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何でもない日記

実家へ断捨離しに帰った話

6/24
12:30
「いつぶりに帰ったっけ」とスマホのカメラロールを過去に遡るくらいには、久しぶりに実家に帰った。確認したところ今年の正月ぶりだったので、まぁそこまでブランクが空いたわけではないんだけど、新幹線からホームに降り立った瞬間は思わず「あぁ」と周りをゆっくり見渡した。

母が断捨離を始めた余波が、私にも影響している。「実家の荷物を片付けに来い」とのお達しがあったので、言われた通りに従う。我が家の司令塔である母には逆らえない。

一人暮らしをしてずいぶん経ったので、生活に必要なものは今の家に全てそろっている。となると実家に残されているものは、「生活の必需品ではないけど、捨てるのは惜しい思い出の品」という、なんとも判断の難しい代物ばかりだった。

19歳の誕生日に友達からもらった手紙、大量のプリクラ、寄せ書き、無理やりギャル文字で書いた交換ノート…その他、多数。

母の断捨離は終活だという。ふぅんと笑いながら聞き流したけど、そういえば母の母、つまり私の祖母は60代で亡くなってたなと思うと、笑い話にはならないかもなと、ちょっとだけ寂しくなった。

仲良し4人組の話

6/26
19:00
久しぶりに女友達4人で集まった。
月一くらいで集まっていたのに、こうして全員で集まってお酒を飲むのはやけに久しぶりだった。何でだろう。

今日はしっぽり飲むぞー!と言いながら、大衆居酒屋でメガジョッキを煽る会だったので本当に最高だなと思った。
未来のこと、下ネタ、仕事、過去の失敗、恋人のこと、そして下ネタ。全部大事な話。

ところで、アボカドの天ぷらって美味い。

面接の話

6/27
10:00
とある企業に面接に行った。名前を呼ばれるまでの間、フリーアドレスでPCを広げる若い女の子達を何人も見かけて、「若い人がいる会社はいいな」としみじみ思った。
全く自慢にならないのだが、面接経験は豊富なので、落ち着いて話せた。

15:00
家に戻り2時間近く眠って、目が覚めたらこの時間。先ほどの面接は不合格だという通知メールが来た。早くない?

評価点:冷静に俯瞰的に物事を見れる
懸念点:大人しくプレッシャーに弱いイメージ

40分程度の面接でここまで見抜かれるとはすごいな。伝えたいことは伝え切った上での結果だったので、そこまで落ち込まなかった。特に懸念点なんか、事実だしなぁ。

友達のコンサートの話

同日
17:30
荻窪のタイ料理屋にいた。友人のコンサートが18:30からあるためだ。
差し入れにルミネで買ったちょっと良いお茶を携えて、店の中から降りそうで降らない空を見ていた。

タイ人のおばちゃん店員が気さくで、「何食べたい気分〜?」「雨降らないね〜」「(料理)辛い〜?」と友達ばりに話しかけてきた。可愛い。

18:30
今回のコンサートは、オーディションを勝ち抜いた音大生、もしくは音大卒の新人たちの発表の場だった。
煌びやかなドレスが入れ替わり立ち代り、激しいピアノソロから、管楽器の穏やかなアンサンブルまで、さまざまに演奏される。

友人は以前noteにも書いたオペラ歌手。

彼女は登場から、自信に満ち溢れた笑みをたたえていた。誰よりも堂々と、華やかに、コンサートのトリを飾った。
私は訳もわからず泣きそうだった。かっこよかった。彼女の普段の努力を知っていたせいかもしれない。

逃避したい話

6/28
じめじめの天気と気圧の乱れで、すこぶる体調が悪い。ついでに機嫌も。

最近スマホの電池の減りがやたら早い。買い換えて1年近く経ったから、じわじわ摩耗していっているんだな。

私の摩耗も回復したいから、上高地辺りでリフレッシュしたい。
休みの日でもお構い無しにくる仕事の連絡がウザい。ハワイに行った時もカンボジアの時も業務連絡が来た時は流石に辟易した。1ヶ月くらい機内モードにしてフケてやりてぇな。

まぁあの、小心者の遠吠えなんですけど。

#エッセイ #日記

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