見出し画像

五泉ニット企業紹介vol.1 高橋ニット株式会社

五泉市には五泉ニットの製造工程に携わるたくさんの企業がありますが、フェスに初めてお越しの方は各社の特徴を知らない方も多いはず…ということで、ご来場いただく皆様へ向けて順番に企業紹介をして参ります。

ニットフェスの予習はもちろん、五泉ニットを作っている企業はどんな会社で、どのようなこだわりや思いがあるのかを聞いていきますので、ファンの皆様にも私たちのこだわりが伝わると嬉しいです!

画像1


高橋ニット株式会社
〒959-1876 新潟県五泉市泉町2-3-15
Tel : 0250-43-3221 (代表)
https://www.takahashiknit.co.jp

事業概要、自社のこだわりについて教えてください

当社は戦後まもない昭和35年に新潟県五泉市にて創業、当初メリヤスセーターなどの製造からスタートしました。

スクリーンショット+(23)

画像9

その後、時代の変遷と共に多くのアパレル企業から依頼を受けOEM(相手先ブランド名製造)を行ってきました。ニットの製造のみならずパターンや縫製の技術や設備の導入などを行い、商品製造の効率化、商品管理の正確さに努め、国産ニットの品質向上に向け地場産業である地域の同業他社、関連企業と共に取組んできました。

画像2

誠実であり続ける「ものづくりへの姿勢」ニットと向き合うときの視線は、常にまっすぐで真摯に、「袖を通して嬉しくなる。そんなニットを」。

この思いは、創業時から変わらず、高橋ニットが受け継いできた確かなものだと考えています。

aboutアイロン


自社製品があればご紹介ください

「あなたがあなたらしくいられる」をコンセプトにオリジナルブランドのPRODIGAL(プロディガル)をECサイトにて販売をしています。

画像5

カシミヤ100%シリーズを中心に展開しており、中でもアームウォーマーやハンドウォーマーなど指の出ているタイプの手袋はスマホやパソコンが使えて便利で人気です。

画像6

画像7

ネックウォーマーやレッグウォーマーは、テレワークや在宅時間が増えたことにより、室内での寒さ対策として着用されるお客様もいらっしゃいます。

カシミヤは高級素材ですが、ぜひ日常使いしてそのあたたかさを実感して頂きたいです。その他にもロングカーディガンなど人気商品が沢山あるので、公式オンラインショップでチェックしてみてください。

会社で大事にしていること、方針などがあれば教えてください

市場に出回っている国産ニットはわずか2%という状況で、流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を大量生産し、短いサイクルで販売するファストファッションが隆盛ではありますが、一方で大量に余らせ廃棄するという事実も社会問題となっています。

コロナという危機が改めてSDGsという我々が未来の為に達成しなければならない目標を再確認する機会を与え、限りある資源を大切にするという観点からも大切なものを選ぶ意識が将来的にはより高まることが推測されます。

画像11

そういった中で五泉ニットが本当に良いものとして大切にされて、歴史と伝統の日本のニットが改めて世界へ広がることを願っています。

最後に、お客様へメッセージをお願いします!

2021年11月20日の五泉ニットフェスと同日に倉庫をリノベーションした直営ショップをグランドオープンする予定です。

体感をひとつのテーマにした施設にしたいと考えており、ニットの素材の違いや作りを肌で感じたり、モノづくりの生産背景を直接ご覧頂いたり、アンバサダーとなって頂いた方との商品企画などの場所にもしていきたいと考えています。

7正方形

お店というより情報発信基地でありラボラトリーのようなイメージです。

ですので当店の商品はその場でご購入頂かなくても大丈夫です。ECサイトでもお買い求め頂けますし、送料も無料なので、購入だけの目的だけではなく、お気軽に体感しにお越し頂ければ幸いです。

スクリーンショット+(16)

フェス当日は「ニットのまち・五泉」の魅力をたくさんの方々にお伝えし、五泉から生まれる高品質なニット商品を、たくさんの人にお届けしたいと思っています。

地場産業として地元の方々に応援して頂けるよう、加えて今はコロナ禍でなかなか難しいですが、多くの方が五泉に来て頂き、ニットだけではなくそれ以外の施設やお店を回遊し、五泉の魅力を一人でも多くの方に知ってもらえたら嬉しいです。

皆様にお会いできることを心から楽しみにお待ちしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?