kano

小さな冊子が好きです。リトルプレス、ZINE、同人誌、小冊子…いろんな呼び方があります…

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小さな冊子が好きです。リトルプレス、ZINE、同人誌、小冊子…いろんな呼び方がありますが、どれも良いなぁと思っています。

最近の記事

一月と六月、四月と十月

有山達也さんは、大好きなデザイナーのひとりだ。 (あと葛西薫さんと大島依提亜さんも) 職業柄、毎日たくさんの本を見ているが、「この本のデザイン有山さんぽいなぁ」と思うと結構な確率で当たるのは我ながらすごいと思う。 その有山さんが書かれた本がある。『装幀のなかの絵』という本だ。出版は「港の人」という地方小出版なので、あまり普通の本屋さんには置いていないのかもしれない。わたしがこの本に出会ったのも、旅先である鳥取の小さなお店だった。 セカアカ生なら有山達也さんといえば、“岡戸

    • 『街並み』 長野県

      『街並み』は、初めて出会った、地域のことが書かれているリトルプレスです。もしかしたらリトルプレス自体、これが初めて手に取ったものかもしれない。 出会いは二十歳くらいの頃。恵文社さんで手に取った記憶が。いや、ガケ書房さんだったかな……?この頃は、この二大本屋さんが憧れのお店というか京都でいってみたい本屋さんという感じでした。 『街並み』は長野県のリトルプレス。冊子は40ページ前後(多分)。サイズはB6(多分)。7割くらい、ずーっとその街のカラー写真が載っていて、一行の文章も

      • 10年

        2011年に、リトルプレスを作りました。 滋賀の湖東辺りを紹介したものです。 もう10年近く前になるということにびっくりするし、なんだか怖い。自分自身は環境含めてほんとに何も変わっていないので余計にそう感じるのかもしれません。 その間に、遠くのイベントに参加させてもらったり、逆に取材してもらったり、人の前でお話したり……。本当にいろんな経験をさせてもらったと思います。そうでなければ出会う事のなかった人、やりとりすることのなかった人、久しぶりに連絡をくれた旧友。 今までき

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