恋人が劇薬 双極性障害のわたしが今の旦那と出会ってから・その後

恋人が劇薬~双極性障害のわたしが今の彼と出会う前とこれからのこと~｜かなざわ能登｜note

双極性障害の私。男にだらしない爛れた生活をしていたけど今の彼(現旦那)と出会い憑き物が落ちたかのように生活を改めた。

自分を大事にすることを始めた。

まずは睡眠時間の確保。
悲観的になることを辞める。
好きなものをちゃんと好きと言う。
嫌なことは嫌とハッキリ言う。
自分に良いと思ったことは何でも試す。
無理はしない

意識的にこれを変えるだけでも大分違う。
少なくとも私はこれを変えただけで生活に締まりが出来てきたなと思った。
その頃愛読していた自律神経を整える感じの本(語彙力がない)のお陰もあって
少しずつではあったが生活の向上を測れた。

定期的に👓も連絡をくれたし会いに来てくれた。ただそれだけが嬉しかった。

そうした生活がしばらく続いた頃、祖母の家を出ることを決めた。
やはりずっと祖母には迷惑を掛けられないし、これ以上心配も掛けさせたくなかった。精神的にも自立を図りたかった。
それから👓から嬉しい報告を貰った。「結婚を前提に考えている」と。

それほど間もなくして一人暮らしを始めた。駅から徒歩10分圏内。祖母のマンションも通える範囲。初めての自炊だったり洗濯だったり、何もかもが新鮮だった。
生活に追われるうちに元カレのことも次第に思い出さなくなった。

全てがいい方向に周り初めていた。

こうして👓と結婚して、義実家で暮らすようになってからはもう男漁りもなくなったし
フラッシュバックも自傷行為も少なくなった。本当に👓には感謝してもしきれない。
そして現在は環境にも慣れてメンタルも大分落ち着いてきたので仕事も始めている。当時の私からしたら考えられないほどの進化だ。

劇薬だった私はこうして毒気を抜かれ、普通の女になった。
あの時人生に絶望していた私よ、今の私はこんなに幸せなんだよ。