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【業務設計部のメンバーって?】士業が中から見たナレッジラボの魅力とは

業務設計部のメンバーに、さまざまなテーマでインタビューするシリーズの第5弾です!
今回は、資格を活かして活躍されている会計士の松島さん・税理士の藤井さんのお2人にお話を伺いました!

▲(左)松島さん・(右)藤井さん

―最初に、士業としてのお二人のご経歴を教えてください!

松島さん:松島秀紀と申します。会計士です。30代のぴちぴちでございます!
大学卒業後はPwC京都監査法人に7年半勤め、その後OAGビジコムという大手税理士法人のグループ会社に入社しました。OAGビジコムでは主に上場企業とその企業が展開するフランチャイズ先に対して、内部統制を支援する業務を行ったり、決算業務の支援などの仕事をしていました。

藤井さん:つづいて、藤井翔太と申します。20代です!
私は税理士の資格を有しております。
経歴としてはPwC税理士法人に4年弱ほど勤めた後、1年間個人の会計事務所で主に中小企業の税務に携わっていました。
ナレッジラボへは昨年の9月にジョインしました。業務設計部だけではなく、経営支援部という会計事務所に近い業務を行う部署と兼務をしています。

松島さん:お互いPwC系列のところにいたんですよね。僕は監査法人ですけど。

藤井さん:COOの門出さんの出身でもありますよね。PwCはナレッジラボとゆかりが深いです(笑)

―そうなんですね!縁がありますね〜。ではつづいて、士業の観点から「ナレッジラボで働くことの魅力」について教えていただきたいなと思います

松島さん:私は今、業務設計コンサルということをやっています。その中で一番魅力的に感じるのは、「バックオフィス全般にタッチができる」点だと思っています。
会計士という資格を取ったこともあり、会計という分野に関してはすごく深く勉強してきたので知見があると思います。
ただ、例えば前職の監査法人では、監査の中でバックオフィスのことにも触れることはあるんですけど、深く関わることまでは基本的にないんです。あくまでも決算書上の数字が正しいかどうかという点が中心になるので、給与計算の仕組みとかを深堀りすることってあんまりなくて。結果、バックオフィスの根本に踏み込む機会はありませんでした。
でも今の業務は会計だけじゃなく、給与や経費精算等の、バックオフィス全般に関われるところが非常にいいなと感じています。
バックオフィスという広い視点から業務を俯瞰的に理解しつつ、それぞれの繋がりを考えながら最適なクラウドシステムの設計を考えることは、この会社でないと得られない経験ですね。

―ありがとうございます。いい話です。

松島さん:真面目に話します。たまには(笑)

―(笑)
バックオフィス全般をカバーされているということですが、その中で「士業としての強みを活かせた瞬間」っていうのはあるんでしょうか?

松島さん:バックオフィスのシステム導入って、どうしてもシステムを単に入れる人になりがちという課題があると思います。
でも、単にお客さまの要望を叶えるだけじゃなく、そこにプラスアルファで士業として専門家の知見を入れてコンサルティングができるのは強みですし、一番お客さまに付加価値を感じてもらえるところだと思います。

―ありがとうございます。
松島さんの会計士としての知識を標準化したり、広めていくための取り組みみたいなのは何かされてますか?

松島さん:みんなでレベルを上げていくことで幸せにできるお客さんが増えるので、知識の標準化や共有には積極的に取り組んでいます。
まず、導入支援については、資料やアジェンダをできるだけ標準化して、誰でも一定のクオリティが保てるように「プロセスの標準化」を進めてます。
過去に自分自身がやった業務については、出来るだけメンバーに背景から伝えるようにしています。メンバーに質問されたときは、単に「AはBです」って答えるだけじゃなく「何でAがBになるのか?」という背景や自分自身の考え方も話すようにしています。
その結果、松島の説明が長過ぎるっていうクレームをたくさんいただいてるんですけれども(笑)。

