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理系男子から学ぶ、貯蓄の秘訣

記事のジャンル ⇒ お金・資産運用

理系男子は卒業後にメーカーなどの製造業に勤めます。そんな彼らは貯蓄が得意で、入社2~3年目にも関わらず1年間で100万円貯める人もいるようです。年収が比較的高いことも理由の一つですが、それだけではなく、あまり消費しないことも理由としてあげられます。彼らの消費性向から貯蓄のヒントを学びましょう。

●目次

・狭い部屋が節約につながる?
・食費の秘訣
・田舎に住むということ
・車には注意!

●狭い部屋が節約につながる?

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化学、物理、電機などを専攻した理系の学生は大学院を卒業後、多くがメーカーに入社します。彼らは研究職や生産技術職などの職種に配属され、工場勤務となります。本社は東京・大阪などの都市部にありますが、工場は安全性や土地の確保の問題から地方の田舎に置かれています。そのため周りにはアパートが少なく、数百人に及ぶ従業員の住居を確保するために社員寮が設置されることが多いようです。

このような背景から理系社員は寮に住むことになります。社員寮は風呂トイレなどが共用で、部屋が狭いため余り物を置くことができません。そのため寮に住む社員はショッピングの際に不要な物を買わないようです。必然的にミニマリストに近い生活様式になるため、出費を抑えることができます。

社員寮ではなくアパート暮らしの方は、あえて狭い部屋選ぶことで節約につながるかもしれません。家賃を抑えることもできます。

●食費の秘訣

ほとんどの場合、寮には食堂が設置されています。高くても1食あたり700円を下回るようです。自炊の方が安いですが、定価が決まった食事は節約につながるかもしれません。毎食コンビニで購入する場合、お弁当のほかにスイーツ・お菓子などを購入しがちです。500円だけ消費するつもりでも目に入ったもの手にしてしまい、1000円になるかもしれません。外食の場合も同様に、800円の定食を頼むつもりでもサイドメニューや飲み物を追加で注文し、1000円を超えてしまうでしょう。自炊するとまではいかなくても、1食当たりに使う金額を必ず決めておくことで節約につながるでしょう。

●田舎に住むということ

前述のように理系社員が勤める工場は田舎にあり、誘惑が少ないことが節約につながるかもしれません。寮生活では周りに何もない寮と会社の間を行き来するだけです。車でも歩きであっても途中で見かける店舗は少なく、衝動的に立ち寄ることは無いでしょう。しかし都市部で電車通勤をしていたらどうでしょうか?乗り換えの駅にはカフェや雑貨屋が併設されています。仮に帰宅の度にカフェで毎回400円を使っていると、20日間で8000円になります。その他出費を合わせると1万円を超えるでしょう。田舎に住む理系男子の場合はこの1万円を貯蓄・投資に使うことができます。

今現在、都市部に住んでいる方が田舎に移住することはできませんが、田舎の生活を参考にすることができます。例えば毎週月・水・金曜日を寄り道しない日と定めることで余計な出費を抑えることができるでしょう。田舎に住んでいるように周りに何もない状況を作り上げるのです。

●車には注意!

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節約が得意な理系男子ですが、そんな彼らでも貯蓄ができない人たちがいます。年収が高く、小さな出費が少ないのに貯蓄できない人たちに共通するのは車にお金をかけすぎているという点です。地方勤務では車が必須となる場合があり、出勤に使う車にお金をかけているようです。車好きであれば仕方ありませんが、そうでないならば新車を購入する必要は全くありません。一人暮らしでドライブに興味が無ければ中古の小型車で十分でしょう。車の価格が上がるほど自動車税、車検代がかさむので注意しましょう。

●まとめ

1.無駄なものを買わない、1食あたり食費を定める
2.寄り道しない日を定める
3.車は安く抑えよう

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