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代表福本が語る、高校生の未来を切り拓くKnockLearn DIVEへの想いと魅力

株式会社ノックラーンでは、高校生向けプログラム「KnockLearn DIVE」を運営しています。

今回は、株式会社ノックラーン代表の福本さんに、このプログラムを開始したきっかけについてインタビューしました!

⸻まず自己紹介をお願いします。
兵庫県姫路市出身で、幼少期から高校卒業まで、学習塾を営む祖母と母親、高校の校長を務める祖父という教育一家の中で育ちました。地元の私立白陵中学・高校を卒業したのち、九州大学経済学部に入学。

大学を1年休学し、イギリスにあるUniversity of Leedsに入学しました。そこで、少人数ならではの主体的に自らのことを発信できる教育を受けたことで、海外大学生と比較して、日本の若者は将来の夢やありたい姿がなく、キャリアに迷うことが多いことに気が付きました。

教育は社会のインフラだということと、現代において公教育が提供できている教育と社会で求められている力にギャップがあると常々感じていました。なので、キャリア教育や探究学習の整備が必要だと思い、将来的に起業して、教育事業をやりたいと思うようになりました。

また一方で、自分たちのサービスをお客さんに届けるための営業に関して全く経験がなく、想像もつかなかったため、まずは営業力を身につけることを目的にビズリーチに入社しました。

ただ1年ほど働いた後に、営業はコミュニケーションでどうにかなると気が付き、会社を辞め、学生時代から小規模で事業立ち上げを行っていた、オンライン家庭教師「KnockLearn」サービスをもとに、株式会社ノックラーンを創業しました。

現在は「KnockLearn」だけではなく、高校生向けプログラム「KnockLearn DIVE」やスタートアップ向けの中途採用支援サービス「Recboo」を運営しております。

詳しい自己紹介については、以下のインタビュー記事にあるので、よければご覧ください!

⸻「KnockLearn DIVE」について教えてください。
「KnockLearn DIVE」は、高校生向けのオンラインプログラムです。4ヶ月で実践的なスキルを身につけ、修了後に就業型インターン等に参加できることが特徴です。プログラム期間中には、社会で活躍している社会人を招いた特別講演会も開催しています。

これまでに、株式会社あるやうむ様(ふるさと納税×NFT)、オンライン個別学習塾エアスタ様(教育事業)、株式会社ノックラーンの3社で、インターンシップを実施しました。

オンラインプログラムという特性もあり、全国どこからでも参加でき、実際に参加者の半数以上が地方からの参加でした。また高校1年生から3年生まで、学年に関係なく、参加される方が多いです。

⸻なぜ「KnockLearn DIVE」をはじめたのでしょうか?
高校生は、その後の進学先や就職先などの大きな意思決定に向けた重要な時期です。

自分自身も高校生のとき、家族や先生以外がどのような仕事をしているのか全くわからず、将来どのような仕事をやりたいのか、実際にその仕事をやるために大学の学部をどう選べばいいのか、正直あまり分かっていなかったです。

将来的に、自分で事業をやりたいという思いは高校生のときからあったので、経済学部を選んだのですが、当時のことを振り返ると社会や仕事について知ったうえで、自分自身のキャリアを模索できればよかったという思いもあります。

そのためには、学校で行われている職場体験などではなく、就業体験やビジネスで必要とされる実践的なスキルの獲得の機会が必要であると思っています。しかし学校や家庭では、そのようなキャリア教育を提供しづらいので、民間企業としてやる必要があると思いました。

また実際に働こうと思ったとしても「何か社会経験を積みたいが、スキルもないから難しい」「まずはスキルを体系的に学んでから働き始めたいが、学ぶ場所が分からない」などの課題もあります。

なので「KnockLearn DIVE」では、Instagram運用や3Dモデリングなどの社会で求められているスキルを身に着けられるようになっています。

⸻他に、社会で求められているスキルを身に着けられるプログラムはあると思いますが、それらのプログラムとは何が違うのでしょうか?
他のプログラムでは、スキルを身につけるだけになってしまっていると感じています。