藤井さん:勉強会はよくやっていただいてますね。

松島さん:そうですね。勉強会や、マネーフォワードで新しいプロダクトができた時とかはできるだけ使ってみて利用した感想を共有したりとか、知見の共有は意識的にやってます。とはいえ業務設計部は、様々な業種から転職してきたメンバーで構成されているため、正直私が学ぶことの方が多くあります。なので、メンバーが色々な得意領域を共有して高め合う中で、私は会計士としての知識をメンバーに共有しているという感じですね。

―続いて藤井さんに、部署を兼務してお仕事をしてみていかがかをお聞きしたいです。

藤井さん:今、私は経営支援部と業務設計部で兼務させていただいています。
まず業務設計部の仕事をしていて僕が一番意義を感じているのが、さきほどの松島さん同様、バックオフィス全般のプロダクトの導入支援やその業務フロー図の見直しから関与できることです。
前職は小規模な会計事務所で、「経営者が見たい数値をどう頑張っても見れない」という状況になっている会社を結構たくさん見てきたんです。
税理士としては、申告書を作るっていうのが一つのゴールです。なので、もし経営者が一年間ずっと数値の見えない状態であっても、最後申告書を作る時にごりっとやれば、何とかなってしまうことも多いんです。
でもそうじゃなくて、よりタイムリーに経営の数値を見える化するために、バックオフィス全体をデザインするっていうところから業務を始めて、そのあとBPOや申告書作成とかに進めていけるというところにすごく価値を感じています。

―なるほど、業務設計部でバックオフィスを設計して、経営支援部で会計業務につなげていくということですね。
では続いて、DXが求められる中でのナレッジラボの役割を教えてください。

松島さん:
「システムを入れたけど使えていない」とか「入れる前の方が良かった」とか、「システムを入れたもののほぼ人力でやってる」とか、そういうお客さまって意外と多いんです。それではせっかく入れたシステムを活用できてないので、DXからはほど遠いよねという話になります。
DX化って、単にクラウドを入れたりとか、IT化することだけじゃないんです。本当の意味でのDX化は、システムの導入から仕組みを整えた上でクラウドから組み上げた情報を活かして経営に関わる意思決定をしていくことだと私は考えています。
たとえば会計のシステムを導入するという話だと、単にシステムを入れるだけでなくそのシステムを有効に使えないと意味がないですよね。こういった問題を解決するために、まず初めにお客さまの現状の悩みと、なにを実現したいかという要望をお伺いしています。その上で、悩みを解決する方法や、要望を実現するためにはどのような設定をすれば良いのか等をお伝えして納得いただきつつ、導入を進めるようにしています。
お客さまのDX化にナレッジラボがお役立ちできているのは、こうした取り組みの成果だと考えています。
また、弊社ではクラウドシステムの導入だけでなく、クラウドシステムを活用したBPO(※1)サービスも提供しております。クラウドシステムの活用とBPOサービスの利用によりお客さまは会計情報をタイムリーに、正確に入手できるようになります。
また、BPOサービスを通じて発見した問題点をお客さまにフィードバックすることで、お客さま側でよりクラウドシステムの活用を進めることができます。
こうやって、BPOサービスとフィードバックのサイクルを回していくことによって、バックオフィス業務をお客さまの最適にどんどん近づけていき、DX化を加速させたいと考えています。
会計士や税理士という立場で、バックオフィス業務全般の設計を監修しつつ、その後の運用であるBPOサービスまで責任を持ってサイクルを回すことができる。それがナレッジラボの役割ですし、むしろナレッジラボにしかできないことかなと思っています。

(※1 BPO:記帳代行を含む経理代行を行うサービスのこと)

藤井さん:本当にそうですね。クラウドを入れたけど、クラウドの良さである外部データとの連携とかいったことを結局全然活かせてないという会社も多いので。
導入支援もやりつつ、実際の運用もサポートできるのがナレッジラボの強みだと思います。

