呼吸とハラミ
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【呼吸と横隔膜】
皆さん、ハラミは好きですか?
お肉好きな人はご存知かもしれませんが、ハラミは牛の横隔膜です🥩
今日はハラミのお話です。
人間が生きていくのに呼吸が大切なのは当然です。
でも、呼吸がどうやって行われているかは意外と知らない人も多い。
実は呼吸という運動の80%は横隔膜が担ってくれています。
肺の下にある横隔膜という筋肉が上下に動いてくれることで、肺に広がったり縮んだりして空気の出入りがおきているんです。
ちょっとだけ詳しく言うと、
息を吸うときは、ドーム状になってる横隔膜が収縮し、ドームの天井が下におりてきます。
息を吐くときは、下におりてきたドームの天井が緩むことで上に戻っていきます。
呼吸において大切なひとつの指標として、このドームの天井の上がり下がりする幅(以下ZOA)というものがあります。
ちゃんと吸えて、ちゃんと吐けてるということは、このZOAの幅がちゃんと確保されてるということ。
逆に呼吸が浅いと言われる人たちは、このZOAの幅が狭いとなるわけです。
原因はいろいろあるんですが、ZOAが狭くなることで起きるデメリットは、
・内臓が上がり下がりしない
(これは便秘や消化不良に影響)
・重力が上がり下がりしない
(安定してるわけではないよ、コントロールしにくいってこと)
・骨盤底筋の動きも少ない
(頻尿や婦人科系の不調、足のむくみや冷えに影響)
などなど🥶
呼吸が浅いってことは、それだけたくさんの不調の原因になってるかもってことです。
しっかり吐いて、しっかり吸って、柔らかいハラミを作り出しましょう🐄
ところで、四つ足歩行をする動物たちの横隔膜って上下に動いてるんですかね?前後に動いてるんですかね?🤔
詳しい人いたら教えてください。
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