ビジネスコンテストや職業体験では、机上の空論で終わってしまっていたり、経験したとしても数日など短期間で表面的です。学校でキャリア教育をする場合、中長期に支援することは人手不足で難しく、そのような制限のない民間企業から行うことに意義があると考えています。

なので「KnockLearn DIVE」では、スキルを身につけるだけではなく、その実践として提携企業へのインターンシップを行い、運営メンバーがそれをサポートしています。

⸻インターンシップというと大学生が行うイメージがありますが、高校生向けに提供しているのはなぜですか?
過去に、大学生向けのプログラムに携わったことがあるのですが、目先の就活で内定を取るために、本質からズレることが多いと感じました。

また、大学生になると、就職活動で多くの準備が必要なため、柔軟な考え方を持つのが難しくなったり、周囲の意見に影響されやすくなることがあります。

そのため、変容性が高く、かつ比較的時間を自由に活用しながら試行錯誤できる高校生に提供することが重要だと思い、高校生向けのプログラムにしています。

⸻これまで0期生、1期生に向けてプログラムを提供してきたとのことですが、実際に受講した高校生の変化は感じますか?
「KnockLearn DIVE」を受講する高校生は、「起業に興味がある」、「総合型選抜を受験する予定」「やりたいことを見つけたい」という主に3つの理由が多いと感じています。

修了した高校生の中には、自分が立ち上げたコスメブランドの発信や、知人の病院のInstagram運用を引き受けるようになるなどの変化がありました。また「KnockLearn DIVE」の経験を活かして私立難関大学に合格した受講生もいます。

受講する前は、やりたいことが見つからなかった高校生も「KnockLearn DIVE」でスキルを身に着けたり、インターンシップを経験したことで、やりたいことが明確になったこともありました。

⸻今回、Instagram運用コースだけではなく、3Dモデリングコースを展開するとのことですが、この2つのコースを選んだ理由を教えてください。
Instagramは高校生にとって身近ですが、高校生向けのInstagram運用に関するプログラムは少ないと思います。

Instagram運用コースでは、デザインやSNS運用、マーケティングについて学べます。起業を考える高校生にとって、インスタ運用は広報・マーケティングの1つの手法として最適で、かつ起業に必要不可欠であると言っても過言ではないです。

またデザインのスキルは、SNS運用だけではなく、ポスターやプレゼンの作成などでも役立ちます。プログラムを通して、自らものをつくって生み出すプロセスも経験できると思います。

3Dモデリングコースを開講する理由は、技術進歩によりメタバースやWebサービス上での3Dモデリングの活用など世の中のニーズが高まっており、学びたい高校生は多いものの、高校生向けの3Dモデリングコースが少ないためです。また、3DモデリングはInstagram運用と同様に自らの手でものづくりに近い体験ができる点も魅力です。

⸻これから「KnockLearn DIVE」で取り組んでいきたいことがあれば教えてください。
これまで非常に多くの高校生から受講したいという声をいただいておりますが、金銭的な理由でこのプログラムへの参加を諦める高校生も多くいました。

なので、今後プログラムの価格を可能な限り下げ、かつ優秀な成績を残した受講生の受講料を返金する「特待生制度」や、支払いの難しい学生は一定期間の支払いの延長ができる「成長払い」などを取り入れたいと考えています。

⸻これから「KnockLearn DIVE」に、参加する高校生へのメッセージをお願いします。
「KnockLearn DIVE」を通して、「実際に起業した」、「総合型選抜に合格した」などの分かりやすい結果だけではなく、実際に学んだことを社会で実践してみたからこそ、得られた感覚や学びを大切にしてほしいと思います。

このプログラムを通じて、自分の興味関心を見つけ、将来のありかたを考えるきっかけにしてほしいと思います。たくさんの高校生の参加をお待ちしています!


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