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日記 味の記憶

ここ数日は朝おきたら適当になにかパンとかを食べてからプールに行って泳いでいる。1時間の券が最短なので200円で買うのだが、2、30分くらいで上がる。そうしないと疲れてそのあと一日中ぼんやりして何もできない。でも今日は病院を予約してあったからプールには行かなかった。病院から帰るときにスーパーでいろいろ買って帰る。ネギとか。ネギが出たトートバッグを持って家に帰り、ラーメンを作って食べた。辛いラーメンは基本的に苦手なのだが、食べれるラーメンが近所にあって、そのラーメン屋の袋入りのパックがスーパーで売っている。そのラーメンは最初3人分入っていた気がしたのだが、いつしか2人分になり、ついには1人分になった。あとはスーパーから消えるしかない。そうすると食べられない。なぜ近所のラーメン屋に行かないかと言うと、高いからだ。ラーメン一杯に対して800円払う金がない。というか800円の価値を感じてないんだと思う。でも300円くらいならまあいいかと思えてしまうのだが、800円で本物を食べたことがあるから300円のラーメンで味を記憶で復元し、思い出して食べているような気がしてもいる。アルコール抜きの飲み物をアルコールを飲んだことがない人は飲まないのと同じことなんじゃないか。
僕は記憶を食べているのか。味を舌で感じているのか、脳みそで感じているのか。

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