松島さん:また、導入支援の実績が500社を超えているというところもナレッジラボの強みです。システムをどれだけ有効活用するかということもDX化において必要なことですが、実績数のおかげでナレッジラボにはその知見もたまっています。
しかも業種に偏りなく色んな業種のお客さまでの実績があるので、その知見の幅も広いです。
なので、この実績という強みを活かして今後もいろんなお客さまを支援していくというのは、ナレッジラボの役割かなと感じていますね。

―ありがとうございます。次に、士業の見地から今後のナレッジラボで行っていきたい業務について教えてください。

松島さん:どの会社もIT化はだんだんできているものの、それをどうやってDXに向けていくのか、また各種法令とか内部統制とか含めたところをどうクリアしていくのかというのが今度は課題になります。そこの手助けをしたいです。
システムをどうやって活用するか・BPOを含めてどうやって効率化するかを、できるだけ会計・税務とか内部統制まわりの、士業だからこそ提供しうる専門的な知識を活かしながら解決したいと思います。
また、ナレッジラボでは予算管理のSaaSであるManageboardを提供しています。それを活用して「どうやってKPI作るための情報を集めていきましょうか」とか、そういうところまで一緒に提案して、お客さまに伴走をしていけるような関係を作って行きたいです。
そうなったらコンサルタントとしても、楽しく面白く業務ができると思いますし、きっと寝るとき楽しいですよね。いやー今日もよく働いたなー!みたいな。

藤井さん:いいですねー!寝るときと起きたときがハッピーなのはいいですね。

―たしかにそういう仕事ができるのは素敵ですね。ありがとうございます。藤井さんはいかがですか?

藤井さん:そうですね、業務設計部では「バックオフィスをデザインする」ということで、今マネーフォワードクラウドを中心にシステムの導入支援をしてますけど、それはあくまで手段だと思っていて。
例えば、「全部導入支援を終えてます」っていう場合でも、「でも実は、なんかうまくバックオフィス回ってないんだよね」というお客さまはいらっしゃると思います。そういうお客さまの状況をヒアリングして、現状のプロダクトをうまく使いこなすことでより理想的なバックオフィスを設計するといったような、そういうコンサルティングももっとやっていけたらいいなと思っています。
「バックオフィス体制で何か悩みがあったらナレッジラボに聞いてみよう!」って、そんな世界観を作れたらいいなって思っています。

―バックオフィスをトータルでサポートする、いいですね!

藤井さん:そうですそうです、バックオフィスから事業成長までずっとサポートします、ってイメージですね。

―素敵です!ありがとうございます。最後に、士業の皆さまに対するメッセージをお願いします!

松島さん:正直なところ、業務設計部の仕事は忙しいです。ただ充実してるなと思うことは結構多いかなと思っていて。
それは業務にスピード感があって、刺激的なことが多いからかなと感じています。だからこそ大変っていうのも思うんですけど(笑)
士業の人たちって、監査法人出身だったり会計事務所やコンサル出身等、バックボーンって結構ばらばらだと思います。でもどういう領域出身だとしても多分ナレッジラボの業務に活かす機会は大いにあると思います。
だから興味を持っていただいた方にはぜひナレッジラボの門を叩いていただいて、一緒に楽しく面白い業務ができるといいなという風に思ってます!

藤井さん:一般的な士業事務所とか監査法人で働かれてる方って、期日通りに動かないといけないとか、スケジュールに沿った業務とか、いわゆるルーティーンワークが多いと思うんです。
私自身がそうだったんですが、そんな中で、「自分ってこのままでいいのかな?」とか「なんかワクワクしないなぁ」とか、そういうことを思ってる人もいるんじゃないかなと思っていて。
「士業っていう資格をより活かして、もっとワクワクしたい!」そんな思いを抱いている方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に働きたいなと思ってます!

―ありがとうございます!

松島さん:楽しい仲間たちが待ってますからね!

―楽しい愉快な仲間たち。

松島さん:刺激的かもしれないですね!

藤井さん:刺激的な未来が待っております!

―(笑)ありがとうございます!


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