島ってどんなところ?



一言…とにかく熱い場所でした。
・農業に熱い。
・お客さんに熱い。
・社長が熱い。
・トマト愛・いちご愛が熱い。

とにかくやっていること何に対しても本気なのです。
それぞれが本気で仕事に向き合っていることが感じられる。
だって、本気で向き合わないといけない状況でもあるから。

よく温かい場所でした。という言葉を聞きますが、そんなもんではありません。初日では、とにかく大森社長が熱いことを感じられただけでしたが、2.3日たてばその会社全体がとにかく熱いことがわかりました。

もともと農業の会社だった淡路の島菜園。JAやレストランに出荷するのではなく、人に頼むんではなく、自分達でやってやる。自分達でお客さんに届けるんだという心で、レストランもカフェもいちごピクニックもどんどん幅を広げて行っていました。

どんなおてつだいを行ったの?

正直、おてつだいなんて甘いものでもないのですが笑
私たちおてつたびが担った場所は主に3つ。5人がそれぞれの場所に配属されて業務を行っていきました。
①いちごピクニック
②レストラン
③グレイナリー
どれもエンタメ部門といって、お客さんに直接見える直接届ける大事な場所。私もエンタメという言葉に興味をそそられ選んだ場所で、そういったお客さんを楽しませるという意味があると知れました。

そんな私が配属されたのは、「レストラン」

食べ応え抜群のハンバーガー🍔
私の1番の好物🫶

業務としては、洗い物、レジ、簡単な仕込み、案内、デシャップなどでした。私は、飲食の仕事をしたことがなく、というか自分の中で苦手だという風に考えていたため、バイトとして選んだことがなく、正直とても不安でした。慌てるととんでもない失敗をしやすい、何を考えていたかすぐに忘れてしまう、忙しさがすぐにばれてしまう。まあ、よくどこの場所でも言われるのが、とんでもなく不器用なのです😿

ここでもたくさん言われました。
「もっと頭を使え」
「一旦周りを見渡して他の人がどこにいるか見てみろ!」
「もっと早くできる」
「仕事を探す」
「不器用の代表だね」
んー、悔しかった…。。。情けなかった…。。。
最終日絶対もっとできるようになって見返すんだ。もっと余裕もってお客さんと会話できるようになるんだ。そう思ったけど、結局十分には、仕込みも早くならなかったし、お客さんともいっぱい話せなかったです。でも、私がいる間にい2回目来てくれたお客さんに以前も来てくれましたよねと言えたり、イチゴの特徴について伝えたらもっとたくさん買ってくれたり、ピクニックの紹介やグレイナリーの紹介もすることができたりなど、私ももっと紹介したいという熱がグリナリウムにいるうちにしみ込んできた気がする。

ここはだたのレストランじゃない。
自分達でそこで取られたトマトを使って、そこで取られたいちごを使って、淡路のおいしい食材を使って、ここで考えたメニューを提供している。そりゃおいしいに決まっている。ちゃんと伝えなきゃってそんな気持ちになった。

でも、その気持ちとは裏腹に人はたくさん来るし、洗い物はたまるし、レジは打ち間違えるし、なんでそうなるの~😿の間違いばかり自分がしてしまうから頭の中はパニック反省会。。でも、次!次!と思いながら頑張りました。

ワンちゃんも入れて、しかもトマトハウスの横で食べれるんだよー!

どんな人がいるの?

最後の最後!写真撮れた!✨
本当に学びいっぱい悔しさいっぱい詰まった場所。
ポンさん、ミヤモンさん、チョーさん、ウーさん
みーんな優しくて明るくていい人たちだったなぁ。

働いている人がとにかく熱いと言ったように、社長の大森さんをはじめ、どこにいっても熱い人がいます。

私は、とにかくレストラン勤務だったので、総料理長のすけさんにお世話になったのですが、とにかく料理人という感じでした。(語彙力…笑)
丁寧で几帳面でこだわりたくさん、でもどんな仕事でもやりこなしていくところにとても頼もしさを感じました。教えられてまったく嫌な感じせず、むしろ頑張りたい。それをやる意味までしっかりと感じさせてくれました。
途中から私はひそかにファンになってしまい、お仕事が推しごと化しそうでした💦(あぶないあぶない…)
また、スイーツを担当している人は、いつか自分の店を持ちたいと思っていたり、人から命令されるの私苦手でさと強く生きていて、やっぱりここ変わった人しかいないやと思いました。

