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いきなりステーキの報告劇場型経営は誰の為?

大いに反省しております。

今回、言いたい事は、最後のこの言葉である。

一瀬社長の想いがそのまま、フランチャイズ加盟店の店舗に張り出されている。

通常の企業であれば、社長の文章には、広報部の手が入る。
謎の部分はこの部分だ…。

『ご新規のお客様が硬いステーキをたべられた時もう二度と来られないばかりか、悪い口こみが店を台無しにします。誠に申し訳なく思います。』

これは、新規のお客様への謝罪ではなく、誰に謝っているんだろうか?これはフランチャイズのお店へ?
台無しにされても新規のお客様は全く困らない。

第二弾の声明かと思えば、人気らしいワイルドステーキが、硬くなく、美味しく提供するよう加盟店へのお願いのような気がしてきた。

しかし、創業社長のSOSを店舗を使って発信する姿は、好感を持って受け入れられた。次に求められるのは、その反省点の改良だ。

今回は、その一番緊急課題が浮き彫りになった気がした。それは、加盟店へのお願いを社会にも可視化してお願いしている劇場型の本部の陳情スタイルだ。

コンビニエンスストアの社長が、ファミレスの社長が24時間営業の中止。このような貼り紙スタイルでやる事はできない。

フランチャイザー側のカリスマ経営者だからこそ出来ることだと思う。しかし、創業者の文章の一字一句に誰もチェックが入れられない、入らせない体制そのものが、これまでの成功と今回の事態を、招いているような気がしてならない。

次の一手に注目したい。


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