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エンジニアイネーブルメント事業で「できる喜び」を届ける

昨年(2022年12月)、ナレッジワークにソフトウェアエンジニアとして入社した@tenntennです。

プレスリリースで発表したように、ナレッジワークではセールスイネーブルメント事業に続き、エンジニアイネーブルメント事業を行うことになりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000063428.html

本記事ではエンジニアイネーブルメント事業への思いと、チャレンジしていきたいことについて紹介します。

なお、本記事ではエンジニアと表記した場合、ソフトウェアエンジニアを表しています。

エンジニアにできる喜びを届ける

ナレッジワークは「できる喜びが巡る日々を届ける」をミッションとして掲げ、仕事のイネーブルメント(成果の創出や能力の向上)を実現するクラウドサービスを提供しています。

そのため、エンジニアイネーブルメント事業でも、「エンジニア職にできる喜びを届ける」というミッションを定めました。

筆者は、エンジニアに「できる喜び」を届けるには、エンジニア、技術コミュニティ、企業の三者の関係をより強固にしていき、次の図のような三方良しの関係を築いていく必要があると考えています。

エンジニアイネーブルメント事業は、この三者の関係性をより強固にしていくため、大きく分けて2つの方向性で事業を進めていくことになりました。

1つめは、技術コミュニティへの学習プログラムの提供です。技術コミュニティにナレッジが蓄積しやすくなり、それらのナレッジを他のエンジニアが活用できる循環が生まれることを期待しています。

2つめは、エンジニア向けのサービスの提供です。サービスの詳細はまだ決定していませんが、サービスを通じて「できる喜び」を届けたいと考えています。企業にとってもよりスキルや仕事へのモチベーションの高いエンジニアを採用しやすい環境になるのではないかと考えています。

技術コミュニティへ蓄積されたナレッジは、エンジニア個人のスキルを高める機会を提供し、そのエンジニアを採用する企業で生まれたナレッジも登壇や執筆などを通して、また技術コミュニティに蓄積していくでしょう。そして、より多くのエンジニアが「できる喜び」を感じる業界になっていけばと考えています。

なお、初めは筆者がGoエンジニアということもあり、どちらもGoエンジニア(プログラミング言語Goのエンジニア)を対象とする予定です。

技術コミュニティへの貢献

筆者は、10年ほどプログラミング言語Goの技術コミュニティを運営しています。「チャンスは待たずに自分で作る ─ ソフトウェアエンジニアが『好きな技術』で生きていくための技術とは」という記事では、これまでの技術コミュニティにおける活動をまとめています。技術コミュニティとの関わりは、筆者にとってライフワークとなっており、今年で10周年を迎えるGo Conferenceの運営や大学における講義など継続的に行っています。

ソフトウェア業界は、各社の採用活動も活発でエンジニア不足と言われています。エンジニア採用に関わる立場であれば、日頃から採用の難しさを感じているでしょう。筆者は、各社がエンジニア採用でゼロサムゲームを行なっていては、業界のためにはならないと考えています。そのため、この業界に関わる人たちがエンジニアが成長する機会を築き、エンジニアやエンジニアを目指す人たちが「できる喜び」を感じる世界を作っていく必要があると思っています。

ナレッジワークにおいても、エンジニアイネーブルメント事業の1つめの柱として、技術コミュニティに貢献し、「できる喜び」をエンジニアに届けたいと考えています。エンジニアのスキルアップや成長につながれば、長期的にはエンジニア不足など業界が抱える課題の解決にも寄与できると信じています。

具体的には、直近で次のような施策を考えています。

  • 大学講義

  • インターンシップ

  • 勉強会やカンファレンスのスポンサーシップ

  • 学習プログラムの提供

以前より行っていた法政大学の講義はナレッジスポンサーシップ制度を活用し継続しています。また、3月には「Gopher Enablement Internship」という形で学習型のインターンシップも開催する予定です。エンジニアを目指す学生に学びの場を提供していきます。

さらに、Go Conferenceをはじめとする勉強会やカンファレンスへのスポンサー企業として貢献していきます。勉強会やカンファレンスは、運営メンバーや登壇者のモチベーションや熱意によって支えられていますので、ナレッジワーク社員が運営メンバーや登壇者として関わる機会を増やすことで、持続的なコミュニティ運営に寄与していきます。たとえば、「Go1.20リリースパーティー」というイベントでは、運営でもある筆者(tenntenn)とバックエンドエンジニアのhiroが登壇しました。また、マネーフォワード様と共同開催をさせていただく「ビジネス課題をGoで解決する」というイベントでは、バックエンドエンジニアのyackrruが登壇予定です。

この他にもGoの学習プログラムや学習の場を提供していく予定です。技術コミュニティを通じて「できる喜び」をエンジニアのみなさまに届けていきます。

エンジニア向けツールの提供

エンジニアイネーブルメント事業のもう1つの柱は、エンジニア向けのサービスの提供です。技術コミュニティの貢献とは違い、筆者にとっても新しいチャレンジになっています。

ナレッジワークでは、イネーブルメントの対象領域を「ナレッジ領域」、「ラーニング領域」、「ワーク領域」、「ピープル領域」の4つと定めています。

エンジニアイネーブルメントにおいても同じような4つの領域があると考えています。事業はまだ始まったばかりのため、ここでは多くを語れませんが、まずは「ピープル領域」に焦点をあて、「できる喜び」を創出するようなサービスが作れないか試行錯誤を重ねています。

将来的にはエンジニアの新しい文化を形成できるようなサービスを目指していきたいと考えていますが、まずはエンジニアのみなさんにお見せできるものを形にするところから地道に頑張っていきたいと思っています。

ナレッジワークは「できる喜びが巡る日々を届ける」をミッションとして掲げ、エンジニア職だけではなく様々な仕事のイネーブルメントを実現していきたいと考えております。2022年4月には『みんなが売れる営業になる』セールスイネーブルメントクラウド「ナレッジワーク」を正式リリースいたしました。私たちのミッションや想いに共感してくださる方は、ぜひ一緒に働きましょう!


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