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総合型選抜で評定は必要?78校のデータから調査

株式会社ノックラーン 長期インターン生のいうとです。

「総合型選抜では評定が必要」とよく言われますが、果たして評定はどれくらい重要視されているのでしょうか?

この観点から、共通テストが不要な総合型選抜を実施する難関私立大学および国公立大学78校のデータをもとに、総合型選抜で必要とされている評定について詳しく解説します。

なお評定を必要としている大学でも、高等学校卒業程度認定試験に合格し、その資格で総合型選抜を受験する場合、評定が必要とされないことが多いです。詳細は、各大学の公式サイトよりご確認ください。

また総合型選抜に英検は必要かどうか、併願はできるかどうか、同じデータから調査した記事も公開しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
https://note.com/knocklearn/n/nbebfa795990f
https://note.com/knocklearn/n/n91a70a8ad0e9

注意:
同じ大学の同じ学部・学科でも異なる入試方式を持つ場合、それぞれを別々に扱っています。

なお難関私立大学・国公立大学78校の一覧は、以下のページよりご覧いただけます。
https://ao-navi.knocklearn.com/show_all?keyword=

6割以上が評定不要

難関私立大学・国公立大学78校のデータをもとに、評定について調査した結果、6割以上が評定を必要としていないことが分かりました。

評定を必要としていない大学の例としては、関西学院大学 文学部や北海道大学などが挙げられます。

評定を必要としている大学の例としては、慶應義塾大学 文学部 自主応募制による推薦入学者選考(評定4.1)、東北大学(評定4.3)などがあります。

また評定を必要としている場合は、写真のような分布になっており、評定4前後が多いことが分かります。

全科目の評定以外を求められる場合も

先ほどのグラフの通り、全科目平均の評定を求められることが多いのですが、一部の大学では一部科目だけの評定を必要とされる場合もあります。

一部科目だけ評定を必要としている大学の例としては、上智大学 文学部哲学科(外国語・国語・地理歴史それぞれの評定が4.0以上)、明治大学 理工学部機械情報工学科(数学・理科・英語それぞれの評定が3.8以上)が挙げられます。

また全科目の評定または一部科目の評定、その両方を求められる場合もあります。

このことから総合型選抜を受験するのにあたって、評定は重要視されていますが、必ずしも評定が高くないという理由で諦める必要はないということが分かります。

総合型選抜を受験するために、多くの大学を比較して検討することは大変だと思います。

株式会社ノックラーンでは、専攻や場所、英検の資格、併願の有無、評定によって、あなたに合った総合型選抜のある大学・学部学科を絞り込める「総合型選抜ナビ」というサービスを提供しています。無料で利用できますので、ぜひお試しください。
https://ao-navi.knocklearn.com/

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この記事の執筆担当者
いうと

通信制高校に在学中の高校1年生。株式会社ノックラーンの長期インターン生として、記事制作やSNS運用などを主に担当。
Twitter:@iuto_025

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