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YouTuberマスタードの芸人魂

YouTubeをメインに「配信」をLIFE(生活、人生)にしている「マスタード」と名乗る若い女性がいる。コンテンツの基本的な内容はゲーム配信だったり雑談だったり多岐にわたるが、とりたてて独自のものはない。顔は出さないスタイル。

ただ、マスタードの最大の特徴は「とにかく自己開示しまくる!」というマインドを基に作られている。否、とりつくろってないので「作る」というより「垂れ流してる」といった表現が相応しい。
なので彼女自身が公言してるように汚言症の塊というか、下品なワードな連発で、配信は時に喧嘩腰なのだ。
いつ炎上してもおかしくない。しかし私が観測するかぎり一度も炎上していないし仮にしたとしても本人もファンもおそらく動じないだろうな、という安心感すらある。

これはもうひとえに「中の人は本当は人の愛を知っている優しくていい子」だからとしか言いようがない。

世の中の「配信者」はあれこれ作を練るし、「ガワ」を作ることに努力する。しかし彼女はここ数年間、動かない猫の「オリキャラ」を置いて喋るのみだ。そのストイックさは江頭2:50なみの潔さである。そう、彼女は外見こそ「普通の若い女の子」であるが芸人魂としてはエガちゃんの領域に達しているのだ。これはもう技術と才能と肉親の愛情が生んだ美しい結晶と言っていい。

ただ、気掛かりなのが(本人が公言してる)メンタルの病、というか発達障害をもっていて、それゆえにとても生きづらさを感じてすごしているので、リスナーからもらった優しいコメントという「愛」を過剰に受け取った時にオキシトシンと同時にドーパミンまで過剰に出ているように感じるフシがありそれが彼女の生きづらさに負荷をかけているようにも観て取れるのだ。
現に、最近の配信では風邪なのに楽しそうに配信している。

人間の脳や筋肉は常にリミッターがあるからこそ長生きできる。このまま彼女が爆走すると「太く短い花火」になりそうでだいぶ怖い。
もうユダヤ教の安息日のように強制的に「○曜日は絶対に配信しない!理屈なんてない!神がそう言ってるから絶対だ!」みたいなルールを作った方がいいのではないだろうか?

嘘でもいいから「エガちゃんですら、定休日決めてますよ」と彼女のリアルな知り合いや親族が言ってくれるのを望んでしまう。


↓とても癖があるので苦手な人はチャンネル登録しないだろうが私、オハラのファン(ありがとうございます)だったら笑ったり泣いたりしてくれるんじゃないかな?と思ってます↓

マシンガントークやキンキン声を受けるのが大嫌いな私が、なぜか飽きずに聴いている珍しい存在です。

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