たった75日で辞めた新卒時代。自由人の僕が譲れなかったポリシー
美容師歴9年目、フリーランス美容師歴5年目。進学校に進学するも、周りの目を気にせず、長年興味があった美容業界へ進む。わずか2ヶ月半で退職した新卒時代。そんな自分が、今は楽しく働けている理由を語る。
進学校出身の僕が、美容師になったわけ
──秋元さんが、美容師になったきっかけを教えてください。
野球少年だった中学時代を終え、高校生になる直前に、初めて美容室に行きました。そこで、「髪型一つで、こんなにも印象が変わるのか」と驚いたんです。
入学した高校で、美容師を目指している先輩に出会ったことも、美容師に興味を持ったきっかけの一つ。
文化祭で、友達の髪の毛をかっこよくセットしている彼の姿を見て、次第に憧れるように。美容を自分の中で楽しむだけでなく、「人にしてあげたい」と思ったんです。
高校3年生の夏には、周りの友だちが大学のオープンキャンパスに足を運ぶ中、僕は美容専門学校の見学に行きました。
──当時通っていた高校は進学校だそうですね。進学校から美容専門学校に進学するのは珍しい印象があります。
そうですね。ただ、僕が美容専門学校にいくことに関して、周囲から特に反対されることはありませんでした。
当時から尖っていたこともあり、「秋元なら、その道に進んでもおかしくない」と思われたのだと思います（笑）。
就職後、わずか2か月半で退職。根拠のない自信で自分を奮い立たせる
──専門学校を卒業し、晴れて美容師になった秋元さん。大変だったことはありますか？
卒業後すぐに就職したサロンは、体力的にも精神的にもかなりきつい思いをしました。
やる気満々で入社したものの、早朝から夜遅くまで働き詰め。何より職場の殺伐とした雰囲気にも耐えられず、わずか2か月半で退職してしまったのです。
その後、もう一度美容師として働くつもりで、アルバイトをしながら就職活動を行いました。
職歴が浅い分苦労しましたが、専門学校の知り合いのツテで、別のサロンに移ることができました。
──ハードな労働環境に早期退職と、かなり大変な思いをされたと思います。どのように乗り越えたのでしょうか。
「自分がもっと輝ける環境は、他にある」という根拠のない自信です。
卒業後すぐに就職したサロンでは、美容師の仕事自体は楽しんでいたものの、息苦しい環境にどうしても耐えられなくなってしまったんです。
「ここで働いていたら、美容師の仕事まで嫌いになってしまう」。
この状況を脱するには、とにかく今いる環境を変えるしかありませんでした。
「もっといい場所がある」「やるしかない」と自分を奮い立たせたことで、最終的には無事自分に合った環境に移ることができました。
「もっとこうしたい」が叶わないのなら、自分でやってしまおう
──秋元さんが、フリーランス美容師になった理由を教えてください。
サロンでは実現できないことを実現したかったからです。
独立前の僕は、お客さま紹介キャンペーンや個室空間など、サロンに対して「もっとこうしたらいいのに」と思うことが常にありました。
しかし、サロンに就職している身としては、このような初期コストがかかるアイデアを実行することは、そう簡単ではありません。
「より良いと思えるアイデアを形にし、お客さまに喜んでもらいたい」。そんな思いから、フリーランス美容師に転身しました。
──サロンビレッジを選んだ決め手は何でしたか？
僕が考える「最適な空間」を実現できる、と思ったからです。
サロンビレッジの個室は、天井が高く、広々としており、開放感のある空間が特徴的。「カスタマイズし甲斐がある」と感じました。
その空間を活かして、僕の個室は、ウッドやグリーンを基調とした落ち着いた空間に仕上げています。
また、お客様が退屈しないよう、Netflixを視聴できるiPadも設置。サロンビレッジを利用する前からお世話になっているお客さまからも、好評をいただいていますよ。
夢はないけど、「やってみたい！」に忠実でいたい
──秋元さんの描く、夢や展望を教えてください。
正直に言うと、具体的な夢は特に描いていません。
昔は「自分の店舗を持ちたい」という夢がありましたが、サロンビレッジで理想のサロン空間を作り上げたことで、少しずつその気持ちは薄れていきました。
描いた夢や展望に忠実になるより、経験を積む中で「やってみたい！」と思ったことに挑戦するほうが、僕には合っているようです。
やりたいことに出会ったときに、すぐにでも飛び込める柔軟性は持っていたいですね。
──最後に、サロンビレッジを検討している美容師に向けて、メッセージをお願いします。
サロンビレッジに来たことで、僕自身本当に選択肢が広がりました。
フリーランス美容師が気になっている方であっても、既にフリーランス美容師として働いている方であっても、サロンビレッジに来ることで選択肢の幅が広がるのではないでしょうか。
興味のある方は、ぜひ一度、足を運んでみてください。
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