そして、多くのミャンマー人とベトナム人が働いており、半数以上多数派が日本人ではない空間でした。その人たちもたくさん教えてくれるのですが、仕事中はまじめに私が間違えてぶつかっても、「大丈夫」「ごめんね」と声をかけてくれたり、おもしろがって私をからかってくるような明るい人達ばかりでした。送迎時間や休憩時間でも話す中で、母国を離れてきて日本の技能を学ぶんだだったり、お金を稼いで母国に帰るんだといった言葉を聞けました。ベトナム人もミャンマー人も家族を大切にする文化がある国だそうです。そして、ネット情報ですが、怒られるのが苦手な文化もあるとのこと。そんな人たちが、家族と離れ、初めての空間で仕事をするのはどんな人もつらいはず、そうであっても今ある場所を大切にして乗り越えている姿に本当に尊敬しました。そして、私みたいな短期間の人にも話しかけてくれて、毎日「一番頑張ってたよ」「おつかれさま」と声をかけてくれることに感謝いっぱいでした。
笑顔いっぱい、おもてなし精神いっぱいの彼らを見ると、日本人が忘れている何かを思い出させてくれるようなそんな気持ちにさせてくれました。

淡路島の魅力

ウユニ塩湖みたいな夕日と海

もっちのろんで淡路島もたくさん満喫しました✨
淡路島の海は若干瀬戸内海だけど、若干瀬戸内海ではなくて、自分の島とはまったく違う景色が見られました。先に見えるのは都会の神戸や大阪できらきらとした工場夜景で、でも夕日や朝日の時間は前にあまり何もなく晴れてたらきれいに見えました。
何もとくべつな観光地なんていらなくて、コンビニの弁当を持って行ってごはんを食べるだけでなんかほっこり特別な時間になりました。歌ったり、石をなげたり、それぞれの時間でいいのです。話さなくてもその人の過ごし方でいいんです。やっぱり私は海が好きだ、この時間が好きだそう思えました。
大森さんは
ー最近はここにいてもどう過ごしていいかわからない人が多い。

と言ってました。何かをすることで楽しむ。そうではないそこにいるだけで、心地いい。そんな感じ方ができる方が得なのにな。なんだか寂しいなと思いました。

ーだから、PASONAがつくるニンゲンノモリなどがある、あんなの淡路島の楽しみ方やない。

キラキラの海

もちろんPASONAが来て発展した部分も淡路島はあるのではないかなと思います。実際、利益を得ている部分だって島だって、周りの商業だってあるはずです。だけど、やっぱり本当の島の楽しみ方を私も伝えたいと思いました。
そうなると、グリナリウムはぼーっとができない人にもできるだけ心地いい空間で楽しめるようにありすぎないようにでも自分で楽しみ方を見つけられるきっかけが散りばめられているなと思いました。

こんな奇跡みたいな月にも出会えた

結果…行ってよかった

本当に行ってよかった。
初日、ただでは成長させんぞと言われた理由が分かったし、お金を払うべき程の学びと成長を得られました。もっとこうすればこうしておけばと思うことはまだまだたくさんあったけど、それはこれからの生活に活かすことにします。

右大森さん
左しんじさん(バイクで回れるイチゴ農園作ってるんだって!めっちゃおもしろかった!)

大森さんからは、本物を追及することの大切さを学びました。本物を追及するからこそ、自分に自信をもてる、迷いがなくなる、成果まで目指せる。どこまでも先まで目指せそうな気がしました。私は、地方創生という言葉があるからこそ、そういうことに興味がある人が多いので一概に嫌いとは言えませんが、現場を本当の意味で知ることでうわべだけのことなのかがわかるなと思いました。農業を楽しんでいる人が少ない。どこに行っても楽しむということがどれだけ大事か、きっと楽しむの対義語って苦しいとかつらいとかではないんだなと思いました。無であること、あきらめること、無関心であることだと思います。楽しむなかにはつらさも苦しみももどかしさもある。それでも、楽しむ人には人はついてくる。そんな姿をここで見れたような気がしました。

大好き私のマイファミリー

そして、家族が私の働いているところに来てくれました。
ふっ軽家族の私の家族、でも年始にみんなと会えたことは私の息抜きになりました。本当にうれしかった。そして、私の家族はやっぱり島の楽しみ方を教えてくれた人だから、ここの楽しみ方もいち早く知っているなと思いました。やっぱり島で生きてきた人は強い。家族と会ってそう感じました。

また会おうね!

最後に、おてつたびに初めて参加して出会えて4人が最高でした。
年齢も同世代ではあるけど、同じ年齢はほぼいなくて、だからこそそれぞれの抱えている悩みや人生も違う。初めてあったのに、ワークショップがなくてもこんなに話せたのはいつぶりだろうって思いました。また会いたいな。また、それぞれの人生が交差するそのときまで。

おてつたびのメンバーにも言われたな。
素直だね。言いたいこと言ってくれるから。正直だから。
ピュアなんだから。
もう全部誉め言葉として受け取ります。
ありがとう。

また、会えますように。



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