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親の心こ知らず

梅雨入りしたそうで。

むしむしむし。

家の窓を開けて風を通すのが好きだけど、

暑そうなここ(パグ娘)のために、冷房始めました。


さて。

ベルリン行く行く詐欺みたいになってるけど、

やっと、

やっと、

やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっと、

ベルリン行きが確定した。

「コロナの影響でほにゃらら・・・」が、

もう言い訳の常套句のようにすら感じられる最近。

2019年の11月に退職を申し出たところから移住計画がスタートしていたわけだけど、

プラン→実行→変更を余儀なくされる→プラン練り直し→実行→変更を・・・

ってのをもう半年以上続けてきている。

その集大成感が、今月になってどどどっと押し寄せた。

辛い決断もあったけど、反面ありがたい支援もあった。

ぶつかり合ったことは数しれず、反面気づきもあった。

もう何から書いていいかわからない。

早く終えたい。

終わらせたい。

心労がすごい。

けど!ここが最後の踏ん張りどころだと言い聞かせて。


今、東京のマンションに、こことふたりきりで残っている。

るか(ダックス)、るーにー(ソマリ)、

シトラ(コガネメキシコインコ)、あんこ(イシガメ)は、

全員実家で預かってもらっている。

とても淋しい。とても。


理由を簡潔に書くなら、

(ここに至るまでの過程にはいっっっっっろんなことがありすぎるまた書く)

まずシトラとあんこをベルリンまで連れて行く手段が今現在ひとつもない。

インコとカメを受け入れてくれる航空会社もカーゴサービスも停止している。

ありがたいことに、とてもありがたいことに、

そんな様子を見かねて実家の両親が預かると申し出てくれた。

それも、とても快く。

人間の都合で生き物を人に委ねることには、

かなり抵抗があるけど、

本当にかなりの抵抗があるけど、

ここで地団駄を踏んでコマを進められずにいるよりも、

状況が落ち着いたら迎えに行く手段をとった方が

家族全員のメンタルを良好に保てるのではないかと。

ということで実家(宮崎)への飛行機を予約し、シトラとあんこを預けることに。

で、あつとのVISAが6月に承認されそうだからそれを待って一時帰国し、

るか、るーにー、ここをベルリンへ連れて行こうと。

その予定に合わせて、マンションも6月いっぱいで解約の手続きをとった。

ら!

予約をとった飛行機はほにゃらららーな理由で、動物乗せられませんと。

じゃあ、と説明を踏まえて飛行機取り直した。

ら!!

犬猫3匹無理だってよ!!!!パグ無理だってよ!!!!!!

国際線の動物輸送って、人間が飛行機のチケットを取った後でペットのオファーを入れて、

しかも先に他の人のオファーがあったら無理というなんとも不親切な段階を踏まないといけなくてさ、

いざオファーしたらあれですよ

「コロナの影響で・・」ですよ。

ひとり○件じゃなくて1機○件の規制があるとか、

トランジットが○時間以上じゃないとダメとか、、

(それは仕方のないことだと頭ではわかっている)

でも、パグについては乗せられる航空会社が限られているからと、

事前に何社も問い合わせてリスト化してたのに、

OKって言われてたのに、はぁ!?


これね、今では外資の洗礼だと思っている。

もういろんなところに何十回何百回といろんな問い合わせをしたけど、

日本みたいに誰に何を聞いても親切丁寧に同じ答えが返ってくるって少なくて、

人によって返ってくる言葉も対応も全然違う。


結局なんだかんだすったもんだあって、

(ここも色々あったありすぎた、、、書く元気ない)、

最初に予約をとった航空会社とは別の航空会社で1匹だけ連れて行けそうと。

でだ。

この時点で宮崎へ行くのは2日後に迫っている。

両親へ相談し夫婦で話し合い、

るかとるーにーも実家で預かってもらうことになった。

なぜここを残したか。

いちばん手のかかるこだということ、

そして何より国内線にパグを乗せることはできないから。


こどもたち4人をひとりで連れて(当日の朝は大戦争も大戦争)、

なんとか飛行機も無事に過ごしてくれて、

待ってくれていた両親の手へ。

私は実家へは寄らず、空港でお別れ。

実家には80代の祖母がいることも考慮して、

東京から来た私が接触することを避けそのまま同じ日の便でUターン。

(ちなみにこの日の飛行機も当初の予約は欠航になって変更してる)

ぎりぎりまで、というか、

乗っている飛行機の中でもこれでいいんだろうかとずっと考えていた。

この子たちを置いてまでして、私が行かなければいけない場所なのだろうかと。

実家で不安なく暮らせるだろうかと。


その夜。

実家とのFacetimeで、まぁぁぁなんとも満足気な表情のこどもたち。

ずっと前から住んでいる自分の家かのようなくつろぎよう。

そりゃね、うちより広いしね、空気も良いよね、そうよね。

私の心配はなんだったんだろう本当にめちゃくちゃ心配したのに。

心細いだろうな不安だろうなって。

でもまぁ人見知りしないこたちでよかった。

必ず迎えに行くから、楽しく過ごしててね。

(いざ迎えに行った時に拒否られるんじゃないかってくらいくつろいでるw)

預けてから約1週間経った昨日のFacetimeでも両親にべったり。

そしてみんな超絶満足気な表情。

そ、そう。

まぁ不安にされるより良かったけど。

でもね、もしかするとね、ものすごく察することができるるかだから、

彼女なりに状況を理解して頑張っているのかもなと思ったりも。


そして私とここは、7月5日に日本を発ちます。

あの常套句さえなければ。

マンションは30日までだから、

出発までここと泊まれる宿をあつとが探してくれましたありがとう。

ここまでくるのにたくさんのトラブルだらけだったから、

やっと確定したとは言えまだ全然気持ちが落ち着かない。

来週引き取りにくる引越しの荷物の、超細かい資料作らなくちゃいけなくて辛かった税関怖いよー、、。

国際線も短期間で結局3回キャンセル入れたから、

クレカの額が一時的に怖い額になってるw

動物検疫の資料とか、戸籍謄本とか、大型家電家具の処分とか、マンション立会とか、諸々手続きとか、、

まっだまだてんこ盛りだけど、もう一踏ん張り。

今のところは順調順調。

もうあの常套句聞きたくない。


今日は久しぶりに未来の明るい話しができた。

進むしかない。

動くしかない。

幸せになるしかない。





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