通信制高校から総合型選抜の受験で気をつけたほうがいいポイント【AO入試】
通信制高校は評定も取りやすく、使える時間の多さから課外活動に取り組みやすいため、総合型選抜(AO入試)が適していると言われることが多いです。実際、私が在学している通信制高校でも、一般入試より指定校推薦や総合型選抜をオススメされる印象です。
しかし通信制高校に在学している高校生が総合型選抜で大学を受験する場合、いくつか気をつけたほうがいいポイントがあります。この記事では、通信制高校から総合型選抜の受験で気をつけたほうがいいポイントをご紹介します。
通信制高校の履修科目では受験資格がないことも
通信制高校では、全日制高校よりも単位数を減らしているため、例えば数学Ⅲなどの科目を履修しないことが多いです。
履修しないことが卒業に影響はありませんが、一部の総合型選抜では、特定の科目を履修していることが前提条件となる場合があります。特に理系の学部では、そのような条件があることも多いので、志望校にそのような条件がないか注意が必要です。
慶應義塾大学 理工学部(英語はコミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱを含み、合計14単位以上履修していること。数学は数学I・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学Bを含み、合計15単位以上履修していること。理科は物理基礎・物理・化学基礎・化学を含み、12単位以上であること。)
早稲田大学 創造理工学部(数学Ⅰ、Ⅱ、A、Bを履修しており、かつ理科の合計取得単位数が10単位以上であること。)
明治大学 文学部史学地理学科日本史学専攻(日本史Bあるいは世界史B、またはそれに準ずる科目を4単位以上履修していること。)
注意:上記は2023年度の情報です。
進路指導が参考にならないことも
これは通信制高校によっても異なりますが、あまり総合型選抜の対策に力を入れていない高校の場合、進路指導が参考にならないケースも多いです。
例えば、私は年数回しか登校しない広域通信制(全国どこでも入学できる高校)に在学しているのですが、指定校推薦等で入れるところに入るという雰囲気で、総合型選抜や一般入試の対策については触れられることは少ないです。
また全日制高校であれば、受験モードになると思いますが、進路選択が幅広い通信制高校では、そのような雰囲気になりづらいです。そういった雰囲気に流されないよう、自分で情報収集を行い、計画的に準備する必要があります。
またあまり総合型選抜の対策に力を入れていない高校の場合、総合型選抜で実施されることの多い、小論文や面接などの対策について相談しづらいと思います。そういった方には、社会人講師によるオンライン家庭教師サービス「KnockLearn」がオススメです。
学校行事がない場合も多く、学校外のプログラムに参加することが重要
総合型選抜では、高校時代に取り組んできたことをもとに、大学で何をしたいのかが重要視されます。高校時代に取り組んできたこととして、文化祭実行委員や生徒会長としてのエピソードを話すことも多いです。
ただ通信制高校では、学校行事がないことも多いため、学校外のプログラムなどに積極的に参加することが重要になります。
とはいっても、どのプログラムに参加すればいいのか分からないという方は多いかもしれません。そんな方には、課外活動としてスキルを身に着けて、就業型インターン等に参加できるオンラインプログラム「KnockLearn DIVE」がオススメです。
オンラインのプログラムなので、どこに住んでいても参加できます。最初から何らかのスキルを身に着けている必要はないので、他のプログラムと比較して、参加ハードルは低いと思います。ぜひ一度、サイトをご覧ください!
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