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ハワイ留学が、わたしをネイリストへ導いた

ネイリスト歴11年(フリーランス歴6ヶ月)。ハワイ留学でジェルネイルに魅了され、ネイリストを志す。現在は前職の後輩と、ネイルサロンを共同経営している。

大嶋 なるみさんのプロフィール

ハワイ留学でホームシックに。気晴らしのジェルネイルに魅了され

──大嶋さんがネイリストを目指したきっかけを教えてください。

幼少の頃、両親が共働きをしていた関係で、よくひとりでお留守番をしていました。

それを見かねた母が「より多くの人と交流してほしい」と思い、小学校1年生のときから、毎年ハワイ留学・ホームステイに連れて行ってくれたのです。

ホームステイを重ねるなかで“言葉の大切さ”に気づき、海外留学でより学術的に学びたくなりました。

その旨を両親に相談したところ「ハワイ留学だったら行ってもいいよ」って許可を出してくれたのです。

サードプレイスのような場所だったので不安はなかったのですが、意外にもホームシックになってしまって……。

心配になった友達が「よかったら、気晴らしにジェルネイルしてみない?」と誘ってくれました。

はじめてのジェルネイルを体験したのですが──。とても感動しました。とってもキラキラしていて、いままでの不安やストレスが溶けていった感覚があったのです。

そこから“ジェルネイル“の沼にずるずるとハマっていきます(笑)。

自分でもやってみたくなったので、友達にネイルをすることもありました。すると、とても喜んでくれて、その笑顔をみる度にわたしも癒されたのです。

この経験がわたしにとってのターニングポイントになりましたね。「もっと本格的に学びたいなって」。

惰性で大学生をつづけるよりも、ネイリストになりたかった

──留学先での経験が、ターニングポイントになったのですね。本格的にネイリストになるための準備をはじめたのは、いつ頃でしたか?

大学3年生の頃でした。実はこの時期、日本の大学に編入するかどうかで迷っていました。

ただ冷静になってみると、大学に通ってまで学びたいことが見当たらず……。

このまま惰性で大学生を続けるよりも、だいすきなジェルネイルを学びたい気持ちが勝ったのです。

そこから思い切って、ネイリストを志すことに。

その後、スクールに通い技術を習得。ネイリストになって12年目に差し掛かろうとしています。

閉店が決まり、腹を括って“独立”へ

──フリーランスネイリストになった理由は何でしたか?

わたしはこれまで、とあるサロンに10年間勤めていました。

技術取得まで苦労はあったものの、尊敬できる先輩や同期といっしょに働けたのは一生の宝です。

ただ、昨今の社会情勢で閉店を余儀なくされたのです。

人生って不思議です。

10年という節目だったので、わたしも「挑戦したい」という気持ちが芽生えていた頃でした。

これからを見据えて“独立”を春頃にしようと思っていたのですが、秋頃に閉店することが決まったのです。

「フリーランスネイリストになるのは、きっとこのタイミングなんだろうな」と直感的に思って。背中を押されたような気持ちになりました。

いろんなシェアサロンに足を運ぶなか、個室専有の『サロンビレッジ』がとても魅力的だったので即決(笑)。

ありがたいことに移転してからも、既存のお客さまが足を運んでくださっています。

「前のサロンよりも駅近で助かります」「個室かつ内装もきれいでより癒されています」といったお声がたくさん届いています。

不安はあった。でも「挑戦したい気持ち」に勝るものはなかった

──独立を躊躇する人が多いなか、大嶋さんが挑戦できた理由は何でしたか?

「どうなるかわからないけど、まずは挑戦してみたい。現状打破したい」という想いが、人一倍強かったからだと思います。

やってみて上手くいかなかった場合は、その時に考えようと決めています。

ひとりで抱え込まず、第三者に打ち明けたっていい。手を動かしながら、一つひとつ課題を潰していけたらと考えています。


また、独立へのハードルがぐんと下がったのは“共同”でやっているのも大きいかもしれません。

大嶋さんの施術部屋

現在、サロン時代の後輩と共同でネイルサロンを運営しています。そのため、サロンビレッジの月額利用料を折半しています。

後輩がいることで、些細なことでもすぐに共有できますし、一緒に悩んだり喜んだりできるので、とても心強いです。

──確かに共創できるパートナーがいると心強いですよね。では最後に、大嶋さんの叶えたい夢を教えてください。

まだぼんやりと考えていることなので、実現できるかはまだわかりませんが……いずれは日本ネイルの魅力を“海外”でも伝えていけたらなあって。

日本のネイル技術って、とても奥深い。技術が繊細で、ネイルアートも凝ったものが多い印象があります。

どういった形で伝えるかはまだ定かではありませんが、そういった視点も持ちつつ、技術に磨きをかけていきたいです。

大嶋 なるみさんのInstagramはこちら

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取材・文/ヌイ(@nui_nounai

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