ゆるく、心地よく、私らしく。私がフリーランス美容師になった理由
消去法で美容師を
──森さんが、美容師になったきっかけを教えてください。
自然の流れで美容師になった、という感じでしょうか。
はじめはネイリスト志望で、とりあえず専門学校に行こうと思い進学しました。
「ネイリストになりたい!」という心意気よりも、これまでの人生を振り返った時に、「そういえば美術が得意だったし、ネイリストなら楽しそうだなあ」という感覚で選んだんです。
しかし、ワインディングコンテストで一位になったり、技術面では「ヘア」の方が優れていました。また、先生から「美容師に挑戦してみたら?」と助言をいただき、気持ちが変わっていき「美容師」を志すことにしました。
──そうだったのですね。離職率が高いと言われている美容業界でしたが、辞めたいと思った瞬間はありませんでしたか?
はじめは慣れるまで本当に大変でしたね。体力的にもしんどかったですし。
実は大人の事情で辞めざるを得ない状況になり、一度“美容師”から離れたんです。その後、美容部員になりました。
ただ、美容師の仕事自体は楽しかったので、社会人3年目のタイミングで、また美容師として頑張ろうと思い、復帰しました。
有名サロンで、尊敬する先輩のもとで
──復帰後の美容師生活はいかがでしたか?
2店舗目から、ようやく覚悟が定まってきました。とは言っても、有名人気サロンだったこともあり、頑張らざるを得ない状況だったんですが。
高めの目標に喰らいつくのに必死でしたが、周りの方々のおかげもあり、頑張れました。
美容師という仕事に誇りを持っている先輩ばかりだったので、ご一緒できて本当によかったです。“美容師のいろは”を学ばせてもらえました。
──まだ“サロンでキャリアを積む”を選択されてもよかったと思います。ここでフリーランスを選択した理由は何でしたか?
今後のキャリアを見据え、辞める前から友人とシェアサロンを見学していたのですが、理想の空間になかなか出会えずで……。
ずっと「いずれは私らしく、お客さまに真剣に向き合う働き方をしたい」という想いがありました。
自分の好きな空間を一つずつ形にし、もっと丁寧に向き合える環境を自分自身で作りたいと思っていました。
そんなことを模索している中、彗星の如く、シェアサロン『サロンビレッジ』が現れたんです。
実際に足を運び、話を聞き、自分らしく働ける場だと直感的に感じ、即決となりました。
絶妙な空間と演出に惹かれて
──そう言っていただけて何よりです。決め手は何でしたか?
一番は「空間」でした。入り口からお部屋に入るまで、なんだか不思議な感じがあったんですが、しっくり来たんです。
そしてお部屋をまるっと借りられるので、自分の好きなインテリアでいっぱいにできますし、他のシェアサロンにはない雰囲気でした。
個室は広すぎず狭すぎず、居心地もよかったですね。「リラックスできる落ち着いた接客」を意識しているので、私との相性もよかったのだと思います。
──お部屋のこだわりがあれば教えてください。
韓国が好きなので、“韓国カフェ”のような雰囲気作りを目指しました。テーブルも韓国から輸入しています。
──実際にサロンビレッジで働いてみていかがですか?
とても満足しています。常日頃、私たちメンバーの声を拾い上げてくださるんです。
昨年の年末頃、繁忙期を見据えて「シャンプー台を増やしてもらえると助かります!」とリクエストしたところ、すぐに反映してくださって。
些細なことでもLINEなどで連絡が取れるので、何かあったらすぐに相談できる点も助かります。
ほしいのは“深い集中”と“好きなモノに囲まれた空間”だった
──最後に、サロンビレッジに興味のある方に向けてメッセージをお願いします。
独立した理由はいくつかあるのですが、その一つに、「もっと静かな環境で集中したい」「自分の好きなモノに囲まれて仕事がしたい」という想いがありました。
たとえば施術の場合、アシスタントと分業するのではなく、最初から最後まで一貫して担当したかったんです。そしてもっと落ち着く空間でおもてなしがしたかった。
サロンビレッジに来てから、その理想がほぼ全て叶っています。
きっと私と同じ気持ちを抱いている方は、少なからずいらっしゃると思います。そういった方に、ぜひサロンビレッジを検討してみてはいかがでしょうか?
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